絵本報告 その39

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1141. 絵本報告 その39

お名前: アトム http://abookstop.blog8.fc2.com/
投稿日: 2005/9/26(21:54)

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アトムです。こんばんは。
晴れていてもムシムシしないっていいですねえ。

早速ですが、ハロウィーンです。
巷で「ハロウィンハロウィン」といっているので焦ってみました。
でももうさすがに3回目なので、2冊だけです。

※「さすがに3回目」なんていっていますが、過去には5冊しか紹介していないのさ。

■Froggy's Halloween  Frank Remkiewicz レベル1 総語数570語 ★★★
(邦題:)
ハロウィーンにどんな仮装をするか悩むFroggy君。最後まで話が動くので途中で飽きません。

■The Halloween Play Felicia Bond レベル1 総語数160語 ★★★★★
(邦題:)
すごくかわいくってもう!
Rogerのクラスはハロウィーンに劇をすることになりました。
Rogerは小さいのですが、大事な役をまかされているのです。
その役がなんなのか、彼の出番が来るまでわからないのですが、
すごくかわいいの〜。ずっごくすっごくかわいいの〜。
お話が、少ない語数でテンポよく進んで、すっごくかわいいの〜。
ねずみちゃんたちもすごくかわいいの〜。

はい、ハロウィーンはおしまい。
ネズミが出てきたので、ここからはネズミ特集なのです。
まずは我らがローベルさんの2作品。

□Arnold Lobel 作 レベル1

■Mouse soup  (ICR2) 総語数1,350語 ★★★
(邦題:)
スープにされそうになったねずみが、知恵を働かせるお話。

■Mouse Tales  (ICR2) 総語数1,500語 ★★★★★
(邦題:)
7匹のコネズミたちがベットに入って、お父さんに7つのお話をしてもらいます。

どちらも一つのお話が短くて読みやすいです。

次は単発で。
■Miss Mouse Takes Off Jan Ormerod レベル0 総語数110語 ★★★★★
(邦題:)
この絵がとても好き。
Miss Mouseというのはねずみのぬいぐるみなんだけど、そうねえ、持ち主の女の子のTeddy Bearみたいなものかな?
このぬいぐるみがすごくカラフルでかわいいのー。
前に座っている親子もいい感じなのー。
どなたか、ぬいぐるみ作ってください。

つぎはIfシリーズ。(ほんとのシリーズ名はなんというのだろう)
※日本語では「もしもシリーズ」だった。

□Laura Numeroff作Felicia Bond 絵 レベル1

■If You Give a Mouse a Cookie 総語数300語 ★★★
(邦題:もしもねずみにクッキーをあげると)
■If You Take a Mouse to School 総語数260語 ★★★
(邦題:)
■If You Take a Mouse to the Movies 総語数230語 ★★★★
(邦題:もしもねずみをえいがにつれていくと)

話の内容はそれぞれのタイトルどおり。
初めの2冊を読んだときは,
なぜこれがシリーズ物になるくらい人気なんだろう、と思っていましたが、
3冊目を読んでやっと「これは面白い」と思いました。
Giving TreeとCuriaus Georgeの間くらいのお話です。(わかる?)
男の子が「りんごの木」っぽくて、Mouseが「(おさるの)じょーじ」っぽい。(どう?)

*横道* 同じイラストレーターの作品を1冊。

■Tumble Bumble Felicia Bond レベル0 総語数210語 ★★★★
(邦題:)
愉快になるお話です。
ムシ(たぶん蟻)が散歩に出たら猫にあって、そして二人はワニ似合って・・・
どんどん仲間が増えていってそれからどうなる?

はい、ネズミに戻って、
日本を代表するネズミといったらこれでしょう!
野ねずみの「ぐりとぐら」!

□ 中川李枝子/作 山脇百合子/絵 Peter Howlett and Richard MacNamara訳 レベル1〜2

中川李枝子さんと山脇百合子さんとは実の姉妹なんですって?

