絵本報告 その34(長いのでお時間のあるときに)

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802. 絵本報告 その34(長いのでお時間のあるときに)

お名前: アトム http://abookstop.blog8.fc2.com/
投稿日: 2005/5/20(12:31)

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アトムです。こんにちは。
社会科の続き、と思ったのですが、政治経済ねえ・・・、ネタがなくて(爆)。
何とかひねり出して、政治を一つ。

The Day Gogo Went to Vote -- South Africa Aplile 1994 Sharon Wilson レベル2 総語数1,600語 ★★★★★
(邦題:不明)

Elinor Batezat Sisulu作。南アフリカの先住民に初めて選挙権が与えられた日の様子です。
Gogoとはおばあちゃんのことです。
Great-Granddaughter Thembiは、100さいのおばあちゃん。
ここ数年家から出たことのないおばあちゃんが選挙に行くというのでみんな驚きます。
マンデラさんが大統領になったときの選挙の様子です。
どれほどの思いをおばあちゃんが持っていたかと思うと、★★★★★になります(笑)。

 
社会福祉、というのはどうでしょう?

Moses Goes to a Concert Isaac Millman レベル2 総語数600語 ★★★★
(邦題:不明)

Mosesは耳の聞こえない男の子。クラスメートと一緒にコンサートに行きます。
耳が聞こえないのに、どうやって音楽を楽しむのでしょうか?
知らないことが結構ありました。見開きごとに簡単な手話(Signing)の解説があったり、
さらにフルセンテンスが手話で語られているところもありました。これが興味深かったです。
手話ってなんとなく世界共通なんだと思っていましたが、文法が違う!と目からうろこでした。
よく考えたら当たり前なのですけれど、思いもしなかったので。
最終ページには手話のアルファベットが載っています。
アメリカの手話は”American Sign Language(ASL)”って言うのだそうです。ためになりました。

 
もうネタはありません。経済ネタは探したくありません。
で、まあ、比較文化の一環として、無理やり世界各地の昔話をご紹介。

コスタリカから。
When Woman Became the Sea : A Costa Rican Creation Myth Cristina Acosta レベル3 総語数930語 ★★★
(邦題:不明)

Susan Strauss作。躍動感のある力強い絵です。
コスタリカのCabecarとBribri という先住民の間に伝わるお話。
フォントが面白いです。文字の配列からも躍動感が伝わってきます。
木と水が生まれたときのお話です。
コスタリカには熱帯雨林があるんですか?
(地理弱いぞ・・。コスタリカはどこにあるんだ・・)

The Owner of Light Irene Savino レベル3 総語数700語 ★★★
(邦題:ひかりがうまれたとき)

月と太陽がどうしてできたかというベネズエラの言い伝え話。
(べ、ベネズエラ・・・、聞いたことあるけど・・)

The Mouse and His Hat  Eliardo Fran レベル0 総語数110語 ★★★★)
(原題:O rato de chapeu  「Chapeu」のeにアクセントのようなものがついていました)

Mary Fran作。 M.Owaki/S.Ballard/英訳。ブラジルのお話のようです。
この手の話はどこにでもありそうだけれど、これはとってもシンプルでした。
帽子をかぶったネズミ。変な帽子、とみんなにいわれるけれど・・・。
(ブラジルはどこにあるか知ってるよ!)

Blackard Marta Koci レベル2 総語数1,400語 ★★★★
(原題:Schwarzack)

Elisabeth Crawford英訳。オーストリアで書かれたお話。
人が怖れて寄り付かないおばあさんのところに怖れずに遊びに行くMarie。
そこには真っ黒な恐ろしく大きな犬がいました。
おばあさんとMarie、そして犬とMarie。
子供のほうが真実を見極められるんだな、と思いました。
(オーストリアはだいたいあそこらへん)

次は中国ね。中国はどこにあるか知ってる。
The Five Chinese Brothers Claire Huchet and Kurt Wiese レベル3 総語数1,000語 ★★★★
(邦題:シナの五にんきょうだい)

長男:海をも飲み込める 
次男:鉄の首を持つ 
三男:足が伸びる 
四男:絶対焼かれない 
五男:いつまでも息を止めておくことができる
という特技を持つ、そっくりな中国人の5人兄弟の話。
この5人でいったいどんなお話になるか乞うご期待。

The Tiger Monster  Li Han Wen(李漢文) レベル3 総語数2900語 ★★★
(原題:虎姑婆)

Guan Guan(關關)作。M. Owaki and S. Ballard英訳。
あかずきんちゃんと、さるかにがっせんをあわあせたようなお話。
イラストといっても絵じゃなくて、ペーパークラフトっていうのかな?

