100万語!!

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/5/20(03:49)]

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[報告] 589. 100万語!!

お名前: onomon
投稿日: 2003/5/2(11:10)

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皆さんはじめまして。
onomonです。
少し遅くなりましたが、4/20に100万語を通過しましたので報告します。


・出会い
 一番最初にSSSの方法に出会ったのは、「快読100万語」が出版されて比較的すぐ
の時期に書店で平積みになっているのを見つけた時でした。でも、この時は手にとっ
て眺めてみたものの、100万語という語数が途方もなく莫大に思えたし、そもそも
「辞書なしで英語の本が読めるぐらいなら何の苦労ないじゃん。この酒井という人
は何を馬鹿なことを言っているんだろう」と、勝手にトンデモ本と認定をしてすぐ
もとの山の上に戻してしまいました。(ごめんなさい酒井先生)

 それから暫くして、BizTechの記事でSSSが紹介されているのをあらためて読みま
した。ビックファットキャットを読んで、その方法論は納得するものがあるものの、
一体何を読めば良いのかわからないという状態だったので、このときはじめてGRな
るもの存在を知り、これなら読めるかも知れないと思いました。
 でも、多読三原則にはビックリさせられました。面白くなかったらその本を読む
のをやめろというのは納得できるし、辞書を引くなというのも辞書が必要ないよう
な簡単なレベルの本からはじめなさいといことで納得できました。しかし、わから
なかったら読み飛ばせだなんって!

 やっぱりトンデモかもと思いつつ、SSSサイトを探検し掲示板を発見しました。そ
こでの皆さんのなんと楽しそうなこと。続けられるかはわからないけど、はじめる敷
居はとっても低いのだから、とにかく始めて見ようという気にさせられました。

 それから、今からすれば変な感想ですが、当時SSS(SEG)ではGR等の販売を直接には
手がけていなかったのも、安心感がありました。心の片隅では、トンデモかもと思っ
ている本の著者が、つまらなかったらどんどん投げちゃへと言いながら教材売ってた
ら怪しさ炸裂ですから。(繰り返し失礼なこと書いて申し訳ありません。)


・はじめた頃
 最初はPGR0の本当に薄い本ですが、1冊読み通すことができてとっても嬉しかった
です。ただ、内容自体はそんなに面白いとは感じられなかったので、こんなのばかり
だと続かないだろうなとも思いました。しかし、13冊目で最初のPGR1として「Little 
Women」を、21冊目で最初のOBW1として「The Coldest place on Earth」を読み、こう
いう本があるのなら続けられるかもしれないと期待を持つことが出来るようになりま
した。

・50万語の頃
 50万語をすぎて、通勤時にも読むようになりました。自分は電車に乗っている時間が
片道40分ぐらいですが朝は新聞も読んでいるので、読書にあてられるのは1時間/日ぐら
いです。しかし、この頃まで通勤時は今まで通り日本語の本を読んでいて、英語の本は
帰宅後になんとか時間を捻出して読んでいました。多分このころまでは、どこかで
「お勉強意識」があったのかもしれません。だから、今まで通り日本語の本を読みつづ
けて、読書の楽しみはそちらから得ていたんじゃないかと思います。

 しかし、50万語をすぎた頃にレベル3を読み出し、1冊の語数が多くなり内容的にも読
ませるものが多くなってきたことと、自分の英語を読む力がある程度ついてきた相乗作
用で、英語の本を読んでいるという意識から、読書をしているという意識に変わってき
たのではないかと思います。この頃には、100万語は目指すべき目標ではなく、時間が解
決するであろう問題になっていました。そうして、この頃から日本語の本は全然読まな
くなってしまいました。

 今から思うと、通勤時にも読むようになったのが、自分としての一つの節目だったと
思っています。

・100万語を通過して
 自分も最近のパターンというべきか、レベル3までで100万語に到達しました。読みた
い本はまだまだたっぷりあるので、これからも続けて読んでいきたいと思っています。
でも、読みたい本は日本語にもいっぱいあるのに、英語しか読まないのはやっぱり「お
勉強意識」があるんじゃないかという気がして、日本語の本も織り交ぜながら読んでい
こうと思っています。
 というわけで、100万語を通過した後に数字つながりで「4000万歩の男」なんか読み始
めちゃったので、英語の方はちょっとお留守になっています。でも、日本語でhappy
readingしているだけなので、英語の語数が進まなくても停滞しているとは思っていません。