■Guri and Gura 総語数700語 ★★★★
(原題:ぐりとぐら)
料理することと食べることが大好きなぐりとぐら。ある日森で見つけたものは…。1作目。

■Guri and Gura Picnic Adventure 総語数 750語 ★★★★★
(原題:ぐりとぐらのえんそく)
ぐりとぐらが遠足に行きました。お昼までにはまだ時間があるので、体操やかけっこをしていると、
毛糸がバラの茂みにひっかかってずーっと伸びていっています。
毛糸はどこまでつづいているのいるのかな?

■Guri and Gura Spring Cleaning 総語数700語 ★★★★★
(原題:ぐりとぐらのおおそうじ)
春がやってきて、冬の間にたまった埃をきれいにしなきゃ!というお話なんだけど、
私はこの二人の「お掃除大好き!」という性格がうらやましい。

■Guri and Gura's Seaside Adventure 総語数700語 ★★★★
(原題:ぐりとぐらのかいすいよく)
二人が海辺で遊んでいると、海からビンが流れてきた。中に入っていたのは・・・・。

■Guri and Gura's Magical Friend 総語数750語 ★★★★
(原題:ぐりとぐらとくるりくら)
気持ちのいい春の日、ぐりとぐらは外に朝食を食べに行きました。
歌いながら歩いていると、かぶっていた帽子が急になくなりました。
何が起こったのかと上を見ると・・・。

■Guri and Gura's Surprise Visitor 総語数600語 ★★★★
(原題:ぐりとぐらのおきゃくさま)
雪の上の大きな足跡をたどっていくと、自分たちの家に着いちゃった。誰が中にいるんだろう?

■Guri and Gura's Playtime Book of Seasons 総語数500語 ★★★★
(原題:ぐりとぐらのいちねんかん)
ぐりとぐらの1年間が1ヶ月ごとに楽しく綴られています。

■Guri and Gura's Song of the Seasons 総語数750語 ★★★★
(原題:ぐりとぐらのうたうた12つき)
日本語がどうなっているのかしりたくなりました。
1ヵ月後とにぐりとぐらの楽しい歌が載っています。どんな、メロディなのかなあ。

■Guri and Gura's Special Gift 総語数900語 ★★★★
(原題:ぐりとぐらとすみれちゃん)
「すみれちゃん」が「Violet」になってた。はは。
ぐりとぐらのお家に遊びにやってきたすみれちゃんは、立派なお土産を持ってきてくれました。

次はね、ネズミとはあまり関係ないんだけれど、タイトルにMouseってあるからついでに紹介。 ※強引だな。

■Mouse of my Heart A Treasury of Sense and Nonsense   Loretta Krupinski レベル0 総語数11,500 ★★★★★
(邦題:)
Margaret Wise Brown作。たくさんの詩と少しのお話が56篇。
詩はよくわからなくって、まあ、リズムが良くて声に出したくなるわねー、ぐらいなんですけれど、
ここに入っている少しのお話の中に醜いアヒルの子があるんです。
こんなに簡単な言葉で書かれているのに、醜いアヒルの子の寂しさがすごく伝わってくるんです。
泣きそうになりました。コレを読んでブラウンさんはすごい、と思いました。

Margaret Wise Brownさんの作品をもう1冊。

■Where Have You Been?  Leo and Diane Dillon レベル0 総語数340語 ★★★
(邦題:)
子供の素朴すぎる質問に対する答えをMargaret Wise Brownさんがライムにしました。
ふくろうがいろいろな動物に”Where have you been?"”Why do you run?”などと聞いていきます。
マザーグースやグリム童話を思わせるような挿絵のついているページもありました。
そのなかにウサギとカメがあって”Why do you run?”はそのウサギに聞いているのです。
私が知らないだけで、実は全部のページが「ネイティブの常識のお話、ライム」に基づいているのかもしれません。
ノンネイティブは悲しい。

最後はハロウィーンどころか、ネズミとも関係ないところで終わりました。
ついでに長々としてしまいました。(いつものことですみません)
お付き合いくださいましてありがとうございました。


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