100万語通過しました(長文になってしまいました・・・m(__)m

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/5/2(19:49)]

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[報告] 3842. 100万語通過しました(長文になってしまいました・・・m(__)m

お名前: のびのびこ〜た
投稿日: 2004/7/6(01:19)

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みなさん、こんばんはのびのびこ〜たです。

本日無事100万語通過しました!<場内どよめき、うぉ〜>

まずは読んだ本を大雑把ですがレベル別にまとめてみました。

レベル0: 193冊
レベル1: 70冊
レベル2: 90冊
レベル3: 1冊
レベル不明:2冊(総語数は分かるがレベル不明)

合計:356冊

当初からレベル0から2の間の本で100万語を突破しようと計画してました。
理由は英語は苦手ではありませんが不幸にも受験英語をかなり真面目に勉
強してしまい英語を日本語に訳すということに慣れすぎてしまいました。
訳さないで理解出来る優しい英語を大量に読めば英語を日本語に訳す習慣
を無くすことが出来ると思ったからレベル0の英語を沢山読みました。では
その成果があったかというと正直ORT等を読んでいる時は英語を日本語を訳
そうという頭は働きませんが、最近レベル2の難しい英語を読んでいると一
度で理解出来ないことが多く、何度も繰り返して読んでしまいには無意識に
英語を訳そうとしていることに気が付きます。幸いなのは受験英語時代にも
返り読みの習慣を無くし頭から読んでいく習慣をつけていたことでしょうか。この習慣はつけておいて良かったと思います。ただやはりいま一番気に
なる問題は無意識に日本語に訳そうとしてしまうこと、それに対して訳して
はいけないんだと心の葛藤、そして頭に日本語がちらつくことなど、これら
の問題はいまの私にとっては非常に大きな問題です。アンカンファタブルで
さえあります。量が解決してくれるのを待つのか、もしくはもっと効果的な
方法を考える必要があるのか今の私には分かりません。

とりあえず既に読んでしまったレベル0の本を読みつつまだ残っているレベル
2の本をゆっくり読んでいこうと思っています。

<私が多読を始めて理由>
何度か掲示板に書いたかもしれませんがここで改めて私が多読を始めた理由
を書いてみたいと思います。その前に私の英語学習暦を他の科目も含めて書いてみたいと思います。長くなりますがご了承下さい。

私は元々中学生時代英語に限らず勉強が苦手でした。後年大学の数学科に進みましたが中学2年の時の数学では生まれて初めて0点を取りました(笑)しかし勉強が出来なくても全然なんとも思っていませんでした。そんな私にも転機が訪れました。中学2年の時の担任が今度の歴史のテストで良い点を取らないと頭を坊主にすると突然言い出したのです。今なら問題になるでしょうが、私の頃は体罰なんてあたりまえにありました。因みに私はいま31歳です。

その当時の私にとって坊主にされることは屈辱でした。とにかくそれだけは避けたいと思い必死に勉強しました。そしたらなんと自己最高点且つ高得点を取る事が出来たのです。これに味をしめた私は次の数学の試験に備えて友達と勉強して数学の証明問題だったと思いますが、これがやってみると面白くなんと今度は数学のテストで私にとっては奇跡的な点数70点台という高得点を取ることが出来たのです。

私は元来単純な性格でしてよく周りから分かりやすいと言われるぐらい単純ですのでもうこうなると勉強するということが楽しくなりました。中学2年の前半は全学年で後ろから数えた方が早い順位にいた私が中学3年の頃には前から数えた方が早い順位にまでなってました。これは大変嬉しかったですね。いままで勉強というものをやったことがなかったので、もう知識がどんどん入るんんですよね。人間興味を持って自主的に勉強することがどれだけ大事か分かりました。

私の両親は教育に関して放任主義でした。正確には私があまりにも勉強が出来ないため私の事を見放していました。ですから親子面談の時はどちらが出席するかいつももめていました。しかし私の成績が上がるにつれて今度は積極的に参加したいとまで言うようになりまあなんて親だなと思った次第です(笑)

