【ネタばれなし】The blue fairy book/みずいろの童話集

[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/4/26(02:50)]

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2241. 【ネタばれなし】The blue fairy book/みずいろの童話集

お名前: 柊
投稿日: 2007/5/29(22:22)

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**上のメッセージから、ネタばれ部分を抜いただけのものです。**

 こんにちは、柊です。fionaさんのGutenberg情報を読んで興味を持って、The blue fairy bookを読んでみました。
 グリムにアラビアン・ナイトなどのおとぎ話が、割と低いYLで載っています。低いと言ってもグリムやアラビアン・ナイトよりは低いという程度ですが、5ぐらいじゃないかと思います。blueから始まって、二作目はred。その後も色の名前で続いています。Wikipediaの英語版に記事があったので、英語圏ではかなり有名なシリーズのようです。

 13万語ぐらいで、30ぐらい話が入っています。結構ボリュームがあります。タイトルを見ながら面白そうなのを拾い読みして、結構楽しんでいます。

 赤ずきん、シンデレラ、長靴を履いた猫、眠りの森の美女、美女と野獣などなど、次から次へと違う話が出てくるのですが、文章が似た感じなので、読んでいるうちに慣れて読みやすくなってきます。

 おとぎ話も結構面白い。世界中の有名な話は網羅しているようで、良い物を読みました。fionaさんのGutenberg特集は確かに、宝の山です。

 翻訳はないのかと探したところ、「ラング世界童話集」というのを発見しました。みどりいろ、きいろ、くじゃくいろ、そらいろ、ばらいろ、みずいろ、さくらいろ、むらさきいろ、くさいろ、ちゃいろ、ねずみいろ、あかいろ。全部ひらがなで、発行は1978年、翻訳者の名前は川端康成と野上彰。
 買うのは難しいようですが、図書館には結構あるようです。
 しかし、翻訳者が川端康成。すごいものを発見してしまいました。

 去年読んだ本がシンデレラを下敷きにしていて、これを知っていると楽しめる話が増えるかもという、皮算用をしながら読んでいます。役に立たなくても、面白いです。


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