最近読んだPBの紹介(4)&900万語報告です。

[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/5/10(21:47)]

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[報告] 409. 最近読んだPBの紹介(4)&900万語報告です。

お名前: 間者猫 http://www.geocities.jp/kanjanekos/
投稿日: 2004/10/31(21:13)

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別に取り立てて書く事はないんですが(笑)。
とにかく読んでます。
あと100万語で1000万語です。
年内達成はちょっと無理かもしれないけれど、がんばります。
いつものPB紹介です。
皆さんの参考になれば嬉しいです。
では。

■Stephen King,”The Girl who Loved Tom Gordon” ☆☆☆☆☆ Level9 64000
恐怖や不安に苛まれると人は支えを必要とする。
TrishaにとってはRed SoxのCloser、Tom Gordonだった。
”新潟中越地震で奇跡的に救出された優太君は誰だったのだろうか?”
そんな思いが錯綜し、小さな子供を持つ1人として平静では読めませんでした。
心に残る1册になりました。(2004.10.31)
 
■Michael Connelly,”Lost Light” ☆☆☆☆ Level8 95000
Boschが一人称で描かれるようになったので面喰らったのと
人物描写が”イマイチなかな”と思ったので結構適当に読みました。
しかし最後の最後で驚かされました。う〜ん、さすが。何度も読み直しましたよ。
この章のために書いたのかなあ?
ところで私の本は341ー372ページまで重複しています。
落丁じゃないからいいんですが。(2004.10.27)
 
■Thomas H. Cook,”The Chatham School Affair” ☆☆☆☆☆ Level8 99000
これはとても哀しい物語です。
ミステリーというよりもMiss Channingを取り巻く様々な人間模様を描いた作品です。
ひとつの事件を通して浮き彫りにされる悲劇、人間の”業”ちゅうんですかね。ホンマええ作品でした。
総語数は10×38×3301×0.87=99,000で計算しました。(2004.10.18)
 
■Michael Connelly,”The Poet” ☆☆☆☆ Level9 193000
最初の150ページぐらいまで、やたら難しかったです。
”The Narrows”が手元にある(間違って開けでもしたら万事休す)ので、
どんな事があっても読んでやろうという気持ちだったのですが、
最後の100ページはもう読む手が止まりませんでした。
コナリーの基本線が全て凝縮されているような作品でした。(2004.10.14)
 
■John Grisham,”The Summons”  ☆☆☆ Level7 87000
あまり評判が良くなかったので期待していなかったのですが、まあまあでした。
結構読みやすかったです。
ハラハラドキドキ感はほとんどなく淡々と描かれています。
最後ちょっと山があったのですが、ちょっと消化不良。
先に”The Runaway Jury”を読んでおくとニヤッと笑えます。
次作の”The King of Trots”と併せて読むといいらしいので、次が楽しみです。
総語数は8×32×391×0.87=87,000で計算しました。(2004.10.02)
 
■Stephen King,”Bag of Bones” ☆☆☆☆ Level9 210000
ゴーストの出てくる横溝正史みたいな感じでした(笑)。
28章で全ては明らかに。随所に布石はちりばめてありました。さすが巨匠。
キングを読むと、読みたい本&聞きたい音楽が増えて困ります(笑)。
MikeがKyraにシンデレラのお話をしてやる所があるんですが、これは笑いましたね。
Rock'n Roll BandでGigするんだそうです(笑)。
あと並行読みって”read in tandem”(スペル自信なし)って言うんですね。なるほどー。
総語数は10×33×732×0.87=210,000で計算しました。(2004.09.26)
 
■Ernest Hemingway,”Islands in the Stream” ☆☆☆ Level10 164000
半分ぐらいから、よく分からなかったです。眼を流しただけって感じです。
読み終わった自分を誉めてやりたいです。えらいっ!(笑)
読みにくいとは思わなかったのですが、並行して読んでいる
Stephen King,”Bag of Bones”の方が
ストーンと落ちてくるので結構難しいのでしょう。あえてレベル10にさせてもらいました。
Part2のCUBAではやたらスペイン語が出てくるので、挨拶ぐらいなら分かるのですが、
読んでいてちょっとイライラしました。
海、カクテル、ちょっとした料理の描写がとても好きなので、まあ良しとしましょう。
総語数は12×36×438×0.87=164,000で計算しました。(2004.09.12)
 
■Michael Connelly,”City of Bones” ☆☆☆☆☆ Level8 101000
結構読みやすかったです。
”The Black Echo”、”The Last Coyote”に並ぶぐらい好きです。
Boschの真犯人を探し出そうとする執念と必ずしもそれを望まない上司との対立、
新米女性警官との出会いと別れなど、巧みな構成で読む者をぐいぐい引っ張っていってくれます。
特に最後の2章はたまらないですね。
Boschの聴いている音楽も今回かなりかぶってましたので、こういうのも嬉しいです。(2004.09.10)


▼返答


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