SSS多読通信 第364号 (2014/9/11)

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1559. SSS多読通信 第364号 (2014/9/11)

お名前: acha758 http://acha758office.seesaa.net/
投稿日: 2014/9/11(12:59)

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        SSS多読通信 第364号 (2014/9/11)

        〜読める本、読みたい本をお気楽に〜

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【1】100万語通過報告 (8/25-9/7)
【2】今号のお薦め本  カナダにまつわる本 特集        (acha758)
【3】SSSコラム   「〜の秋」            (近眼の独眼龍)
【4】SSSニュース              (SSS英語多読研究会)
【5】編集後記                     編集:acha758

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【1】100万語通過報告 (8/25-9/7)
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この期間の100万語通過報告はありませんでした。

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【2】今号のお薦め本 カナダにまつわる本 特集       (acha758)
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 個人的な話なのですが、この夏カナダに旅しました。というわけで、カナダ
をテーマにした本やカナダ人作家の本を読んでみたので、いくつか紹介させて
いただきます。
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■ Anne of Green Gables             YL7.5  102,888語
……………………………………………………………………………………………
 NHKの連ドラ『花子とアン』が放送されている今年は特に、カナダといえば
欠かせない一冊でしょう。私も子供時代からハマりました。原作は10万語超の
大作であり、言葉遣いも表現豊かなのでなかなか手が出ないですが、古典名作
なので、OBW2とPGR2など、GRがいろいろと出ています。取り上げられている
エピソードが少しずつ違っているので、読み比べをするのはいかがでしょう。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000003663]
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000000322]
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000000663]
また、『花子とアン』の原作である伝記『アンのゆりかご』も面白いです。
翻訳者村岡花子さんが、激動の時代を生き抜いた生涯が、活き活きと描かれ、
翻訳に込められた想いを胸に、日本語訳も再読したくなりました。
……………………………………………………………………………………………
■ Canada Day (Rookie Read-About Holidays)      YL0.5〜1.0  291語
……………………………………………………………………………………………
 アメリカの独立に遅れること100年。1879年7月1日にDominionとして自治が
認められるようになったことを記念した祝日。独立はそこからさらに100年、
なんと1982年まで待たなくてはいけなかったのですね…。カナダの独立の歴史、
カナダデーの様子がまとまっています。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000004930]
……………………………………………………………………………………………
■ Canada (Rookie Read-About Geography)      YL0.5〜1.0  343語
……………………………………………………………………………………………
 RookieのGeographyシリーズにもカナダにまつわる本がいくつかあります。
国土、気候、民族、歴史、産業が簡潔に紹介されていて、旅した気分に。
"Canada"
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000023686]
"North America"
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000007269]
"Rocky  Mountains"
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000013905]
"Niagara Falls"
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000013637]
……………………………………………………………………………………………
■ Fly Away Home (PGR2)              YL2.6  11,000語
……………………………………………………………………………………………
 1996年の映画「グース」の簡略ノベライズ版です。14歳のAmyは母親の死を
きっかけに9年前に別れた父親に引き取られてカナダにやってきます。環境の
変化と父親との確執に逃げ場のないAmyですが、 ある日グースの卵を見つけ、
母親代わりになることを決意します。
 簡略版とはいえ、カナダの美しい自然、主人公らの複雑な心情、感動的な
ストーリー展開が惹きつける作品で、PGR2の中でも特におすすめです。
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000000698]
……………………………………………………………………………………………
■ Stella, Fairy of the Forest           YL0.6〜0.7  634語
……………………………………………………………………………………………
 想像力豊かで活発な女の子Stellaとちょっぴり怖がりだけど好奇心旺盛な弟
Samのシリーズです。ある日二人は妖精を探しに森へ向かいます。広い森では
たくさんの動物たちに出会いますが、妖精は見つかるのでしょうか・・・?
淡い色合いの水彩画とシンプルな英語が読みやすく、ほのぼのする絵本です。
文と絵はカナダ人の現代絵本作家Marie-Louise Gayです。
{URL:https://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000023695]
……………………………………………………………………………………………
■ I HAVE TO GO!                  YL0.8〜1.5  590語
……………………………………………………………………………………………
 Andrewは車でお出かけすることになりました。出発前にお父さんお母さんが
「おしっこ行く?」と訊きますが、Andrewは「いかなーい!」と答えます。
ところが…これはもう子育てあるあるですね。大人たちがバタバタしながらも
優しく見守っている姿が温かいです。文はカナダ人絵本作家のRobert Munsch。
[url:https://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010044]
……………………………………………………………………………………………
■ A Visitor for Bear               YL1.0〜2.0  788語
……………………………………………………………………………………………
 玄関に「訪問お断り」の張紙をしているクマは一人静かに暮らしていました。
ところがある日突然一匹のネズミがやってきて、「ちょっとお茶でも」などと
言います。「出ていけ!」と追い出しても、どこからともなく現れるネズミ。
さてこの二人の攻防の行方は・・・?!絶妙な間とリズムが心地よいです。
礼儀正しいネズミと大人なクマの初対面の会話なので、言葉は難しめですが、
イラストのページ数が多いのでわかりやすいと思います。カナダの本屋さんの
絵本コーナーで1位になっていました。このシリーズ集めようと思います。
[url:https://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000023696]
 