#でも、やっぱり意識はしているんだよなぁ。「お勉強」じゃないんだから、英語ばっか
#り読んでるのは変だといって、全体で3000ページ位ある和書を読み始めちゃったんだから。
#こうしておけば、英語の方が進まなくても、おかしくないですからね。
#こんこと事は意識しないで、自分の欲するものを読めばよいのだろうけど、なかなか。
#PBにまで到達しちゃえば、翻訳モノをよく読む自分としては日本語・英語なんて
#関係なくなっちゃうんですけど。

 ところで、以前一度だけ投稿した「映画の広場」で話題だったLucky Manは、まだ全然
読める気がしません。200万語までには何とか、と思っているところです。

・成果の程は?
 映画を見ているときに理解できる単語やら、短いフレーズが増えている気はしますが、
ことさらに言うほどの向上は無いように思います。ただ、100万語CDを聞くと、本を
読んだことが無い話でも内容について行けています。多読を始める前だったら、理解の
レベルは全然違っていたと思うので、多読がhearingにも効果があるというのは感でました。
 一方、outputの方は、機会もありませんし勉強の類もしていないので、何か変化があっ
たのか全然わかりません。

 ここまで来て、レベル3程度の本を読めるようになったのはもちろん成果だと思いますが、
日本語ではまず読まなかったであろう本達にたくさん出会えたことが、一番の収穫だと思い
ます。そして、今後ともそういった出会いがいっぱいあるだろうと思うとワクワクします。
 言語は、目的ではなく手段であるということを、今更ながらに実感しました。

・ミニブッククラブ
 多読の手法って、他人にも勧めたくなりませんか?ある意味宗教みたいですが、布教
活動のため、読み終わった本はすべて会社に持っていって、本棚に勝手にならべて
「ご自由にお読みください」状態でおいてあります。社内の掲示板で宣伝したところ、
何人かは読み始めたみたいです。

 自分だけかもしれませんが、本ってなかなか手放せません。捨てるのなんかもっての
外で、古書店に売るのも何故か抵抗があります。2度と読まないとわかっている本につ
いてもです。一方、多読の今のレベルの本は文字が大きかったり、行間が広かったりす
るので、語数の割にはページ数が多い(=厚い)です。したがって、単位期間あたりに
読み終わる本の厚さは、日本語しか読んでいなかったころの数倍になってしまいました。
ただでさえ、本の整理に頭を痛めているのに、これでは今後も増える本に対処できない
のは明らかです。

 他人に勧めたいというのもあったし、多くの本は2度と読まないだろうから勿体なさ
過ぎるという意識もあったので、本を手放さずかつ自分の部屋から排除する方法として、
会社に持ち込んだわけです。
 ミニがついても誇大表現ですが、読者もついたようなので今後とも私設ブッククラブ
を充実させていく(=いっぱい本を読む)つもりでいます。
 掲示板や書評は読むばっかりでお世話になりっぱなしなので、せめて自分の身近な部
分で多読を広められたらよいなと思っています。

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 最後に、酒井先生を始めとするSSSの方々、掲示板や書評・レビューに投稿されている
多くの皆様にお礼を申し上げたいです。7ヶ月弱で100万語となりましたが、その間にスラン
プになることもなく読みつづけてこられたのは、SSSのサイトの情報があればこそでした。
 ありがとうございました。そして今後ともよろしくお願いします。

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最後の最後に、統計情報など。
レベル0 18冊  18500語
レベル1 51冊 184650語
レベル2 72冊 409560語
レベル3 44冊 387800語

累計語数   冊/日数
  0 - 10   34/40
 10 - 20   14/17
 20 - 30   26/30
 30 - 40   17/21
 40 - 50   22/19
 50 - 60   19/20
 60 - 70   17/17
 70 - 80   11/11
 80 - 90   12/17
 90 -100   12/12
合計
204日(2002/09/28-2003/4/20)
185冊

PGR 0:13 1:11 2:19 3:8
OBW 0:3  1:19 2:19 3:11
OFF 1:4  2:2
CER 1:5  2:7  3:3
MGR 3:4
DKG 3:2
ICR 1:1  2:11 3:2
SIR 0:1  1:6  2:13 3:2  4:1
(レベル:冊数 ただしここでのレベルは各社の分類による)

児童書
MTH7冊、Research Guide3冊
Marvin Redpost2冊
ダール2冊
Sarah, Plain and Tall
A to Z Mysteries
Frindle

日本語だってHappyReading!

▼返答


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