Re: 多読通信205号を読んで「あちゃ〜」

[掲示板: 100万語超 報告・交流 -- 最新メッセージID: 13567 // 時刻: 2024/4/26(13:48)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[電球] 10219. Re: 多読通信205号を読んで「あちゃ〜」

お名前: 酒井@tadoku.org http://tadoku.org
投稿日: 2007/12/21(23:37)

------------------------------

アーニャさん、はじめまして!
さかい@tadoku.orgです。

理科クラブ部長、こんばんは!
地下牢からこんな所へ出てきてしまいました。
地下牢で原稿書いてたほうがみなさんに迷惑をかけなくて
よかったのかも・・・

〉酒井先生はあまり心配しなくてもいいと言ってくださっていますが、
〉SSSコラムの樽の穴を読んで、「あちゃ〜、これ私のことじゃん!」とうろたえています。

いきなりおどろかせてごめんなさい!
でも、たくさん読んだはずなのに、
「(日本語のように)軽々と読めない」
「第一、楽しめない」
「進歩した気がしない」
「試験の点数が上がらない」
「語彙が増えた気がしない」
「仮定法はいまだにわからない」
などと「ないない思考」に陥っている人たちは、
「そうか樽に穴があいていたのか!」と
原因がわかってほっとするのでは?

なにしろ原因がわかればもう問題は解決したも同然といいますからね!

〉受験のため、単語集から単語を覚え、文法を頭につめこんだ私は、
〉おそらく穴だらけのような…。
〉多読を始めた頃は、今まで感じたことのない英語が溜まっていく感覚が肌で感じられ、
〉子供のようにわくわく、うきうき多読を楽しんでいました。
〉しかも、この頃は月2,3冊しか読んでいなかったのに、それで満足だったんですよね。

〉しかし、多読にすっかり慣れ親しんでいくにつれ、大人の悪い癖が顔を出してきました。
〉それが、酒井先生のおっしゃる「読書の楽しみは内側にあるのに、外側が気になってしまう」です。
〉私の場合は、どんどん英語を吸収していきたい(ちゃんと吸収しているかは、?ですが…)という思いが先走ることで、そういう状況がこれまでに何度かありました。

うんうん、そういう人はいーっぱいいますね。

〉最近は、Chat in Englishで英文を書き始めてから、
〉多読をしているとき、やけに文法に目がいっちゃうんですよね。。。
〉「易しい単語でこういう時、こんな風に表現できるんだぁ。今度書くとき、参考になりそう。」という具合です(^^;
〉どうせ忘れてしまうのに。。。

お勉強モード、意識的学習モードですね。
「樽の穴、正体見たり、意識的学習」
というくらいですから・・・

〉「いかん、いかん。ストーリーを楽しまな」と慌てて我に返ります。
〉英語を書くという行為は楽しい、書きたいという時にだけ書いているので、別に気負っているわけではありませんが、
〉裏目に出ているのかなぁ(×〜×;)??

裏目に出ていますね。
先へ進みたい気持ちは痛いほどわかります。
ぼくだって、いつも先へ先へと焦ってきた・・・
そして今のていたらくです。

〉いざ書くとき伝えたい事が、なかなか英文で出そうで出ないときはもどかしいですね。
〉(レベル3の児童書を読んでいると、私も書けそう、書きたい!なんて思うんだけどな…)
〉この前初めて「子供式」の方にお邪魔させてもらい、「書く」を読んだのですが、
〉ことごとく書く3原則を破っていたので、これからそれを注意して書いていこうと思います。
〉「読む」ように「書く」方も、量をこなすとうまくなっていくといいのですが…。
〉少し話がそれてしまいました。

いえいえ、反れてませんよ。
先へ進みたい気持ちが強いから、意識的学習に走る、
楽しみは置き去りになる、つまらない、意欲にブレーキがかかって
いよいよ進まなくなる、進んでないと思うから余計に先へ
進みたくなる、振り出しへ戻る・・・

〉とにかく、穴がたくさ〜んありそうな私は、少ししょんぼり。
〉自分にとって、何が楽しいのか、楽しみ方を一番知っている子供がうらやましい(><)
〉今までの英語教育を恨みますぅ(><)

ほんとにね、辞書と文法と試験と・・・
ぼくらはしょいきれないほどの大荷物を背負わされているのです。
それなのに、まだ棄てきれないのですよ、荷物を。
学校に飼い慣らされた哀れな酒井です。

〉では、修復方法が見つかることを願っています!Wish you luck!

そうなんです。原因が見つかったので、
問題は半分解決したようなものなんですが・・・
まだたしかには見つかっていない。

いや、提案できることはあるんですよ。
「とにかく楽しみましょう」って勧める手もあるし、
「何も考えないで読めるやさしいものを!」もあるし、
「滝に打たれてこい!」なんていうのもある。

でも、それは全部「精神論」なんですねえ・・・
もともと樽の穴は気持ちの持ちようと言う面が強いようなので、
そこで、「気の持ちようだよ」っていってもねえ・・・

なにか、こう、すぱっと「お勉強モード」から逃れられる
うまい手はないもんでしょうか?
たとえば森鴎外の「寒山拾得」に出てくる
「ぱっと顔に水を吹きかけたら頭痛が治った」みたいな・・・?

今回だけは、Happy reading!! はなし。
Happy readingできないから悩んでるのに!って言われそう・・・


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.