世界文学の英訳本について。

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[質問] 1538. 世界文学の英訳本について。

お名前: 泊義 http://d.hatena.ne.jp/hakugi/
投稿日: 2006/4/9(16:21)

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こんにちは。泊義(ハクギ)です。

世界文学の英訳本について、どなたかご教示いただければと思い
投稿いたします。


最近、世界文学のリトールド版がお気に入りです。

ただ、リトールド版は、Penguin ReadersやOxford Bookwormsや
Macmillan ReadearsやBlack Catや洋販ラダーなどにありますが、
それほど世界文学を網羅して収録しているわけではないようです。

そこで、世界文学の英訳本について、知りたく思った次第です。


世界文学の英訳本を読むことは、私にとって次のような利点がある
のではなかろうか?と考えております^^。


・日本語訳ではわざわざ読む気が起こらなかったような世界文学も
 読む機会が増える(よって、文学の教養も深まる?)。

・以前日本語訳で楽しんだ世界文学の諸作品と、再び巡りあえる
 (初読時の感動を思い出したり、今と昔の読後感の違いをしんみり
 味わったりできるかも^^;)。

・ヨーロッパ文学の場合、日本語訳で読むより英訳で読んだ方が
 原文に近い味わいがある(と思われる)。

・英米文学作品を英語原文で読むより、ヨーロッパ文学の英訳版の
 方が、特に最近英訳されたものの場合、読みやすい(気がする)。

・読んで損はない作品・読むべき作品が多いはずなので、多読の
 モチベーションも上がる(のではなかろうか)。


というわけで、世界文学の英訳本の情報を収集しております。

酒井先生の『快読100万語!』に、Puffin Books(Puffin Classics)
やPenguin Books(Penguin Classics)について書かれていたかと
思いますが、「岩波文庫赤帯の英語版」に相当するものには、他に
どんなものがあるのでしょうか?


例えば、ドストエフスキーの『罪と罰』をamazonで検索してみると、
(著者:"Dostoyevsky"、タイトル:"Crime and Punishment"、で検索)

・「Oxford World's Classics」
・「Vintage Classics」
・「Dover Thrift Editions」
・「Penguin Classics」
・「Signet Classics (Paperback)」
・「Konemann Classics」
	…

と、たくさんのシリーズから英訳本が出ているのがわかります。
ドストエフスキー『罪と罰』の日本語訳にも岩波文庫版や
新潮文庫版があるようなものかと思われます。

でも、それぞれのシリーズの特徴が私にはよくわからないのです^^;)。
一番知りたいのは、完訳なのか抄訳なのか、です。

他に、定評あるシリーズ、読みやすい英訳者、などについても
知ることができれば、と思っています。


雑然としてきましたので、まとめます。

・世界文学の英訳シリーズには、どのようなものがあるのか。
・各シリーズの特徴(完訳か抄訳か、など)。
・定評あるシリーズ、読みやすい英訳者、などの情報。


以上、どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、
教えていただけると幸いです。


 泊義(ハクギ)

▼返答


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