SSS多読通信 第14号 (2004/01/15)

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64. SSS多読通信 第14号 (2004/01/15)

お名前: かのん
投稿日: 2004/1/15(07:27)

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      SSS多読通信 第14号 (2004/01/15) 配送数 1097

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                        担当:かのん
【1】今週の100万語通過者 (1/5-1/11)
【2】今週のお薦め本
【3】今週の特選投稿
【4】編集担当者コーナー
【5】SSS News
【6】編集委員コーナー

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【1】今週の100万語通過者 (1/5-1/11) 6名
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■ケルアック さん
オックスフォードのクラシックシリーズが気に入っています。他の人と少し違
うのは、聖書を読んでることかな。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=2656]
……………………………………………………………………………………………
■あき さん
40歳の会社員が子育てに追われ仕事に追われ、通勤時間、入浴時間、寝る前の
時間を多読にまわしなんとか4ヶ月で100万語を達成することができました。
一言で「長ーい道のり」でしたが ここまで続けてこれたのもやっぱり数々の
名作の「面白さにはまってしまった」ということに尽きます。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=2661]
……………………………………………………………………………………………
■大門 さん
英語の本を読むことが心地良くて楽しい、そんな気持ちの方を優先して欲しい
と思っています。早いモン勝ち、じゃなく「楽しんだモン勝ち」ってことです。
(100万語通過の報告URLは「特選投稿」のコーナーに掲載しています)
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■モーリン さん
本を読めるようになったことはもちろんですが、リスニングやライティング、
そしてしゃべる方も上達したと思います。そして、この8ヶ月間ですべてが身
に付いたと言うよりも、今まで英語に関してやってきたことが有機的に結びつ
き始めたと言ったほうがいいように思います。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=2688]
……………………………………………………………………………………………
■シーサイド さん
読速はあまり変わっていませんが、100万語達成して英語読書の基礎体力がつい
た感じです。雑誌なども、辞書を使わずわからないところは飛ばすことによっ
て、割とスムーズに読めるようになりました。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=2720]
……………………………………………………………………………………………
■おさる さん
オフ会参加をきっかけに掲示板に報告をしてくださったおさるさん。15ヶ月で
500万語分を一気に報告です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-yukkuri&c=e&id=1304]
……………………………………………………………………………………………
2004年初の100万語報告、今週は6名です。SSSの多読に出会うまでの状況も
100万語までの道程も人それぞれですね。マイ・ペースで好きなときに読みたい
本を読む。それだけですが、始めは読みにくいと思った本がいつのまにかすら
すら読めるようになっている。小さな喜びや発見がたくさんあったことでしょ
う。これからも、Happy Reading!             担当:かのん
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【2】今週のお薦め本 4冊
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■Meg and Mog YL0.3
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魔女のMegと猫のMogはハロウィンの夜にパーティに出かけます。仲間の魔女た
ちといっしょに丘の上で呪文を唱えたのですが…。
絵は仕掛け絵本も手がけているヤン・ピエンコフスキー。文章もやさしいので
小さいお子さんと一緒に読むのにお薦めです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S103189]
……………………………………………………………………………………………
■How the Moon Got in the Sky YL0.5
……………………………………………………………………………………………
どうしてお月様はお空にあるの? アフリカの昔話です。原色使いのイラスト
にアフリカの大地の力強さを感じます。Addison-Wesley社のBig and Little
Booksシリーズの一冊。神話や昔話をやさしい英語で書いたシリーズです。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S100966]
……………………………………………………………………………………………
■Lion at School YL4
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いじめっ子がいるせいで学校へ行きたくない女の子。その子を助けにある日
ライオンがやってきます(表題作)。ほか9編。『トムは真夜中の庭で』で
知られるフィリパ・ピアスの短編集です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S100078]
……………………………………………………………………………………………
■The Breadwinner YL4.5
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タリバン政権下のカブールで生きる11歳の少女の物語。著者はカナダの人で、
パキスタンにあるアフガニスタン難民キャンプでの見聞をもとにこの本を書い
たそうです。物語はフィクションですが、TVや新聞だけではなかなか伝わらな
いアフガニスタンの状況がわかります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/sss/sssrev.cgi?cmd=review&bid=S102679]
……………………………………………………………………………………………
                            担当:かのん
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【3】特選投稿とお役立ち情報 6件
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■好きなときに楽しいと思える本だけを読み1年9ヶ月をかけて100万語を通過
した大門さん。「読みたくなるまで騒がずに待っていればいいんだ」というお
おらかさや「楽しんだモン勝ち」の姿勢、そして「『読んだら寝る!』という
作業がとても重要なんじゃないかと…」という思い。仲間といっしょに楽しく
ストレス解消してマイペースで続けているうちに、全然苦しまずにいつの間に
かレベル2が読めるようになり、英語を読むことに自信がついた、とのこと。
「気になることを気にしない」つい焦って語数やレベル上げを気にしてしまい
がちな多くのタドキストの心に響く報告です。
大門さん、素敵な報告をありがとうございます。    (酒井先生特選)
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-million&c=e&id=2671]
……………………………………………………………………………………………
■多読を楽しく続けるには自分が面白いと思う本を読むことが一番。でも洋書
は内容をチェックして買うことがなかなかむずかしい。翻訳本をチェックして
原書を購入するというみちるさんの方法は、面白い本発見の一助になります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=e&id=9282]
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■忘年会の店で出会ったフィリピン人の女性。日本語はたどたどしいけれど学
校で習っただけという英語はとても流暢。なぜ?という疑問から多読は英語を
使って読むことではないか、という発想をされたrockmanさんとそれに答える
みなさんのコメントは、読むだけで本当に英語力がつくのかという不安を自信
に変えてくれます。素敵な発想の転換ですね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss&c=e&id=18199]
……………………………………………………………………………………………
■朗読テープを聴きながら読むListening-Reading(略してLR)、バナナさんの
実践報告です。購入が大変という方にはふ〜んさん情報も参考になります。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=e&id=9287]
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■優香さんの800万語報告です。アニメのノベライズやコミックだけで100万語
以上。活字読書が苦手な方にはこういう方面から入るのもいいですね。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=e&id=9242]
……………………………………………………………………………………………
■多読素材としての英語月刊誌は? KYOさんの提案と、
英字新聞を定期購読しはじめたという慎一郎さんの報告です。
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-f-g&c=e&id=9321]
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-yukkuri&c=e&id=1354]
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【4】編集者コーナー
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 2004年の幕が明けて、はや半月が経ちました。お正月気分も遠い昔、もう
1月半ばなの?と感じている人はわたしだけではないでしょう。