いまこれを読んでいる方でお子様がいらっしゃる方は例え今お子様の成績が悪くても決して投げ出すなんてことはなさらないで頂きたいと思います。人間どこで才能が開花するか分かりません。私のように何かがきっかけとなって自分から勉強することになるかもしれません。また勉強に興味が無い子でも何かしら秘めた才能を持っていると私は信じています。大事なのはその子から才能や興味を引き出すことであって上から知識を押し付けることではありません。Educateの原義である引き出すことこれこそが教育だと思います。勉強が出来なくたっていいじゃないですか、他のことで秀でていれば、私はそう思います。

話が脱線しましたが英語も当然中学二年生まで出来ませんでしたが、洋楽には大変興味を持っていて大好きな洋楽を沢山聴いていました。昔から興味あるものには凄く力を入れるのです。洋楽は聞いていたけど英語は全く駄目、興味なし状態しかし英語も勉強してみると成績があがったのでこれまた自分で英語の勉強をしてみようと思い高校入学後も英語はいろいろな参考書を駆使し勉強しました。後年これは英語学習の障害になったのではないかと思うのですが数学が好きで分析が好きだったので英文を徹底的に品詞分解するのが大好きでした(汗)まるで言語学者のように細かく分解するのが好きでした。ReadingよりもGramarが好きだったのは言うまでもありません。高校時代は英文700選に始まる構文主義のS台英語本を信奉していました(笑)そんなこんなで大学入学後も英語は好きで勉強していましたが、ちょっとでも長い英語は読めないんですよね。それと英語が全く聞き取れないのです。当たり前ですね。そんな練習積んで無いんだから。どうすれば良いのかなと思いSIMという教材に手を出して見たけどつまらなくて途中でやめてしまったり、1000時間ヒアリングマラソン始めたけど英語は同じ教材を繰り返し繰り返しやった方が絶対力つくのではと思っていたので、毎月送られてくる沢山の教材にはうんざりしていました。

いつしか気が付いたらヒアリングマラソンも途中で投げ出し、とにかくToeicのリスニングをなんとかしたいと思い、大前研一さんが学生時代三ヶ月間部屋に閉じこもってFENを聞いて通訳試験に合格したというのを著書で読んだのでよし俺もこれをやってみようと思い立ち大学を三ヶ月自主休学してひたすら分からないFENを聞いていましたが分からないからいらいらするばかりでTOEICの点数もリスニングは全然駄目、じゃあ次どうしようか〜とうーんと悩んでいたらトマティスメソッドというのを見つけ、おおこれを受けたら改善出来るので
はないかと思い早速受講したはいいもののリスニング力は確かに多少あがった
けど、このトマティスの面白いところは集中力改善にも役に立つところでし
て、私の場合は性格が改善されたように思います(笑)というのはこのトレーニングを受けている最中絵をかかされるのですが最初私の書いた絵は色も少なくトレーナーの人に言わせれば「暗い絵」だったらしいのですがトレーニングを受けたことによって「暗い絵」が「明るい絵」になっていき、それと同時に性格まで明るくなったような気がしました(勘違いかな)

元々私は大人しい性格でして、まあ今はそうでもないんですけど、特に酒飲むと煩いて言われるんですけどこのトレーニングを受けた後はなんか気持ちが変わったような気がするんですよね。さてさて英語学習の話に戻しましょう。
さてトマティスを受けた後Toeicを受けたら多少リスニングの点数は上がって
ました。またToeic全体のスコアは平均的な大学生よりはいい点数を取ってま
した。さていろいろな事情があって大学を4年通って中退することになり、
その後社会人になってからは自分の仕事の勉強が忙しくなり英語からは一時期離れましたがたまに英語のドキュメントを読まなくてはいけないときもあ
りましたので英語を学習しなきゃなという気持ちはありました。しかし英語学習に疲れていたのも事実です。そして去年夏頃またSIMに手を出したけど、これは結局英語を日本語に訳しているからこんなんじゃ使い物にならないよと思っていたときに出会ったのが酒井先生の「快読100万語・・・」でした。やっと
酒井先生の本まで辿り着きました・・・ふぅ〜疲れた。

