Re: 英語多読完全ブックガイド改訂第2版について

[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/5/17(19:56)]

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2310. Re: 英語多読完全ブックガイド改訂第2版について

お名前: 抹茶アイス
投稿日: 2007/8/3(00:31)

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ルナ8さん,こんにちは。抹茶アイスです。

〉それで新しい方の「改訂第2版」を購入したのですが、
〉私だけの感想かもしれませんが、ハッキリ言って使いづらいです。
〉 私は今はYL1.0-2.0くらいのものを読んでいるのですが、
〉次にどの本を買おうかな…と思って
〉「英語多読完全ブックガイド改訂第2版」を
〉見ても、レベル別ではないので、いちいち探さなければいけません。

確かに「レベル別」で探したい場合には、第1版の方がわかりやすい
と思います。

ただ、第2版でも、そのあたりは、配慮した構成になっていると
思います。
第2章の「多読向けLR・GRシリーズ紹介」と第3章の「ぜひ読みたい特選本」
のところを読みますと、レベル別の概略について、つかめるようになって
おり、読みすすめていく上で、参考になると思います。

〉前のレベル別のまま、各レベル内での順番を
〉工夫すれば(A,B,C順にするとか)それでよかったのでは?
〉皆様はどう思われますか?
〉SSSの方も書かれていましたが、
〉次に読む本を探すには旧版が良いとのこと。
〉じゃあ、第2版は何の役に立つのかしら?

第4章以降ですが、パンダ読みをするようになってきますと、
便利だと思います。
パンダ読みとは、中心に読むレベルと並行して、それより少し
やさしめのレベルを混ぜて読むことです。

例えば、第1版では、ORTのリストがレベルによってバラバラでした。
いちいちあっちこっち飛ぶのは面倒です。
第2版では1本化されていて、シリーズもアルファべト順に引けますので、
ORTで1回引けば、すべてのレベルのORTを1度にチェックすることが
出来る点が便利です。

また、手元にある本の語数を調べたいとき、掲示板で興味を持った
シリーズの全体像を知りたい場合(←どんな本があるかということです)
なども、アルファベット順に並んでいる方が引きやすくて便利です。
第1版ですと、レベルを知らないと、あっちこっちのレベルを探す必要が
あります。

用途別に第1版、2版、両方あれば便利かもしれませんが、以下の方法を
併用してもいいのではないかなと思います。

■レベル別で紹介している本として、たとえば、以下の本など多数出て
います。これらを参照する。

「快読100万語!ペーパーバックへの道」」
「いっぱい読めばしっかり身につく 今日から読みます 英語100万語!」
「ミステリではじめる英語100万語」

■掲示板の書評で、レベル、好みのジャンル、シリーズなど
を指定して検索する。
(書評の利用方法については、ブックガイド第2版のP468、469にも
掲載されています)

また、今回のブックガイドについて、第1版にあったものが大幅に
削られている部分もありますが、第2版のよい点も多数あります。
一部、書いてみますと、

○紹介されている本の冊数、シリーズが増えています。
(第1版で紹介されていないものが多数含まれています。)

○主なGRやLRの説明がわかりやすいです(第2章)
レベル毎の概要等や活字見本などもあります。

○シリーズ・作家索引があります

○GR収録名作邦題索引があります。
例えば、「ジェーンエア」で調べますと、どのGRのどのレベルに
収録されているのかが、一目でわかるようになっています。
GRを中心に読んでおられる方、GRを読み比べてみたい方には
便利だと思います。

私はブックガイド第2版の関係者ではありませんので、説明漏れ等
あるかもしれませんが、参考になりましたら幸いです。


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