 その短い間にも入門者の広場では、多読を始めます、と書き込みをしている
方が何人かいらっしゃいます。書き込みはなくても、今日もまたどこかで多読
を始めようと決心をして、馴染みのない洋書を手にとっている方がいらっしゃ
るに違いありません。

 新しいことを始めるときには、期待もあるけれど不安も付きものですよね。
でもあまり深く考えずに、今まで背負ってきたいろんな荷物をひとまず置いて
ちょっと近所をお散歩するような気持ちで、歩き始めてみてください。身軽に
なれば、普段見過ごしている、道端の小さな花の可憐さや鳥の声、空の青さ、
そんな小さな発見がたくさんたくさんあることでしょう。
 そんな発見を楽しんでいるうちに、こうありたいと思っていた自分に少しづ
つ近づいていっていると思います。どうぞ楽しい時間を過ごしてください。

 心を込めて、Happy Reading!              担当:かのん

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【5】SSS News
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■講演会のお知らせ <2004年1月〜2月> いずれも入場無料
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1月24日(日)14:00-16:00 大阪 ジュンク堂大阪本店(要予約)
2月 8日(日)13:15-14:10 東京 池袋ワールドインポートセンター(予約不要)
2月14日(土)13:15-14:10 福岡 福岡女学院    (予約不要)
2月15日(日)13:15-14:10 大阪 大阪YMCA会館 (予約不要)
2月21日(土)15:00-17:00 名古屋 丸善栄店    (要予約)
2月22日(日)13:30-15:30 京都 丸善河原町店   (要予約)
 [url:http://www.seg.co.jp/sss/information/zenkoku-kouen.html]
 [url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=3073]
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【6】編集委員コーナー  (担当 マリコ)
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 従来の編集後記を発展させて、編集委員(マリコ、バナナ、古川)がコラ
ムを書く形式に変更させていただくことになりました。今回は、マリコが担
当します。(来週はバナナさんの予定です)

 今週の特選投稿に、1年9ヶ月をかけて100万語を読んだ大門さんの報告が
紹介されています。この報告のすばらしいところは、1年9ヶ月かけてようや
く100万語読めたというところではなく、その途中の読み方にあります。大門
さんは、1年9ヶ月の間、楽しく読むことだけを心がけていました。早く読め
なくてもレベルが上がらなくても、そんなこと気にせず、読みたいときに
読みたいものだけを読んできたのです。

 わたしたちは1年程度、遅くとも1年半を目標に100万語を読みましょうと
勧めています。そのくらいのペースが、挫折することなく、また飽きずに読み
続けられる限度ではないかと思っていたからです。1年8ヶ月で57万語という
大門さんのペースはこれより2〜3倍遅いものでした。ところが次の1ヶ月で
40万語強を読み終えたというのです。この報告はわたしたちに大きな教訓を残
してくれました。簡単な本を、どんなにゆっくりでも、どんなに少しずつでも
読み続けていればいつかたくさん読める日がくる、いつかたくさん読みたくな
る日がくるということです。「多読をやっていて一度も苦しいと思ったことは
ない」という大門さんには挫折という文字は一度も浮かばなかったことでしょ
う。

 掲示板には、数ヶ月で100万語を達成した方々の報告が多く、300万語、500
万語の報告も増えています。それだけに、人より読むのが遅い、語数が増えな
いと心配しているタドキストに勇気を与える報告でした。読めるレベルも、多
読に使える時間も人それぞれです。でもどんな読み方であっても、どんなに
ゆっくりのペースでも、遅かれ早かれだれにでも必ず100万語を達成する日が来
ることがわかります。ただ無理をしないで楽しい多読を続けていきさえすれば
いいのです。最近読むのが苦しいと感じている方、飽きてきたと感じている方、
多読が英語の勉強だと思って無理をしていないかをもう一度確認してみません
か?

---- Start with Simple Stories and Enjoy Reading! ----
                               (マリコ)
……………………………………………………………………………………………
次号の担当はジアスさんです。

  今 週 も Happy Reading!
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