Re: 5年7ヶ月、1,000万語通過報告

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10875. Re: 5年7ヶ月、1,000万語通過報告

お名前: ヨシオ http://yoshiobook.exblog.jp/
投稿日: 2008/6/24(11:48)

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 marinさん、1000万語通過、おめでとうございます。ヨシオです。

〉皆さん、こんばんは。marinです。

〉5年7ヶ月、多分、歴代2位の最長記録で1,000万語を通過しました!
〉(たった今通過したような書き方ですが、1ヶ月以上前に通過しています。。)

 おめでとうございます!わたし、1200万語あたりをうろうろしています。

〉記念すべき通過本は、かなーり前から決めていたDifferent Seasons
〉by Stephen Kingです。これでKingの本は通算11冊目。一体、Kingの著作を
〉全部読み終わるのに何年かかるんだっていうローペースですが、ライフワーク(爆)
〉として取り組みたいと思います。
〉Different Seasonsですが、一生、King先生についていくよ!と思わずにいられ
〉ないくらい良かったです(*^^*)。Kingの本より面白いと思える本に出会う
〉ことはあっても、Kingより好きになる作家は出ないだろうって本当に思います。 
〉何がそんなにいいかというと、人物描写とか心理描写とかの濃さ(笑)です。

 Kingって、邦訳で読んでも描写が饒舌(悪い意味じゃないですよ)な感じなので、英語だと難しいのではないかと思っています。

〉私はこのところ話題?になっている脳内映像派なのですが、私の場合、この脳内
〉映像は文章の濃密度?によって変わるようで、映像の前に何枚ものレイヤーと
〉いうかスクリーンがかかっていてかなり遠くの方で演技(笑)が行われたり、
〉全くレイヤーがかからず、かなり近くで演技が行われたりするのですが、Kingの
〉場合、自分が演技をしているのかと錯覚するくらい近くで行われていて、臨場感
〉が破格になるためかと思います。他にもいろいろありますが、Kingを語り始める
〉と長くなるので(爆)、この本の中の4つの話のそれぞれの感想を軽く書いて
〉終わりにしておきます。

 自分で無理やりイメージを作っているときはありますね。自然に映像が現れたらいいのですが。

〉こんな書き方をすると、5年も多読をして1,000万語も読んで、全く英語が
〉できるようになってないかのようですが、そんなことはもちろんないです。 
〉おかげさま?でTOEICも900点を突破し(L:445, R:460)、ようやく論外レベルで
〉はなくなった感じはします。ただ、仕事上求められている英語力が常に自分の
〉英語力より上なので、すぐイヤになります(爆)。

 Nativeに近い能力を求められるのでしょうね。すごいな〜。わたしのTOEICは、800点も遠い遠い夢です(笑)。

〉とりあえず、愚痴?はこの辺にしておいて、1,000万語を通過して、
〉どういう変化があったかを書いていきます。

〉<語彙に関して>
〉多読をして一番自分の中で変わったのは語彙に対する考え方です。
〉多読前は、自分が知っている語と知らない語の2種類(正確にいうと以前覚えた
〉記憶があるが意味がわからない語(爆)の3種類)しか語彙の種類はありません
〉でしたが、多読後はもっと細かくなって下記のような種類に分類されるように
〉なりました。

〉*知らない単語
〉*1つ、またはいくつかの意味を知っているだけの単語
〉*意味を良く知っている単語
〉*Output Readyになっている単語
〉*Outputで使える単語

〉多読で辞書を引かないで語彙が増えるかどうかや辞書を引かないで単語の意味が
〉わかることが素晴らしいみたいな極論?にのみ焦点があてられている感じが
〉しますが、個人的には多読の真髄は、多読をすることによって、単にいくつか
〉意味(もしくは訳語)を知っているだけの単語が、良く知っている、または、
〉Output Readyの状態にまでなるということにこそあるのではないかと思って
〉います。 

〉語彙がたいへん少ない人はそうではないと思いますが、もともとそれなりに
〉単語を覚えた割には本が読めないという人の読めない理由は、知らない単語が
〉あるせいということよりも、知っていると思っている単語が実はよくわかって
〉いないということにあるのではと思います。

 自分で知っている単語のの意味では、どうもこのお話の場面ではあわないあな〜、という感じはありますね。多読で、だんだんと、この単語の意味の範囲が広がって行ってくるのでしょうね。

