遅ればせながら中国語1100万字通過報告

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3288. 遅ればせながら中国語1100万字通過報告

お名前: 杏樹
投稿日: 2020/7/31(01:05)

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多言語多読のみなさま、お元気でしょうか。
ものすご~~~く久しぶりですが、中国語の通過報告をいたします。
本当は1年ぐらい前に1100万語通過してたんですが、去年はプライベートで忙しくてバタバタしていて…ほっといたらそのままになってしまい、「まあいいか」と思ったりもしましたが、やはり思い直して報告をすることにしました。

1000万字通過してからは中国語は本当にポツリ、ポツリとしか読んでいません。最近は日本語の本を読むことが多くなって、多読はどれも語数があまり進んでいません。
中国語は一般の本も読めるようになってきたと思ったのですが、挫折したり読むのに手こずったりすることが続きました。それで昔読んだ子供向けの故事成語の本を再読してみました。やはりすらすら読める本を読むのは大事。

しかし、そうして段ボールを掘り起こしていたら、ずっと前に「いつか読みたい」と思って積んであった本が出てきました。あまりにも分厚くて大きいのでなかなか読む気がしなかったのです。しかし「読んでみようかな」という出来心を起こしてしまいました。それで…読んでしまいました。

それが「金粉世家」です。ドラマのDVDが日本で発売されたときに「華の家族」というタイトルで紹介されていたものです。民国期の北京のお屋敷のお話だということで興味をひかれたのです。
1920年代半ばに新聞小説として連載され、好評のためかなり続いて長くなったようです。つまり当時のリアルタイム。のちに「民国の紅楼夢」とまで呼ばれるようになったとか。
北京の総理、金家のお屋敷で繰り広げられる物語です。中心になるのは学生の7男、金燕西。長男と次男は結婚していて、同じお屋敷の中で暮らしているという昔の大家族。燕西はある時通りがかりに見かけた女学生に心惹かれます。彼女に近づくためにあれこれ手段を考えます。
燕西は当時のモダンボーイで、遊び仲間もいろいろ。映画に行ったりダンスホールに行ったり。沙発(ソファ)や高跟鞋(ハイヒール)という言葉が当時からあったのだと知りました。金家の人たち、金家とお付き合いのある名家、燕西の仲間たちなど様々な人間模様が描かれます。そこが「民国の紅楼夢」と言われる所以でしょうね。そして後半になると金家が傾いていくのも。
読み終わって字数を数えてみたら80万字ありました。なのでこの本を読んだら軽く1100万字超えていました。

それからしばらくして「明代宮廷」という本を読みました。
これはずっと前に中国に行ったとき、明の孝陵の近くの露店で売っていたものです。明代の皇帝はろくでもない変な皇帝が多いので読んでみたいと思ったのです。しかし当時はまだ多読を知らず、辞書を引きながら途中まで読んで挫折していました。本を選ぶときはいつも突然。積んであった、置いてあった本がふと目に留まって「読もう」と思ってしまう。
歴史の本というより一般向けの軽い読み物という感じで、あっさり読めました。歴史おもしろエピソード集、といったところでしょうか。

それからはまたずーっと中国語は止まっていました。
そうしたら、この間またもや突然「あ、この本読んでない」と思って、いつ買ったかわからない本を手に取りました。
「孟子」です。子供向けに孟子の書いたものを解説してあるもの。ピンイン付き。これも歴史のあれこれエピソードを結び付けて、それがおもしろくてさらっと読めました。
それで語数を数えて記録しようと思ったら、すごい間が空いていて「あー、長いこと報告を放置してしまった」と思った次第。
これで1136万字になっています。

それでは~。


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