Re: 音読について意見をお願いします。---質問です!

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS めざせ100万語 交流の広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/5/21(06:38)]

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3544. Re: 音読について意見をお願いします。---質問です!

お名前: ヨシ
投稿日: 2002/8/12(17:21)

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メイさん,ヨシです。 暑い中,お返事有難うございます。

〉ヨシさんはシャドウィングにしろ音読にしろ、本当によく研究され、実行されていらっしゃいますね。理論的にものごとを捉えるのが苦手な私にはうらやましいところです。私は感覚派というか、感性派というか、どちらかと言えばあの「長嶋さん」に近いタイプかもしれません。というわけで、「論」というものはなく、お答えになるかどうかわかりませんが、私なりに書いてみます。

・・・・・・イエ,イエ大変貴重なご意見有難うございました。 大変参考に
なりました。 メイさんの投稿はプリントアウトして保存版としてファイルし
ておきます。 逆に私にはその長島的感性がないが故に,理屈を求めざ
るを得ない,またそちらの方面がどうしても得意になり理屈っぽくなって
しまう帰来があります。

〉 私の場合は、試験の前というより、それこそ毎日英語の本を開けて、楽しく音読していました。ミッション系の私立だったこともあり、週2回、英会話の時間がありましたが、nativeの先生の発音がどうも自分のとは少し違うみたいだ、と思うとその部分はちょっと多めにやってみたりしました。最初は英語の音の差もよくわかってはいなかったと思います。でも、ずっとやっていると、だんだん耳の方も鋭くなっていくようで、初めは日本語にはない子音の音が気になり、次には日本語の「い」とは違う
〉[i]を始めとして母音の音が気になり、earとyearは違うのかと半母音にも気をつけるというように、少しずつましな音になったような気がします。

・・・・・・このメイさんのお話を聞いて思い出しましたヨ! 上で長島さんの
例が出ましたが,これはまさしくメジャーリガーのイチローが言ってた話に
大変似ています。 彼は小学生の時からバッティング練習場へ行き140
キロの球を打つ練習をしていたとのこと。 だから他の選手が高校生に
なってから,あるいはそれ以降の年齢になってからつまりプロになってか
ら140キロ以上の球速の球を打つ練習をしていても,意味が違うと言い
ます。 高校生以上になってからの練習は,それは技術を磨くものであっ
て才能があればそれなりに開花するでしょうが,彼の場合は頭では
なくて体に覚えこましている。 だから球速の変化があっても,体が対応
していると。 それが他の選手との決定的に違うのだと言っていました。
まるでそんな気がします。

〉 もちろん、ありますが、あんまり気にしない方なのです。というのも変ですが、前述しましたように、だんだん音への感性が鋭くなるので、そのうちにはどうやってもカタカナ発音はできなくなっていくように思えます。ある書家が「手の中に美しい字をもってれば、どんな時も美しい文字が書けるものです。」と話していましたが、体の中に美しい発音を蓄えていくと考えたらいかがでしょう。

・・・・・・この辺も上述のイチロー張りのセンスの違いとなって出てきて
いる様に思えます。 クヤシー!!  私はその辺は変に頭が硬くて理
屈で音の違いを理解することからスタートせざるを得ません。

〉 実を言うと、私は口がケイレンするほど練習したことはありません。どちらかと言うと、トレーニングはからきしダメで、ラジオ講座も通信教育も続いた試しはありませんし、単語集もイディオム集も受け付けないタイプです。ですから、音読も自分で気持ちよいくらいで止め (うまくいかなくてキモチワルーイ日もありましたが)、次の日にまたやってみるという調子です。

・・・・・・あえて言うとこの辺だけが私の方が少しだけ努力をすることに
抵抗をメイさんよりも感じない様に人間が設計されている様です。 天は
二物を与えずとはこのことなんでしょうか?

〉 この辺の問題には多読が答えになりそうです。英語が頭からそのまま入るような回路を作れば、後はそれに音がつけば良さそうな気がしませんか?私の場合はある程度のところまで、音声による多読状態にあったため、初歩的な回路を作り上げたのかもしれないと思いますが、まだまだ非常に不十分な状態なので、ヨシさんと同じ問題をかかえているのです。

・・・・・・その意見に同感です。 今までの私には欠けていたとすれば多
読です。 だからこの100万語への道程には非常に楽しみで,自分で
自分の将来が楽しみと感じています。 大概の文章は頭から読んで行っ
ても抵抗はほとんどありませんが,でも例文の様にまだちょっと引っかか
る文章がありますね。

〉 ええ、シャドウィングは優れた方法だということは納得できるのですが、多分トレーニング的なところが続かない原因だと思います。音読だと(私は短文ではなく、ある程度のまとまった文章をやります)その文章のイメージや感覚を楽しみながらやっていけるのですが、シャドウイングだと水道を流しっぱなしにするような(聞きながら発音していく)自分の中を音だけが通っていく感じがして、どうも楽しめないのです。

・・・・・・・なるほど! これは好みの差と言うか性格の差によるコントラ
ストが出ているのですネ! メイさんのご意見に逆らうつもりはありませ
んが,私には不思議な話です。 音読の好きなメイさんがその様に言わ
れることがです。 でも面白いです。 全く私の理解とは時空のphaseが
違っておられるのですネ!

〉 今は特に意識して練習してはいません。でも、好きなので、ちょっと気に入った文章や詩や物語の一部など、つい読んでみたくなってやってみたりしています。でも、絶対、のどが枯れるほどやることはなさそうです。私にとっては勉強も研究も遊びの延長なのだと思います。

〉たいしてわかってもいないわりには、いろいろ書いてしまいました。ヨシさんはものごとを深く見つめられる方なので、いつかきっともっと良い答を見つけられるのではないでしょうか。

・・・・・・・最後は何かprosecutor(この単語事件物の話には良く出てき
ますね)が良くする質問みたいになって失礼しました。 再度お礼を申し
上げます。 有難うございました。 私にとっては異星人的なメイさん。
マークです。 これからのメイさんの投稿を楽しみにしています。 これ
かも宜しくお願いします。

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