Re: ついに…1000万語!のPB報告(5)です

[掲示板: 〈過去ログ〉本のこと何でも -- 最新メッセージID: 3237 // 時刻: 2024/5/6(07:00)]

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190. Re: ついに…1000万語!のPB報告(5)です

お名前: みちる
投稿日: 2004/7/21(01:08)

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じゅんさん、こんばんはー。

再び、おめでとうございます〜♪
本のご紹介ありがとうございます。
面白そうな本がたくさん。

〉★ Travels (Michael Crichton) 150,000語 レベル8
〉 Michael Crichtonの自伝的旅行記。名門ハーバード大学を卒業、医学博士、結婚と離婚、ベストセラー小説作家、映画監督と30歳ですべてを手中にしていた彼は、次に何をすればいいのか?と突然目標を失い、自己探求の旅に出た。その旅行記が本書。ただし最初の部分は研修医をしていたころの体験が書かれていて、この部分は医学用語がかなり出てきて難しいのでパスしても(した方が)いいかも。旅行記になってからは、旅先で出会った不思議なことが書かれていて、かなり笑えます。キリマンジャロに登ったり、野生動物を見るためにキャンプしたり、サメの群れの真中でダイビングをしたり、超能力者を訪れたり…とかなり普通じゃない旅行が多いのですが、その中ではごく普通の旅行のBangkokの話が私は結構お気に入り。Bangkokに住む友人から、タイでやってはいけない4つの注意事項を受けます。Crichtonはそれを守ろうとしますが…?

これ、面白そうですね〜。読みたいです。
研修医体験に、旅行記にと、なかなか盛りだくさんな感じでいいですね。

〉★ The Joy of Not Working (Ernie J. Zwlinski)  70,000語 レベル8
〉 秋男さんが以前掲示板で面白い!と紹介していた本です。秋男さんのコメントに惹かれて即購入、でもしばらく本棚で熟成させてました。…読み始めたら会社辞めたくなっちゃいました。とても危険な本です。会社を辞めるわけには行かない人は、手を出さないほうがいいと思います。タイトルそのまんまです。分類すると自己啓発書というのか、ビジネス書に入るのか…?日本のKaroshiなんて単語が紹介されています。私はこの手の本を読みなれていないのでレベル8にしましたが、7かもしれません。

・・・とても危険な本ですね。。読むのはやめておこう・・・。

〉★ Gardens Handbook (The National Trust) 150,000語 レベル9〜10
〉 イギリスのThe National Trustに所属しているガーデンを写真付きで紹介している本です。全部で147つのガーデンが、植えられている植物とその見頃、場所、付帯施設、歴史などと一緒に100語前後で紹介されています。ただし、かなり難しいです…というのは植物の名前ばかりが沢山でてくるからで、植物の名前に詳しい人には全然難しくないと思います。写真がきれいなので、写真を見るだけでもいいかも。ピーターラビットで有名なHill Topなども紹介されています。

こういうのいいですね。
一応ガイドブックになるのでしょうか?写真を楽しむついでにと思えばね。

〉★ The Locust Farm(Jeremy Dronfield) 117,000語 レベル:8
〉 2003年このミスの第1位の作品です。Julieさんにすすめられて読みました。
〉 イギリスヨークシャーの片田舎で農場を営むCaroleの納屋に怪しい男が入りこみ、Caroleは誤って彼を撃ってしまいます。彼は意識を取り戻したとき、記憶を失っていましたが、彼の衣服から名前はStevenのようでした。Stevenの看病を続けるうちに、StevenとCaroleの間には愛情が生まれます。しかしCaroleはStevenの過去が気になるとともに、Carole自身も過去を引きずっている様子。
〉 一方Nigelは何者かに追われ逃走を続けていますが、追っ手は必ずNigelを見つけ、執拗に追ってきます。Nigelは名前を変え、住む場所を変え、ひたすら逃げつづけます。
〉 現在のCaroleとStevenの話と、Nigelの話が交錯するので、少しわかりづらいですが、CaroleとStevenの過去が繋がっていくのがわかる後半から面白くなってきます。

