ＳＳＳ多読通信　第371号　（2014/12/25）

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　　　　　　　ＳＳＳ多読通信　第371号　（2014/12/25）

　　　　　　　〜読める本、読みたい本をお気楽に〜

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【１】１００万語通過報告　(12/8〜12/21)
【２】今週のお薦め本特集 　「まだまだクリスマス気分で！」　(かのん)
【３】ＳＳＳニュース　　　　　　　　　　　　（ＳＳＳ英語多読研究会）
【４】ＳＳＳコラム　　　　　「まだ足りないGR」　　　　　　（古川）
【５】編集後記　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　編集：かのん
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【 １ 】 １００万語通過報告　(12/8〜12/21)
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この期間の１００万語通過報告者はいらっしゃいませんでした。次号をお楽し
みに。
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【 ２ 】 今号のお薦め本　「まだまだクリスマス気分で！」　　（かのん）
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　町のあちらこちらでイルミネーションが華やかな季節ですね。日暮れの早い
この季節ですが、冬至をすぎれば日に日に昼の時間が長くなります。寒さはま
だ続きますが、あたたかなひざしのぬくもりを楽しめる時間が長くなるのは、
うれしいことです。
　さてきょうはクリスマス。いまごろサンタさんもほっとひといきついている
ことでしょう。今回は冬の夜にお似合いのクリスマス絵本をご紹介します。
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■Snow　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　YL0.5　　155語
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　どんよりとした空の下、町も灰色に沈んでいます。そこへ雪がひとひら、ふ
たひら。大人たちは見向きもしません。でも子どもと犬はおおよろこび。ユリ・
シュルヴィッツの描くエキゾチックな町なみ、色彩がすてきな雪の絵本です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004030]
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■Dream Snow　　　　　　　　　　　　　　　　　　　YL1.5　　370語
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　お百姓のおじいさんの家には５種類の家畜がいます。ある冬の夜、揺りいす
でうとうとしたおじいさんは雪の夢をみました。雪の毛布の下にはどんな動物
がかくれているのかな？　エリック・カールらしい華やかな色とシンプルなし
かけが楽しい絵本です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004381]
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■Harvey Slumfenburger's Christmas Present　　　　YL2.0　　1,240語
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　クリスマスイブの夜、プレゼントを配り終えて眠りにつこうとしたサンタの
おじいさんは、たった一つプレゼントを配り忘れたことに気が付きます。トナ
カイたちは疲れてもう眠っています。さて、サンタのおじいさんは朝までにプ
レゼントをとどけることができるでしょうか。ジョン・バーミンガムのユーモ
アあふれるクリスマス絵本です。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000005575]
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■How Santa Really Works　　　　　　　　　　　　　　YL2.6　　3888語
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　サンタはどこに住んでいるの？　どうしてぼくの欲しいものがわかるの？
どうやってプレゼントを用意して、どうやって一晩で世界中に届けるの？
そんなサンタにまつわる不思議に答えてくれる絵本、紙面いっぱいにちまちま
と描かれたイラストがユーモラスで笑えます。サンタなんて信じない派の方も
楽しめることうけあいです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000015058]
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■Yes, Virginia, There Is a Santa Claus: The Classic Edition
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　YL4.0　　481語
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　いまから100年以上も前、８歳の女の子が New York Sun誌に投書をします。
「友達はサンタクロースなんていないと言うの。ほんとうはどうなの？」と。
その返事が新聞の社説に載りました。さて、Sun誌の論説委員はどんなお返事を
書いたのでしょう。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003966]

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【３】ＳＳＳニュース　　　　　　　　　　　　（ＳＳＳ英語多読研究会）
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■多読関連セミナーのご案内
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日時 H27年1月24日 新宿
ゼロからでも大丈夫　英語多読への招待
講師：繁村一義
定員：20人
料金：無料
時間：11:00〜12:00　（10:30 開場）
主催：SEGブッククラブ　ＳＳＳ英語多読研究会
詳しくは、
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/]

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2月21日（土）大阪
関西多読新人セミナー（英語教師向け）

日時：2015年2月21日（土）10時〜17時半
場所：摂南大学　寝屋川キャンパス（〒572-8508　大阪府寝屋川市池田中町17-8）
会費：一般　５００円（多読学会員　無料）

