パルナス パルナス パルナ〜ス♪

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1716. パルナス パルナス パルナ〜ス♪

お名前: たかぽん
投稿日: 2006/7/16(09:58)

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単なる連想です。たしか日曜の朝だったような・・・。

杏樹さんこんにちは。たかぽんです。

〉つい歌いそうになりました。

でしょー。
サウンド・オブ・ミュージックは、つい歌いそうになる歌の宝庫ですねー。
あ、CD、早くお返しせねばなりません・・・。

〉〉6週間で書き上げねばならなかったので、毎日1章は書いていたそうです。
〉〉午前・午後と調べものをして、夜に執筆。
〉〉日曜はお休み。デートの際、ふところからやおら紙の束を取り出し、
〉〉「ちょっと読んで聞かせたいものがあるんだけど、いいかな?」とか言って、
〉〉その週に書き上げた分を彼女に読んだそうです。

〉すごーい、ますますおもしろーい。

6、7章って結構な量なので、毎週6週間つきあって聞いた彼女も偉いですね・・。
でも楽しい思い出のようです。

〉〉〉ところで、ゴンブリッチって何人ですか?ドイツ人?

〉〉完全に言い忘れてました。ウィーン出身です。ユダヤ人。
〉〉ドイツ語だから、ほんとはゴンブリッヒなんですかね??

〉ウィーンのユダヤ人ですか。英語読みでゴンブリッチ。ふむふむ。

そうそう。パリのアメリカ人のようなもの。(違う!)

〉〉世界史っていうと、どうしても西洋中心で、この本もそうなのですが、
〉〉西洋の「当事者」が書いてるなぁ、という迫力があります。
〉〉文化や脅威の記憶が、血の中に流れているといいますか。
〉〉いろいろな出来事が今にどうつながっているかという視点にしっかり立っているので、
〉〉日本の世界史本にありがちな、「なんでその出来事・人名・地名が重要なの?」という、
〉〉「糸の切れたタコ的事項羅列的」な感じが一切ありません。
〉〉人間はどうやって今のようになったか、これからどうなっていくのか、考えよう、
〉〉という姿勢につらぬかれた本ですね。
〉〉(ちょっと持ち上げすぎかなぁ・・・)

〉当事者のの迫力、ってますますおもしろそー。
〉たかぽんは今までどんな世界史の本を読んできたのでしょう。
〉「…という姿勢」こそ世界史の面白いところなんですよ〜。
〉だから世界史が苦手と言う人は、間違ったイメージを持ってるだけなんじゃないかと。

そうですね。まったくそうだと思います。間違ったイメージを持ってます・・・。

世界史っていうと、どうしても学校で習う世界史のイメージが強くて、
出来事と年号と人名と地名をとにかく憶えるものだという・・・。
それも、英語読みだとこうだけどラテン語読みだとこうだとか・・・。
そして、いちばんわずらわしいのは、なになに○世というやつです。
「ヘンリー8世6人の妻」はさすがに憶えましたが。(笑)

学校時代から抜けきらなくて、世界史をやるとなると、どうしても
通史的なものを目指してしまいます。全部できてなんぼやと・・・。
そうすると、いきなりたくさん読めないので、選択する本が、いきおい
教科書的なものになってしまいます。そりゃ事項羅列的になりますわね・・・。

その点、このゴンブリッチの本は、通史ではありますが、
網羅的ということをハナから目指してないので、羅列的にならず、
ひとつの物語として読めるので、とっても心地よいです。
("The Story of Art"の方もそういう感じ。)

〉〉〉酒井先生が何か言ってますが、ほんの数日前ヒストリカル・ロマンスを注文してしまい、しばらく余裕がありません。しばらくカートでお休みいただくことになりそうです。

〉〉おぉ。
〉〉akoさんといい、やっぱり先輩方はディープに世界史しておられますなぁ。
〉〉少しでも近づくべく精進いたします!

〉でもロマンス本だし…。
〉また面白い本を見つけたら教えてください。
〉そして世界史クラブで紹介している本も読んでみてください。

はーい。
全体がなんとなく頭に入ったので、世界史クラブ本から興味あるとこ選んで
読ませていただこうと思います♪ 
ありがとうございます。

〉Happy Reading!

杏樹様も!


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