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【3】SSSコラム 「〜の秋」              (近眼の独眼龍)
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 まだまだ暑い日も多いですが、でも確実に秋が近づいていますね。食欲が出
てきせいか、そう感じます。そういえば、なんとなく運動、スポーツもしたく
なってきたような気もするし。
 
 「〜の秋」という言い方がありますが、そう、私にとっては「食欲の秋」だ
し、「スポーツの秋」です。たまには「芸術の秋」かな。一番美術館に行く季
節は秋のような気がします。

 多読やっているのに、「読書の秋」じゃないんですよ。多読では、夏バテな
らぬ秋バテを起こしてしまっていて。夏にちょっと面白い本にあたって、蒸し
暑い中少しがんばって読んでしまったせいか、疲れてしまって。

 でも、食欲の秋だから、安くておいしいものや店をネットで探したりはしま
す。すると、日本の食べ物、日本の店を探しているのに、英語で書かれた情報
が多いのに気が付きます。日本食や日本の文化を好きになって、発信してくれ
ている海外の方って、結構いるんですね。

 やはり日本のことを好いてくれると嬉しいこともあり、結構そういう情報も
見ます。すると、思わぬ点を面白がったり、賞賛していたりしていて、かなり
面白い。英語としては、形容詞が豊富で難しいといえば難しいのでしょうが、
多読に慣れた身にとっては、写真も多いこともあって、楽に読めるし、楽しい
ですよ。

 もちろん、安くておいしい店も見つかります。

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【4】SSSニュース            (SSS英語多読研究会)
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■8/5 多読多聴マガジン増刊 「英語の多読最前線」発刊!
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英語多読が英語教育の現場で注目されています。『多聴多読マガジン』では、
英語の多読最前線レポートとして、児童英語教室3教室、小学校(大阪市、
府中市)、中高(渋々、鴎友、開成、武庫川、福岡女学院、明星、都立大田
桜台、鳥取県立境、神奈川県立港北)、塾・大学・高専(SEG、豊田高専、
東北大、文教大)の各校での実践を紹介しているほか、門田修平、Rob Waring、
宮田宗彦 の3氏が多読多聴実践のヒントとなる理論を紹介しています。
[url:http://www.amazon.co.jp/dp/B00L87ISVW/sss-22/]
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■朝日小学生新聞 今月は、Hayabusa's Story (Cosmopier)
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今月の朝日小学生新聞 C'mon Tadokidsでは、多読多聴マガジンを発行している
コスモピアが出版している"Hayabusa's Story" の絵本を紹介しています。
日本の宇宙飛行船「はやぶさ」の活躍を絵本で楽しんでください。
文章と音声は下記から、
[url:http://www.asagaku.com/tado_kids/tado_index.htm]

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【5】編集後記                      (acha758)
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 これまた旅先で見つけて衝動買いしてしまった本なのですが、"LISTOGRAPHY"
って知っていますか?サブタイトルは'YOUR LIFE IN LISTS'となっています。
本といってもノートのようで、左のページにはにイラストがあり、右のページ
にはリストアップするお題と罫線が書いてあるだけです。お題は例えば、
'List pets you've had and their names'とか
'List memorable people you've worked with'などなど65項目あり、最後には
FIRSTS, LASTSを自由に書くページがあります。このリストを片手にゆっくり
人生を振り返ってみるのもよし、仲の良い友人と一緒にやるのも面白そうです。
"LITERARY LISTOGRAPHY" "TRAVEL LISTOGRAPHY" "PARENTHOOD LISTOGRAPHY"
などなどいろいろな種類もあるので、気になった方はホームページを見てみて
下さい。Amazon.co.jpでも入手できますが、手に取って見て欲しい一冊です。
[url:http://listography.com/static/books/start.html]

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          多読通信、次号もお楽しみに!
        今 週 も H a p p y R e a d i n g !

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多読通信に関するみなさまのご意見・感想などをお待ちしております。
・掲示板への投稿
[url:http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-event&c=e&id=2108]
・多読通信アンケートフォーム
[url:http://www.seg.co.jp/sss/information/formmail.html]
※アンケートフォームでいただいた質問に対するお返事を掲示板上で行う
場合があります。ご了承ください。
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※このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して
発行しています。配信申込・中止・アドレス変更はこちらへ
[url:http://www.mag2.com/m/0000118505.html]
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発行:SSS英語多読研究会( http://www.seg.co.jp/sss/)
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