詳しくは、
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/]

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日時 H27年 3月1日 愛知・「図書館多読への招待」
場所 豊田高専図書館（愛知県豊田市栄生町２−１）
　　　　TEL: 0565-32-8811
最寄り駅：愛環梅坪（愛環）、梅坪（名鉄）、キャンパス内に無料駐車場あり
参加費　1,000円（基調講演のみは無料、交流会は別途1,000円）
詳しくは、
[url:http://www.seg.co.jp/sss/seminar/]
まで。
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■朝日小学生新聞 今月は、Frog and Girl (Compass Publishing)
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今月の朝日小学生新聞 C'mon Tadokidsでは、韓国のCompass社の学習絵本
シリーズ Sounds Great Readers から"Frog and Girl"を紹介しています。
カエルくんと、女の子が、一緒に何をして遊ぼうか話し合う話です。話した
結果、結構二人はどのような一緒の時を過ごすのでしょうか？　イラストの
かわいい絵本です。
文章と音声は下記から、
[url:http://www.asagaku.com/tado_kids/tado_index.htm]

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【 ４ 】 コラム　　「まだ足りないGR」　　　　　　　　　（古川）
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　ことしも、いろいろなGraded Readers(GR)の新刊が発行され、また、新しい
GRのシリーズもいくつか発行されました。
　SSS英語多読研究会（旧称：SSS英語学習法研究会）を、酒井先生(先生は、今
は、NPO多言語多読の理事長として活躍されています）と共に立ち上げた2001年
にはGRを手に入れるのも大変だったことを考えると様変わりです。
いく　多くのGRには、裏表紙に、総語数が表記されることになり、SSS方式で多読の
語数を数えるのはとても楽になりました。

　しかし、まだまだ、多読によってスムーズに英語力を上げていくには、GRの
幅が足りないのが現実です。というのは、GRも一般の児童書も、語彙や文法の
レベルが上がると同時に、長さも長くなっていくためです。

　おそらく母語の場合には、子どもたちは、高い語彙や文法の言語に、すでに、
「耳」で慣れているため、「語彙や文法のレベルが上がると同時に長さがが長
くなっていく」レベルの上げ方で全く問題がおきないのだと思います。
アメリカの英語が苦手な小学生でも、高学年であれば、ちょっと無理すれば、
YL5程度の児童書は問題なく読めるということなので、実際に「易しい文章で
長い本」というのは、母語の場合、需要がないのでしょう。

　一方、外国語学習の場合、「耳」で高いレベルの言語に慣れているというこ
とが無いので、特に、日本人が全く違う言語である英語のような言語を学ぶ場
合、

「(1)語彙・文法の難易度が上がるとともに、長さが長くなるGR」だけでなく、

「(2)語彙・文法の難易度は変わらず、長さが長くなるGR」や

「(3)語彙・文法の難易度は上がるが、長さは長くならないGR」

のようなGRが無いと、途中で挫折する人がどうしても出てしまうと感じていま
す。
　他の学習法に比べると、ストレスの少ない多読ですが、それでも、始めるのは
簡単でも、続けるのは大変です。少しでも続けやすい環境を広げるため、2015年
は、(2).(3)タイプのGRの出版を出版社に働きかけていきたいと思います。
　それでは、来年も宜しくお願いします。　　　　　　　　　　　　　（古川）

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【 ５ 】 編集後記　　　　　　　　　　　　　　　　　　（かのん）
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　さて2014年さいごの多読通信をお届けしました。ことしの年末年始は企業の
休みが長めなので、海外で過ごす人が多いのだそうですね。みなさんはどんな
ご予定をたてていらっしゃるのでしょう。
　あわただしい年の瀬ですが、楽しいこともいろいろあるシーズン。
　どうぞ良い年をお迎えください。Happy Holidays!

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　　　　多読通信、次号もお楽しみに！　【第２、第４木曜日発行】

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　　　　　　　今 週 も　H a p p y　R e a d i n g !

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●マガジンタイトル
SSS多読通信
●件名
SSS多読通信第371号（2014/12/25）
●発行部数
8,581部