800万語通過しました!

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10022. 800万語通過しました!

お名前: アーニャ
投稿日: 2007/10/14(15:17)

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「Anne of Avonlea(赤毛のアンの2巻)」で800万語通過しました。
これが初めての通過報告なので(なんだか緊張ぉ…)、今日に至るまでのことを大まかに綴っていきたいと思います。

◇絵本のこと
多読当初、図書館に棚2つ分の英語の絵本がぎっしり詰まっているのを発見!嬉しくて嬉しくて、「全部読んでやろう!お金が浮く〜!」と意気込んで絵本ばかり読んでいました(笑)
しかーし、「絵本だからといって侮る無かれ」で、中には詩的すぎるもの、韻を踏んでいるもの、難しい単語がいっぱいの絵本があって、—英語圏の小っちゃい子達はこんなのを読んでいるんだよなぁ—と気落ちしたこともしばしば。でも、それ以上に絵本から学ぶことはけっこうあって、今につながる何かの役に立ったんじゃないかなと思っています。
あっ、すっかり『図書館英語の絵本制覇計画』はもろくも崩れていますが、今では疲れた時癒してくれるお供として絵本は定着しています。

私のお気に入りの著者の一人は、The Polar ExpressやJumanjiで有名なChris Van Allsburgです。あの何ともいえない不思議な世界を作り出すところとマッチした緻密な絵が大好き。最近読んだ「Ben's Dream」「The Sweetest Fig」も虚を衝かれる内容で面白く、すごく良かったです。
ちなみに、Allsburgの絵本に必ず(?)どこかに登場する目にブチのあるワンちゃんを探すのも楽しみの1つだったりする。

◇シリーズもの
Harry Potterシリーズ
今年の夏、最終巻で賑わいましたね(^∀^)
やっと念願かなって自力で読めたハリポタは6巻。読み終えたのは、07年07月17日。これは運命?なんとこの日は、Amazonの7巻予約締切日!何かに急かされるように注文。そして、世界中の一心不乱に読んでいる人達の1人となって最終巻を読んだ私でした。
本を閉じた後、胸が一杯だったのに、あっという間にHarry達とのお別れを悟り、胸がポカンと空いたような寂しさに襲われました。今はもう大丈夫ですが、あの時は「Harryとさよならなんて、嫌だぁ嫌だぁ」と言っていましたね(笑)
Harryと多読。原書初挑戦の5巻があっけなく5章で撃沈してた頃が懐かしい!

その他にも、Saga of Darren Shan、Heartland(Special Editionはまだですが…)、Little House、Fudge、Shadow Children(最終巻を残すのみ)と色々読んできましたが、シリーズものっていいですよねぇ。
その著者それぞれの文章の個性を感じることが出来るし、その著者がよく使う単語というのがあって、身につける可能性が高い!またその物語に特有の単語というのがありますよね。何といっても、気に入れば2巻3巻ととっつきやすく、主人公の成長を見ていけるのが楽しい所です。
今は、通過本のとおり、「赤毛のアン」にはまっています(●^U^●)

◇音のこと
シャドーイングはあまりしていません。唯一「Holes」のオーディオがあり、たまぁーに思いついた時、聞き流すように聞いている程度です。
でも、多読を始めて、明らかにヒアリング力つきました!映画や海外ドラマが好きなのでよく見るのですが、断然前より聞き取れる単語が多いし、短い文章なら何を言ってるかわかります。
また、字幕を英語にして映画を見ることもあるのですが、私の大のお気に入りの映画は、アニメ「アナスタシア」です。
ロマノフ王朝のアナスタシア皇女は生き残っていた!?と随分昔騒ぎがあり、それをアレンジしたもののようです。ディズニーのようにミュージカル仕立てで、ストーリーもいいし、音楽がとっても素敵なんです☆
声優もメグ・ライアン、ジョン・キューザックと豪華キャスト!
英語字幕はYL4くらいで英語が聞き取りやすいので、映像つきLRとしてどうですか?お子さんをお持ちのお母さん方は気に入っていただけると思います(^O^)/

◇多読を始めてからの思い出の本たち(タドキストさんにはどれもおなじみですが…)
・Holes(Louis Sachar)
おっきな達成感を感じ、こんな本にもっと出逢いたいと多読の駆動力となった大切な1冊。もう何度も再読していますが、全然飽きないです。

・Walk Two Moons (Sharon Creech)
洋書で初めて泣いた本。最後にびっくりすることが待ち受けているストーリーが大好きな私にとってどんぴしゃでした。

・Sarah, Plain and Tall (Patricia MacLachlan)
易しい英語でこんなにも優しく温かな物語が書けるのにびっくりした本。続きを読んでなくて、早く読みたいぞ!

・Anne of Green Gables (L.M.Montgomery)
こういう本に出逢えるから多読をやめられません!実は、今まで「赤毛のアン」という名前だけは知っていたのに、Anneが孤児だったことも全く知らなかった私。子供の頃、なんでこんなすばらしい本を読んでいなかったんだろうと後悔しますが、そのおかげで今こうして、生のAnne,Marilla,Matthew,Diana,Gilbert,Avonlea,そして、Green Gablesを体中で一杯感じることができたことを幸せに思います。こんなに1章ごとに笑わされ、心魅かれる言葉に出会い、胸いっぱいになってしまう小説があっただろうか。愛情が溢れ出て、涙したのもこれが初めてじゃないかな。
美しい自然の中で、友情を育み、沢山勉強して、家族の温かさに触れながら成長するAnneは、無邪気でいて、凛としていて眩しかったです!モンゴメリーさん、ありがとう!!

◇最後に…
易しい本からスタートするSSS多読法を無視して(ごめんなさい!)、いきなりYL3から出発し、がむしゃらに絵本を読んだ時期もあったり、YL4−YL7を中心に進んでいるずぼらなコースをきた私ですが、多読をしてきて感じることは、
(1)英語に対する抵抗がなくなったことが1番ありがたい!苦手なものは何でも、まず抵抗感がなくなってこそですものね。
(2)受験英語でこびりついた垢を「英語のシャワー」で流している実感がある。関係副詞節?やSVOC?なんて今聞くとうんざり。こうだから、こうなんだぁーっという感じです!
(3)楽しいってすばらしい♪             ということです。

でも最近、今までのずぼらがたたったのか、今無性にYL2−YL3の本を沢山読みたくてしょうがない状態です(笑)YL3あたりの本は英語の基盤ということですし、真剣にブッククラブ、検討中。
そんなこんなで、自分なりにくねくねとした多読の道を歩いていますが、Happy Readingの精神は皆さんと一緒です!


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