〉特に、簡単と言われている単語であるhaveやgetやgiveのような単語は、逆に
〉守備範囲の広い単語なので、自分がわかっていると思っているほどわかって
〉いないことが多く、それが読めない原因になっているのではないかと思います。
〉(個人的には、いわゆる簡単と言われている単語は、最頻出語なだけであって、
〉決して簡単な単語ではなく、むしろ、1つしか意味がないようなBig wordの方が
〉簡単な語と定義しても良いのではと思っています。)

 Big Wordなら、英和辞書を引いてもそれなりに意味は合っているかもしれませんね。簡単な土着の単語、Norman系ではなく、Anglo-Saxon系の単語は、広い意味を持っているので、色々と意味を説明した本などを読んでも、やはり多読で、そのお話の場面場面で体に感じ取らないと、単語の意味が分かってはこないのでしょうね。

〉それが、多読を通して、たくさん読むことで、自動的に触れる機会も多い
〉最頻出語がわかるようになり、自分が良くわかっている単語が多くなり、PBも
〉読めるレベルにいけるのかと思います。 上の単語の種類で言うと、一番上の
〉ものが2番目になるより、2番目のものが3番目になることの方が、多読をする
〉ことによって培われる英語力?な気がします。

〉<読むことに関して>
〉今は英文を読むのにストレスはありません。仕事上読む英文はもちろんのこと、
〉普通のPBもふつうに読めます。辞書の使用に関してはその時の気分次第で、
〉引きたい時は引くし、引きたくない時は引きません。辞書があってもなくても
〉平気というところでしょうか。ちなみに私は名詞系を英英で引くと、なぞなぞに
〉なってしまうのでご法度?の英和で引くことが多いです。基本的に辞書で
〉書かれたことが日本語であっても、私の場合、英語→日本語の翻訳機能は昔から
〉破壊的に壊れているので、特に何か影響があるとかはありません。
〉しょせん、辞書に書かれていることはヒント?みたいなものなのでそれを覚える
〉こともないしで気にしていません。また。辞書を引いて単語が覚えられるような
〉高度な能力も持っていないので、辞書を引いて覚えられなくでもそれがむしろ
〉普通なので気にしません。

 ついつい、辞書を引くと、覚えておこうと思って、でも、覚えられないので自己嫌悪に陥りやすくなります。その時だけ分かった気になればいいやと思った方がいいですね。

〉<書くことについて>
〉読むと書くことはリンクが強いのか、こちらもストレスがひじょうに少なくなり
〉ました。もちろん、素晴しい文章が書けるようになったわけではないし(笑)、
〉仕事に関係ない文章は今でも苦労しそうです。

 書くことはぜんぜんできません(汗)。まあ、そのような必要性がないですから。

〉<聞くことについて>
〉多読を始めて、Listening力がつく人が多いようですが、私は多読によって影響
〉があったのは楽に聞けるようになったというだけで、大幅なListening力増加は
〉残念ながらありませんでした。Listeningに効果があったと思えたのはshadowing
〉ですが、これは他の方同様、私もなかなか続かなくあまりできていません。
〉それで、今更ながら発音練習とかしています(爆)。 ようやく、発音できない
〉音は聞き取れないという意味がわかってきたところで、Listening効果に期待
〉しています。 
〉あと、今更、海外ドラマも見始めました。お金をけちって日本語字幕がない
〉ものを買いましたが、英語字幕で見ると、字幕を見るのに必死でほとんど耳が
〉留守状態になるので失敗したかと思いましたが、少しずつ慣れてきました。 
〉でも、今のところ、Listening効果よりも早読みの効果(聞き取りが厳しい
〉ところは早く話すところで字幕を読むのが鍛えられる(笑))の方が高そう
〉ですが。

 なかなか聞けないですね。GRや簡単な児童書のAudiobookでListeningをしている程度です。いつもTOEICでも、Listening Sectionの点数はReading Sectionと比較しても低いです(泣)。

〉<話すことについて>
〉未だにかなりひどいレベル。多読を始める前は単語英語か丸暗記フレーズが
〉使えるのみのような状態だったのが、文法とか間違いまくりといえども、
〉センテンスで話せるようになったので、すごい進歩ともいえますが。。。 
〉それでは、皆さん、Happy Reading!

 marinさん、これからも、Happy Reading!


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