さて酒井先生の本を読んで私はこれだ!結局英語を沢山読んで自然に英語が出てこなきゃ使い物にならないよと思った私は多読を開始しました。それが去年
の10月28日です。ただ10月28日に開始して12月18日にストップしてしまいました。

さて多読を再開したのはそれから4ヵ月後の4月20日です。この間私も5年勤めた会社を退職し、退職後はイスラエルへ飛んでボランティア活動を二ヶ月間
行って帰国後大学3年生に編入したりと今年はいろいろと変化が大きい年だなと自分でも思います。

さて4月20日に多読を再開し目出度く7月5日に100万語を迎えました。
思えば遠くへ来たものだというのが素直な感想でしょうか。最初多読を開始した時は100万語通過した諸先輩方の100万語通過の書き込みを見ては本当に自分は100万語なんて読む事が出来るのだろうかと疑問に思いましたが、この多読
だけは勉強しているというよりは本をただ読んで楽しんでいる、たまたまその
本が英語だよという学習しているという意識は殆どありませんでした。だから
この多読は自分に合った学習(本当は学習という言葉は使いたくありませんが)
なのかなと思います。学習というより楽習に近いかな(^_^)

さて100万語を読んで自分はどう変わったか。まず簡単な英語だったらいちいち日本語から英語という過程を得なくても英語を書けるようになった。但し
時間かかります。また少しでも抽象的な話題になってしまうとそのような言葉
を蓄積していないため全く書けません。これは今後多読を続けることによって
言葉が頭にたまってくれば解決される問題かなと思います。

大好きな海外テレビドラマ「フレンズ」を英語字幕で見たほうが楽しめるように
なった。これは多読と関係あるかどうか分かりませんが日本語字幕がうっとう
しくなりました。(でも他の映画は日本語字幕無いと駄目です)

簡単な英語は日本語に訳さず読めるようになった。

たまに英語を読んでいて話に引きこまれる時がある。そんな時は英語であるということすらも意識しなくなる。これが私にとっては驚きですね。こんなこと
多読開始まではありませんでした。話に引きこまれて時には涙を流すぐらい感動することがありました。これは最大の収穫だと思います。

<最後にのびのびこ〜たはどこへ向うのか>
私は多読による英語を身に付けるというメソッドが向いているのかと思います。それと同時に今までいろいろとメソッドを試してきましたがいまいち信じるこ
とが出来ませんでした。しかしこの多読だけは数多ある英語学習法の中で唯一
これならきっと自分も読めるようになると思えた学習法です。そして私はこの
多読こそ英語を習得する一番の近道だと信じています。だから自信を持って人にも薦めることができます(なかなか理解してくれる人いないんですけどね)

私はこれからまず200万語を目指します。少し難しい英語が出てくると無意識に英語を日本語に訳してしまう頭の働きが止めること、この働きがなくなること、これが征服すべき第一の課題です。これは200万語読んでもなくならないのかもしれないななんて思うんだけどやってみなきゃ分からないですよね。
来年末までに500万語目指すぞ〜(大きな目標を立てて見た)
でも最近飛ばしてきたのでちょっとペースを落とそうかと思います。
掲示板でいろいろアドバイスを下さった方々本当に有難う御座いました。いつか私もアドバイスする側にまわれたらなと思います。

ではではこれからも末永くHappyReading!

I wish all of you can read English much better than now.

Thanks.

追伸:

そうそう、最近拙い英語でBlogをはじめました(*^。^*)

英語Blogサイト:http://maemuki.jugem.cc/

日本語Blogサイト:http://maemuki.com


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