「プリデイン物語」を読みました

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3134. 「プリデイン物語」を読みました

お名前: 杏樹
投稿日: 2013/11/2(00:05)

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みなさま、こんにちは。

ナルニアを読んでから未読本の段ボール箱を掘り起こしていたら、「プリデイン物語」を発見したので読みたくなりました。もともとこのお話は日本語で読んだことがあってとても好きでした。何かの機会に原書があるのを見つけて「いつか読みたい」と思って購入し、未読本の中に埋もれていたのです。ナルニアが読めたんですからこれも読めるかと思ってのぞいてみたら、読めそうだったので読みました。

ナルニアや指輪ほど有名ではありませんが、ファンタジーとしてとてもおもしろいです。舞台はウェールズ神話をベースにした架空の世界、プリデイン。そこには何人かの王がそれぞれの国を治めています。
その中で、力のある魔法使いDallbenがいるCaer Dallbenに、剣や英雄にあこがれながら、馬の蹄鉄を撃ち、畑仕事をしている、孤児の少年がいました。少年の名はタラン。彼に与えられた称号はAssistant Pig-Keeperでした。しかしタランが世話をする白い豚Hen Wenは普通の豚ではありませんでした。占いをする特別な豚だったのです。

プリデインではDeth-Lordと言われるArawnが力を増していました。ある時Hen Wenは不穏な空気を感じて逃げ出してしまいます。タランはHen Wenを追いかけていくうちに、思いがけない冒険に連れて行かれることになります。

タランの成長物語と、恐ろしい力を持つ魔王との対決と言った、ファンタジー的には王道の物語ですが、登場人物が生き生きしていてとてもおもしろいです。特に竪琴引きのFflewddur Fflamの竪琴の弦が切れると、どんな場面でも和んで笑えてしまう…。
また、タランは巻を重ねるごとにいろいろな経験をして成長していくのですが、称号はいつまでもAssistant Pig-Keeperです。でも5巻ぐらいになってくると、その称号がなにやら立派なものに思えてきます。

固有名詞がウェールズ神話がベースのせいか、綴りが変わっていて読みにくいです。特にWの多用が目に付きます。私はとりあえず日本語訳で覚えたカタカナで対応しました。

ファンタジーに興味がある人ならきっと気に入ると思います。今調べたらボックスセットが出ているので、購入しやすいと思います。私が買った時はバラバラで、しかも英語の本は巻数の番号が書いていないことが多いので、原書で全部探して購入するのが大変でした。

全巻のタイトルは以下の通り。著者はLloyd Alexander

1.The Book of Three
2.The Black Cauldron
3.The Catsle of Llyr
4.Taran Wonderer
5.The High King

薄い番外編が1冊。
The Foundling

全く話題になったことがないし、自分で語数を数えないといけないかな、と思ったらちゃんと書評がありました。でもずっと前に登録されたまま、誰もレビューを書いていません。なのでレビューを書いておきました。

他に読んだ人、いませんか〜。
読みたいと思う人、いませんか〜。

おまけですが。
このお話をもとに、ディズニーが「コルドロン」というアニメを作りました。日本でも公開されたので見に行きました。…あまりにも原作から外れてガッカリしました。原タイトルも2巻目のBlack Cauldronで、内容をかなりはしょって改変しています。アニメとしてもヒットしなかったので、原作と比べても比べなくてもおもしろくなかったんでしょう。


▼返答


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