Wake Up, Your Majesty!  Li Han Wen(李漢文) レベル3 総語数1000語 ★★★ 
(邦題:おねぼうこうてい)

Hao Goang Tsair作。幼くして皇帝になったTien Chi。これもペーパークラフト。
皇帝は早朝から仕事があって早起きしなくてはいけない。
皇帝はまだ子供で、ゆっくり寝ていたい年頃なの。彼はある晩こっそりベットを抜け出します。

いやね、中国の昔話といったら、これは絶対はずせない。フォント大きくしたいくらい。
Lon Po Po: A Red-Riding Hood Story from China Ed Young レベル4 総語数1200語 ★★★★★
(邦題:ロンポポ :オオカミと三にんのむすめ)

お薦め。今回の一押し。中国版あかずきんちゃんなのですが、良く知られたお話とは設定がずいぶん違います。
設定が違ってもオオカミはやっぱり悪者なのですが、絵がね、美しすぎるんです。
やっつけられるオオカミが美しすぎて、最後はオオカミに感情移入してしまうほどです。

同じくEd Youngさんが描いた絵の美しいお話をもう一つ。

The Turkey Girl : A Zuni Cinderella Story Ed Young レベル4 総語数1,700語 ★★★★
(邦題:不明)

Penny Pollockさんがリトールドしました。部族の一員になってお話を集めたそうですよ。
アメリカの先住民のあいだに伝わるシンデレラ物語。
七面鳥が回りくどい言い方をするので少し難しく感じますが、慣れたらわかるようになります。
ヨーロッパバージョンのシンデレラとは設定もラストもずいぶん違うのでショックでした。
でも絵はやっぱり美しいです。七面鳥ってこんなに賢くみえるのか!(爆)

 
ではでは、全然流れに沿っていませんが、
ばばばあちゃんシリーズ さとうわきこ作。レベル2−3。
日本語で読むのが一番いいと思うけれど、こんなにたくさん読んでしまったので(爆)。

Grandma Baba's Busy Night!  総語数490語 ★★★★
(原題:いそがしいよる)

星がきれいなので、家の中にいるのがもったいなくなったばばばあちゃん。
ゆり椅子を外に持ち出しました。そのうちお月様が出てきてきれいなので今夜は外で寝ようとベットを持ち出し・・・。
ばばばあちゃんの英語1作目。ばばばあちゃんしか出てこないせいか、他の作品のように賑やかではなくて、私は好き。

Grandma Baba Wants Sunshine!  総語数660語 ★★★★
(原題:あめふり)

毎日雨が降るので外で遊べません。ばばばあちゃんは雨を降らせるのはやめてくれと雲の上にお願いしますが…。
雲の上にはたくさんのちびっこなかみなりさまがたくさんいるのね、落ちがすごくいい!
最後はね、「せんたくかあちゃん」も手伝いに来てくれるんだ!ふふふ。

Grandma Baba's Dream Mountain!  総語数810語 ★★★★
(原題:やまのぼり)

気持ちのいい春の日、ばばばあちゃんは山登りを提案します。
ところが森のみんながあまりにたくさんの荷物を持ってきたので、ばばばあちゃんは素晴らしいアイデアを考えました!

Grandma Baba Big Clean-Up! 総語数710語 ★★★
(原題:どろんこおおそうじ)

ある日、掃除しなさい!とはばばばあちゃんに言われたこいぬとこねこは
大掃除を始めたはずなんだけど、わけあって泥まみれになってしまった。
それをみたばばばあちゃんは…。ばばばあちゃんは永遠のお子様(笑)。

Grandma Baba's Bird's Nest!  レベル2 総語数490語 ★★★★
(原題:ことりのうち)

ばばばあちゃんは、小鳥をたくさん呼んでその下でお昼寝しようと計画し、
巣箱をたくさんぶら下げます。そこへやってきたのは…。

Granma Baba's Birthday Party!  総語数540語 ★★★★
(原題:あひるのたまご)

ばばばあちゃんがお腹を押さえてベットに座ったきり動かない!
大変だ!ばばばあちゃんは病気だ!みんなで元気付けてあげなきゃ!

Granma Baba's Magic Watermelon!  レベル2 総語数620語 ★★★★★
(原題:すいかのたね)

ばばばあちゃんがスイカの種を植えた。
それを見ていたこねこが「なにかいいもの隠したな?」とそこをほってみると、ただのスイカの種。
元通りに植えると、それをみていたこいぬが「何かいいもの隠したな?」・・・・・。
すっごく可笑しいですよね、最後が。

Granma Baba's Sunny Spring!  総語数680語 ★★★★
(原題:たいへんなひるね)

もう春なのに雪が降ってきたじゃないか!
ばばばあちゃんは怒ったぞ!雪雲を追い払ってやる!

Granma Baba's Warming Ideas!  総語数600語 ★★★★
(原題:そりあそび)

動物たちがみんな寒い寒いとストーブの前に集まってきた。
若者がそんなことでどうする!寒いときはこうするのよ!

Grandma Baba's Amazing Scarf!  レベル2 総語数540語 ★★★★
(原題:ばばばあちゃんのマフラー)

ばばばあちゃんの一年間といった趣の本です。
見開きで一つのシーンが完結しています。ばばばあちゃんのマフラーが一年を通して大活躍です。

いやー、すみません。またえらくたくさん紹介してしまいました。
読むのが大変だと思いますので、ほどほどに読んでください。
最後まで読んでくださってありがとうございました。


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