Re: 樽の穴は必要だからできるのではないでしょうか?

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[賛成] 10250. Re: 樽の穴は必要だからできるのではないでしょうか?

お名前: 酒井@tadoku.org http://tadoku.org
投稿日: 2007/12/23(23:10)

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ありあけファンさん、こんばんは!
さかい@tadoku.orgです。

アーニャさん、こんばんは!!

〉 私の場合は,多読以前は
〉   文法の復習→(SVOCなどの)分析的方法→只管音読
〉という順序で勉強していました.
〉伊藤和夫先生の書籍はほとんど全部読みましたし,『英会話・ぜったい・音読』シリーズも入門編は繰り返しやりました.
〉でも,この時は今から思えば,樽の穴は全開だったのかもしれません.
〉 その後,多読に出会う(2003/7/27)のですが,最初の150万語までは,
〉スムーズ(水の表面張力で樽の端のほうにどんどんたまっていった)だった
〉のですが,その後の約100万語は,停滞を繰り返しながら,
〉主として樽の中央の大穴を埋めるのに費やしていたような気がします.
〉例えば,時間のあるときはスムーズに楽しく読めるけど,時間のない時にまで
〉長い作品を読もうとするから停滞を招くなどなど...
〉わかってしまえばなんでもないことが,その時はなかなかわからなかったです.

ごめんなさい。この「わかってしまえばなんでもないこと」って
なんでしょう? とっても大事なことのような気がするのですが・・・

〉〉〉自分にとって、何が楽しいのか、楽しみ方を一番知っている子供がうらやましい(><)

〉 子供さんは,脳の指令に素直にしたがっているのでしょうね.
〉大人は,脳が拒否していることを強引に押し付けたりしてしまっても,
〉それに違和感を覚える感覚そのものが麻痺している.
〉そのような不自然な状態でインプットしてしまったものを,多読している
〉時に浄化することができるのでしょうが,その時に生じた老廃物は捨てる必要がある.
〉そのためには,樽に穴が必要になるのだと思います.

ぼくが「頭のすすぎ洗い」と呼んでいたことだと思います。
「老廃物」と言わずに「洗濯機にこびりついたカビ」と言っていた。

〉このように考えると,
〉「樽に溜めようと思うと穴が開き,無心の状態になれば穴がふさがる」
〉のも
〉「かつて,お勉強モードをやりすぎた場合になかなか穴がふさがらない」
〉のも全て説明できると思います.

なるほど・・・
Julieさんが「楽しく読めば穴はふさがるのでは」と言っているのと
似ていますね。そして、かのんさんの「穴の大きさが、変幻自在」とも
通じると・・・

〉うまい手ではないかもしれませんが,
〉「樽の穴は,樽の中に純度の高い水を貯めるために必要だから
〉開いたり,なかなか閉じたなかったりするのであって,
〉穴の必要性がなくなれば自然に閉じる」
〉と考えておくのが適切だと思います.

そう考えれば、たかぽんのいうように、
穴自体を忘れてしまえるわけだ! なるほど・・・

〉〉今回だけは、Happy reading!! はなし。
〉〉Happy readingできないから悩んでるのに!って言われそう・・・

〉これで HAPPY READING!!! でありますように!

ぼくからも、アーニャさん、穴を忘れて、Happy reading!!

ありあけファンさん、Julieさん、たかぽん、かのんさん、ありがとー!!!

(それでも「樽の穴の研究」は続く・・・)


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