過去がつながってくるというのが、面白そうですね。
これは、ちょっとチェックしたいです。

〉★ Hugger Mugger (Robert B. Parker) 70,000語 レベル7
〉 スペンサーシリーズ27作目です。今回はスペンサーの元に南部ジョージア州から依頼人がやってきて、馬の警備を依頼します。彼の経営している牧場で馬が立てつづけに銃撃され、今のところ価値の無い馬ばかりでしたが、牧場には優秀な血統を持つ名馬Hugger Muggerがいて、その馬が銃撃されるのを恐れていました。愛しのスーザンと離れ、ボストンからはるばる南部ジョージアまで赴いたところ、牧場は厳重な警備体制が引かれていましたが、依頼人の家族には不思議な雰囲気がありました。そして聞きこみを続けるうちに、当の依頼人が殺されたため、スペンサーは依頼主を失い、一度ボストンに戻ります。ところが、その後依頼人の愛人から、遺言に納得が行かないと再調査を依頼されます。
〉【人が死なないミステリーを探しているアトムさんへ:この本、人は1人しか死にません。馬は2頭ほど死にますが…どうでしょう?でも私に面白かったので、アトムさんには面白くないかも(笑)。】

スペンサーシリーズって、一冊買ってみたのですが、字も大きいし、数ページ読んで
みたら、結構読みやすくて、何冊か読んでみたくなりました。

〉★ A Cool Breeze on the Underground(Don Winslow) 104,000語 レベル8
〉 ニール・ケアリーシリーズの1作目。1976年8月の民主党全国大会で副大統領候補に推されるはずの上院議員の行方不明の娘を探し出して欲しいという仕事がNealのもとに舞い込んできました。しかし肝心の上院議員は娘の心配よりも、自分の身の上を心配しています。娘が家出した理由も心当たりは全くないというが、どうも様子がおかしく、聞きこみを続けると、なんと上院議員は娘と血のつながりはなく、しかも娘が家出する直前に、性的関係を持ったことが判明。そして娘はここNYから遠く離れたロンドンで目撃されており、Nealは彼女を探しにイギリスへ向かいます。
〉 この本、MOMA親爺さんの迎撃オフで話題になった本です。私とアトムさん、隣同士の席だったんですが、アトムさんが一番面白い、という部分が私にとって一番面白くない部分で…いろんな意見があるから、書評って難しいですね。是非皆様に読んでいただき、意見を聞いてみたいです。

とりあえず、じゅんさんとさんぽさん、アトムさんとMOMA親爺さんとみちるの二組で、
なかなかデッドヒートしそうですね。(笑)

〉★ Lost Light (Michael Connelly) 80,000語 レベル8 (お薦め)
〉 Harry Boschシリーズの9作目。1000万語通過は絶対Michael Connellyの本で、って決めてました。もう9作目なので、Connellyの文章にも慣れ、英語で読んでいるということを忘れ、夢中になってました。面白かったです。
〉 殺人課の刑事を辞職したBoschは私立探偵の免許は取ったものの、特に仕事はせず、物足りない日々をすごしていました。しかしある日、仕事中に撃たれ、車椅子で自宅療養の日々を過ごしている元同僚のCrossから連絡を受けて、4年前に起こった未解決の事件の再調査を始めます。この事件はハリウッドの映画製作会社に勤める女性が殺された事件で、最初はBoschの担当事件でしたが、すぐ後に、この映画製作会社で撮影の為に使われた本物の紙幣2百万ドルが強奪され、その事件と係わりがあるとみられ、Crossの手に移ったものでした。Boschが再調査を始めたとたん、何故かFBIのしかもテロ課からの妨害が入ります。

こういう読み方っていいですねー。
同じ作者の文章を読み続けると、文章にもなれてより読みやすくなるんだーと思いました。
あこがれの本での1000万語通過、ほんとにおめでとうございます。

これからも、ますます素敵な読書を♪


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