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お名前: リリー・ローズ
投稿日: 2025/4/12(15:28)
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SSS多読通信 第503号 (2025/4/12)
~読める本、読みたい本をお気楽に~
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【1】今号のお薦め本 「イースター特集」 (リリー・ローズ)
【2】SSSコラム (まりあ)
【3】SSSニュース (SSS英語多読研究会)
【4】編集後記 編集:リリー・ローズ
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【1】今号のお薦め本 「イースター特集」 (リリー・ローズ)
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イースターは、キリストの復活を祝うキリスト教の春の行事です。
春分の日の後の満月の次の日曜日に祝われるため、毎年日付が変わる移動
祝祭日で、今年(2025年)は4月20日になります。
春の訪れに心が浮き立つこの季節、イースターのワクワクした気分を、
私たちも一緒に味わってみませんか。
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■ The Easter Egg YL 1.0-1.8 890語
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うさぎのHoppiは、他のうさぎたちが作る立派なイースターエッグに圧倒
されつつも、自分らしい方法で、優しさの詰まった最高のイースターエッグを
作ります。ページの縁には、物語の前後や別の場面が描かれていて、絵を読む
楽しさもたっぷり。Jan Brettならではの世界が広がります。
[url:https://www.amazon.co.jp/Easter-Egg-Jan-Brett/dp/039925238X/ref]
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■ The Easter Story YL 2.0-2.4 1,216語
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「イースターってどんな日?」そんな問いに、分かりやすく答えてくれる
美しい絵本です。イエス・キリストの受難と復活の物語が、簡潔な言葉と敬虔
な絵で描かれています。カラフルな卵やかわいいうさぎのイメージの背後に
ある「イースターの起源」を知るのにおススメの1冊です。
[url:https://www.amazon.co.jp/Easter-Story-Carol-Heyer/dp/0824984390/ref]
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■ The Country Bunny and the Little Gold Shoes YL 3.0 2,501語
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イースターの卵を届ける「イースター・バニー」に選ばれたい―そんな
夢を子どもの頃から抱いていたCottontail。やがて彼女は母となり、21匹の
子どもを立派に育て上げます。夢はもう手の届かないものになってしまった
のでしょうか?
1939年に出版されたこの絵本には、お父さんの姿は描かれず、彼女はシン
グルマザーとして登場します。母であることと夢に挑戦することを自然に両立
する姿は、今読んでも新鮮で、前向きなエネルギーをもらえます。春らしい
色彩とクラシカルなイラストも魅力の、心温まるイースター絵本です。
[url:https://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000005346]
……………………………………………………………………………………………
■ Rabbit Hill YL 5.0 20,087語
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広い農地付きの空き家に新しい人間が越してくる―そのうわさに、動物たち
は期待と不安でそわそわ。過去の苦い経験から、彼らは新しい住人を慎重に
見守ります。けれど、けがをしたうさぎのGeorgieやネズミに向けられた
新住人の思いやりが、やがて信頼と共存の道を開いていきます。
動物の視点から描かれたこの物語には、リアルなイラストが添えられ、彼らの
気持ちが自然と伝わってきます。文、挿絵とも『はなのすきなうし』(“The
Story of Ferdinand”)の挿絵を描いたRobert Lawsonです。
[url:https://www.amazon.co.jp/Rabbit-Hill-Puffin-Modern-Classics/dp/0142407968/ref]
……………………………………………………………………………………………
■ The Miraculous Journey of Edward Tulane YL 4.5 16,983語
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Edward Tulaneは、最初は自己中心的で冷たい、陶器でできたうさぎの人形
でした。少女Abileneに大切にされていましたが、ある日彼女と引き離されて
しまいます。海の底、見知らぬ街、孤独な時間…辛く切ない経験を重ねる中で、
Edwardの心は何度も折れそうになります。それでも、出会いと別れを繰り返し
ながら、少しずつ他者を思いやる心を育んでいきます。この旅はEdwardの自己
発見と成長の物語。そして最後には、かつての持ち主Abileneとの感動的な再会が
描かれます。
[url:https://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000011540]
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【2】SSSコラム (まりあ)
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多読が進むと、英語らしい英語と日本人ぽい英語の区別がつくようになって
来ますが、そうなると今度は英作文に自信が無くなります。時には帰国子女の
孫の英語の勉強を手伝ったりもしますが、英作文だけは明らかな文法ミス以外
訂正する気になれません。
ところが最近ではAIに英訳させたり、添削させたりできるようになったばか
りではなく、語彙レベルもB2とかC1とか指定することが出来るのだと知り、
これは使い方に習熟すべきだな、と思い始めています。今から覚えられるのか?
という不安もありますが...
AIが発達したら外国語の習得の必要はなくなる、という主張もありますが、
やはり自分で理解出来たら便利だし、外国の文化を理解できた方が楽しみが増
えるだろう、という気持ちは変わりません。
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【3】SSSニュース (SSS英語多読研究会)
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第7回の国際多読学会
ERWC7: The Seventh World Congress on Extensive Reading
が札幌の北星学園大学で、9月5日から9日の日程で、開催されます。
詳しくは、[url:https://erfoundation.org/erwc7/] をご参照ください。
日本からは、山下さん(鴎友学園)、古川(SEG)の2名が
招待講演者として講演予定です。
日程の合うかたはぜひ、ご参加ください。
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【4】編集後記 (リリー・ローズ)
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カラフルな卵やかわいいうさぎのモチーフを見ると、「春が来たなあ」と
感じる方も多いかもしれません。イースターは、そんなふうに見ているだけで
楽しくなる春のイベントとして、少しずつ私たちの暮らしの中にも広がって
きている気がします。一方で、日本の春といえばやっぱり桜。満開の桜が風に
舞う様子に、つい足を止めたくなります。海外の春は絵本や物語の中で、日本の
春は日々の風景の中で、それぞれの春を楽しめたら素敵だなと思います。
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多読通信、次号もお楽しみに!
今 週 も H a p p y R e a d i n g !
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