もうすぐ?

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147. もうすぐ?

お名前: れな
投稿日: 2004/6/21(20:14)

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じゅんさん、こんばんは。
レスありがとうございました。

自己啓発もの。なるほどー。そういう道を。
英語で読むと、日本語よりすっきり頭に入りそうですねー。いえ、なんとなく。
私もこの冬から春にかけては、「人生を仕切り直す」って感じでした。
内面的にではなく、外側ですが。でも、精神的にもちょっとずれてましたね(笑)。
やっと正気に戻ってきたので、そろそろもう少し本が読めるかなー、と期待しています。

じゅんさん、1000万語もうすぐですか? すごーい。
私はまだ800万語台前半。全然進んでません。やっぱりかっとばしロマンス小説でも読んで
語数を稼ぐべきなのかも(笑)。引っ越して、通勤読書時間が半減したので、家に帰って
からも読んでしまうような、後を引くタイプの本じゃないとなかなか進みません。
その意味でも、いろんな本を読むのって、危険な技でした。
特に専門書はさすがに「考えながら読む」のでのろいー。いらいらするー。

ところで、他に何も読む物がなければ電話帳でも楽しく読みますが、もっと面白い
本があればもちろんそっちがいいです。でも、外国の電話帳って、ちょっと楽しそうかも
ですねー。………あれ?

さて、

〉幸せが伝わってきます!

ありがとうございます。やはり「誰よりも先に読む」のと、「翻訳されなかったお気に入りの
本の続きを読む」のは、洋書読みの何より美味しい部分ですよね。
今日読み始めた本も、「1巻しか翻訳されなかった」本の2巻め。これもユーズドでアメリカ
から直送されてきました。誰にも理解されないマニアな本だってことですね(笑)。

〉〉S.J.Rozan
〉〉"Stone Quarry"  88000  LV8   ★★★★
〉〉関連書籍:「チャイナタウン」他(創元推理文庫)

〉難しかったですか?
〉私は今「苦い祝宴」を読書中(英語です!)。
〉私にはリディアの語りの方がやさしい気がします。
〉ビルのピアノ、確かに聞いてみたいですねぇ。
〉NYのチャイナタウンにも行ってみたい!

はい。割と難しかったですー。慣れるまでに100ページくらいかかったのでは?
何がどうというわけではないのですが、もともとカタカナ語が出てくるとフリーズする人
ですし、現代物の語彙に大きな問題が(笑)。ただ、慣れてからはさくさく読めました。
だから、本当の意味で難しい本ではなかったのだと思います。次の巻からは大丈夫(爆)。

ビルの方が読みやすいと思ってしまうのは、リディアの方の中国人的人間関係その他が面倒
だと思うからですね、多分。なんだかいらいらさせられちゃうことがあって。
何かにつけて「自分たちは中国人で、だからこうなんだ」というような記述があるじゃない
ですか。わかってるからもういいよー、とか思ってしまうんです(日本語)。
でも、今回、例の本を読んだら、「それも仕方ない事なのかー。これはアメリカ人
には言わないとわからないわ(笑)」と思いました。その意味では、リディアの方が理解
しやすいかもしれないですね。まあ、それはそのうちに、読んでみてからってことで。
 
 
〉〉J.D.Robb(Nora Roberts)
〉〉"Ceremony in Death"  91000  LV8  ★★★
〉〉関連書籍:「この悪夢が消えるまで」他(ヴィレッジブックス)

〉そういう本読んでると、自分が英語ができるようになった錯覚に陥りませんか?
〉私は、「おー私けっこう英語ができるようになってる?」と思って、
〉他の本に手を出して、ものの見事に突き落とされる…ということが何度か。

私はどちらかというと「自分を信用していない」人なので、楽だと「だまされてる」とか
思いながら読んでます。でもって、難しい本をうなりながら読んでいるときはそれが
普通だと思っていて、そこからやさしい本に戻ると「あれ? そうかあの本は難しかった
のかー」と思うんですねー(笑)。
私は「楽勝。何語で読んだか覚えてない」ような本を読むより「ちょっと難しい。頭がフル
回転してる」本を読むほうが本当は好き。見栄っ張り体質なんです。
 
 
〉〉Paul Auster
〉〉"In the Country of Last Things"  62000  LV8  ★★★★
〉〉関連書籍:「最後の物たちの国で」(白水社)

〉〉色々なところでおすすめされていた、ポール・オースター、初めて読んでみました。
〉〉ええとー、これも内容はいいですか?
〉〉村上春樹に似ているという評もどこかで読んでいたんですが、この本については、
〉〉私の印象は「安部公房と星新一を足して2で割ったような本」というものでした。

〉ということは、村上春樹と阿部公房と星新一が似ている?

ええっ? いえまさかそんなことは………(笑)。
安部公房はその乾いた文章の感じと、ぎりぎりのところで描かれる何かのイメージ。
星新一は作品に共通して流れているブラックユーモアと、未来社会の描き方。が、
なんとなく私の中でのこのお話とつながったのでした。
といっても、この2人の作品を読んだのは学生時代くらいまでで、安部公房に至っては
そんなに沢山は読んでいないので、ちょっと嘘かもしれません(汗)。
この物語の場合は、私から見たらオースターと村上春樹は似ていません。
他の作品を読んでみれば、わかるのかなって思ってます。
 
 
〉〉Richard E. Nisbett
〉〉"The Geography of Thought : How Asians and Westeners Think Differently … and Why"
〉〉48800  LV9  ★★★★

〉私はやっぱり「草」。
〉うーん、東洋人なのね。

ほう、じゅんさんは東洋人。私と一緒ですね(笑)。
ラインがあるようなないような。
やはり、ネタ的にはすごく面白い本なんですよね。でも専門書は読むのに時間が倍以上(泣)。
どなたか読んでお話してくださるまでにどれくらいかかるかなー、と思っている私でした。

ではでは、1000万語のご報告、楽しみにしてますー。
楽しい読書を。

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