Re: Fahrenheit 451(華氏451度)を読んで

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791. Re: Fahrenheit 451(華氏451度)を読んで

お名前: Julie
投稿日: 2005/5/10(18:43)

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MOMA親爺さん、こんばんは。

〉〉〉ついにブラッドベリを読んだ!読めた!感慨ひとしおです。

〉〉おめでとうございます! すごいなあ。
〉〉Fahrenheit 451 早速買いましたよ(笑)。

〉 買いましたか!この本結構有名だから、ネタばれといっても
〉 ある程度は許してね。サビは書いてないつもりですから。

はい(笑)。

〉 100万語通過してから、実は語数が伸びてなかったんですが
〉 思い切って大麒麟をやって良かったと思っています。

〉 きっかけはオフ会でしょう。この3週間で2つのオフ会に出ました

オフ会に出ると読みたい気持ちがわきますよねー。

〉(久しぶりです)。最初のオフ会前に書棚を見ると、なぜか
〉 ニコラス・スパークスの「message in a bottle」が私を呼んでいる。
〉 (ような気がしたのね)この本は、昨年暮れのタドキスト大会の時
〉 抽選で当たった本だったのね。目の前にクラブ・ニコラスのママが
〉 いたりして、その気になったんだけど、連休前までツン読。

〉 なにげに読み始めたら、止められなくなって、最後は涙ものでした。
〉 物語の力って奴で、SSS多読開始以来初のPBを読んじゃった。

多読開始後初PBおめでとうございます!
なにげにっていうのがいいですねー。

〉 以前PBを読んだことはあるんですが、この「message in a bottle」
〉 を読んだ感じはそれまでとは全然違うんです。「これからも、こんな
〉 分厚い本がよめるはずよね」とちょっとした自信になりました。
〉 
〉 SSS流のやり方をやってきて良かったとホントに実感したんです。

うん、うん。

〉 Fahrenheit 451 はこれはジュンク堂での衝動買い。これを選んだのは
〉 もちろんブラッドべリだからですが、本の内容(余りに有名だから)を
〉 少し知っていたので、同じブラッドベリでも易しいかなと無謀な判断を
〉 したからなのです。雰囲気・詩情というより物語が主体?それなら
〉 無理すれば突っ走れるかもと思ったんですが、いや難しかったです(苦笑)

たしかに、ブラッドベリの場合、じっくり読む短編よりも
長編のほうが読みやすいかも、ですね(笑)。

〉 でも、読めちゃうのね。もちろん「訳せといわれても絶対無理。でも
〉 大筋わかる。楽しいかどうかは別として、面白かったのは事実です」

〉 物語が勝っていたから、引っ張ってくれたんです。あとは「愛」ですね。

物語が勝っていた、というの、わかるなあ。
翻訳で読んでいても、途中しんどかったような記憶があります。
(内容が、ということです)
愛ですねえ。

〉〉ここからは、私の思い出話です(笑)。

〉〉MOMA親爺さんの感慨に刺激されて、
〉〉実家に行った折、探してみたら、
〉〉初めて買ったペーパーバックがみつかりました!

〉 これいいな。この話はとってもいいな。ブラッドベリが聞いたら
〉 これで「詩情あふれる物語」を一編つづってくれるとおもーな。

うれしいなあ。
以下、ちょっきんしますね(笑)。

〉  どんな短編だったんだろう。Julieさんを虜にしたのは。私もね、
〉  短編で「灯台」と「霧笛」がでてくるやつ、必死で読んだことがあります。
〉  余りにも昔のことで題名忘れちゃった。でもいい思い出です。

ああ、「霧笛」! 好きだったなあ。せつなかった。
「みずうみ」とか、「小人」、「いちご色の窓」も好きでした。

〉〉この本のぞいてみましたが、まだちょっとしんどいです。
〉〉長く熟成させていた虫食いの黄色い本を読むのは、
〉〉うれしいような、怖いような気がします。
〉〉あの頃の自分に会うのも、なんだか怖い(笑)。

〉  それなんですよ!Julieさん。でも変わってないと思います。
〉  こないだ日本語で短編を数編読み返したけど、悪くなかった。

この言葉に後押しされて、またのぞいてみました。
この間は最初の3ページ読んだら、まったく覚えてなかったので、
読むのが怖くなったんだけど、
私が初めて読んだ短編は、2番目ののやつでした。
(最初のはむずかしくて飛ばしたらしい・笑)
ああ、こんなのだった、懐かしいなーと思って読んだのですが、
ひと夏かけて読んだのが、今は、つるりと読んじゃった!!
(ま、6ページなので・笑)

小説の景色が、とても濃く浮かんできてね、
今の自分が読んでいるのか、
高校生の自分が読んだ、記憶の中を読んでいるのか、
不思議な読み心地でした。
本ってタイムカプセルですねえ。

読んだのは、The One Who Waits というタイトルで、
火星の遺跡の井戸のところにね、地球のロケットが来るの。

〉  そうですね。読みたい本があるといいモチベーションになります。
〉  あのね。アジモフに「Night Fall」という一編があります。
〉  短編と長編があるんだけど、これも私の目標です。

『夜きたる』だ!
短編と長編があるんですか、知らなかった。
私が読んだのは長編のほうです。
(翻訳で、もはや記憶の彼方ですが、ネタは覚えてます)

〉  これは絶対ネタバレできない話(のようです、翻訳も読んでないながら
〉  そんな気がします)私がこれに引かれるのはこの一編がある有名な
〉  詩人の詩にインスピレーションを得てアジモフが書いたという事実と
〉  実はその詩を私は知っていて、これがすごいの。でも書かない。書けない。

その詩は知りません。気になる〜。
でも、きっとネタばれになるんだろうな、そんな気がします。

〉  縁があったら、どーぞ。

はーい、いずれぜひ。

SFでは、ハインラインの「The Door into Summer」も、
いずれ読んでみたいです。
私のなかでは、これ、リリカルな話なのですが、
いかにもスペースオペラな、洋書の表紙で買う気がなえたまま(笑)。

〉  Julieさん素敵なお話をどうもありがとう。これからもHappy Reading!!

MOMA親爺さんのおかげで、実家の本によばれましたよ。
本当にありがとう。そして Happy Reading!!


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