きゃんちろ選手、100万語を通過しました!(激長文)

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/4/29(04:30)]

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[報告] 3417. きゃんちろ選手、100万語を通過しました!(激長文)

お名前: きゃんちろ
投稿日: 2004/4/28(21:29)

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みなさん、こんにちはー。きゃんちろです★
265冊目で100万語通過しました!
頻繁に語数を数えたりしていないので、通過本を特に決めていなかったのですが、「そろそろかな〜」と思って数えたら、99万9997語だったので(笑)、せっかくだから良い本で通過しよう、と「Frog and Toad Together」を選びました!我ながらなかなか上出来な通過だったと思ってます♪

今まで読んだ本の中で、印象に残った本・シリーズをいくつかご紹介したいと思います。
前の報告で書いていて、重複するものもありますが、ご容赦を!

★Audrey Hepburn(PGR2)
初めて読んだGRです。実は「今日から読みます」を読む前に、「英語の底力をあげるならGRがいいらしい」という情報を入手して、読んでみたんですよ。オードリーは大好きなので、写真もたくさんあるこの本はとても楽しめました。

★Biscuitシリーズ(ICR0)
立ち読みして、Biscuitのあまりのかわいさに、全巻アマゾンで買ってしまいました。と思っていたら、一冊抜けてたので、買い足さないと!その後紀伊国屋でおまけつきの「バレンタイン版」も買ってしまいました。ICR/SIRなどは絵が好みに合わない場合もあるのですけれど、この絵は本当にかわいくて、ふわふわしてて、頬ずりしたくなってしまいます(アヤシイ!)。

★Marcelシリーズ(PGR0/PGR1)
PGR0、PGR1は心から楽しめるのが結構少なかったのですが、このシリーズは絵もかわいいし、芸も細かいし、私の好きな探偵ものだし、とても気に入ったシリーズです。

★Little Bearシリーズ
お母さん熊の愛があふれている本当にステキなお話です!図書館でハードカバーの絵本を借りて読んだのですが、これで絵本の面白さに目覚めました!

★Eleanor Everywhere(SIR4)
ルーズベルト大統領夫人エレノアの生涯の物語です。まだ女性の社会的地位が低かった時代に、元大統領夫人という肩書きではなく、彼女の人柄が多くの人に影響を与えたということを考えると素晴らしいと思います!

★The Railway Children(PGR2)、Story of the Treasure Seekers(PGR2)、Five Children and It(OBW2)
Nesbitの本をはじめて読みましたが、GRになっても子供たちの描写が非常に丁寧で、高いレベルのGR、さらには原作を読んでみたいと思わせる本でした。

★The Little House
小さい頃日本語の絵本を読んだように記憶しています。最後の幸せそうなおうちの姿に、心が温かくなります。

★The Call of the Wild(PGR2)
これも子供の頃夢中になって読みました。是非上のレベルのGRも読みたい!同じ作者、同じPGR2のWhite Fangも読みましたが、「The Call〜」の方が良かったです。

★Black Beauty(PGR2)
これも子供の頃読んだなつかしのお話。内容自体もとてもよかったのですが、最初のページの説明文(著者の生い立ちや、この本が出版されてから、馬に対する人の扱いが向上した、ということ)に感動しました。

★Pocahontas(OBW1)、Aladdin and the Enchanted Lamp(OBW2)
どちらもディズニーで映画化されていますが、ディズニー版とあまりに違うことにびっくりしました。映画を見た方は、こちらも読んでその違いにびっくりして欲しいと思います(笑)。

★Round The World in 80 days(PGR2)
昔家にこの本があったのですが、挿絵は美しかったけれど内容が子供向けではなかったので、実は読んだことがなかったのです。挿絵を見て想像していた話とだいぶちがってこれまた驚きました。
↓でも書いたように、フランス語多読にチャレンジする予定なのですが、ヴェルヌの本はフランス語のGRにもいくつかあるので、別の言語で、また高いレベルで再読するのを楽しみにしています。

★King Arthur and the Knights of the Round Table(PGR2)
このGR自体は、あまりに長い話を短くまとめすぎていて、楽しめたとは言いがたいです。けれど、欧米人にとっては、日本のオオクニヌシノミコトの話のように誰でも知っているのに(ホントかな?)、日本ではいまひとつなじみのないこの伝説に前から興味を持っていた私には、これからもっと知識をつける上でなかなかよいスターターになったと思います。

★Lobelもの
これはどれを読んでも心温まりますよね!でも、Mouse Talesは結構不条理系?子供の頃読んで、「足を新しくした」話にビビった記憶があります。Small Pigも多分昔読んだと思うのですが、泥まみれが幸せなブタちゃんが本当にかわいいですよね!

★Nancy Drew Notebooks
ほのぼのしたミステリーですが、子供たちがほほえましくて、何巻も読んでも飽きません。とは言うものの、何十冊も読んだら飽きるかしら?そしたら上のシリーズにレベルアップしようと思います。

★Magic Tree House
もう何も言う必要はないシリーズだと思いますが(笑)、実は、書評や「今日から読みます」の説明を読んで、「私には向いてないかも・・・」と思っていたのです。ところがどっこい、すっかりはまっています。

★Encyclopedia Brown
一話一話が短いのが良いです。我が家は夫婦で謎解きをして楽しんでいます。

★Famous Five
今一番はまっているのがこのシリーズ。子供向けにしてはかなり本格的で、ドキドキしながら読んでいます。子供たちはみんな勇敢でびっくり!しかし!Anneはなんとかならないものだろうか??

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いやー、何冊か、と思ったのに、ずいぶんたくさん感想を書いてしまった・・・
まだまだたくさんあるのだけれど、とりあえずこれくらいにしておきます。

激しく長くなっていますが、以下、多読開始から今までのこと、長いのでもう読みたい方だけでお願いします。(って、ここまでも十分長いですね。ここまで読んでくださってありがとうございます。)

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多読を始めて
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多読を始める前ですが、周りからの評価としては英語が出来る方だったと思います。ただし、本人全く英語力に満足しておらず、なんとか英語の基盤を固めたいと模索してじたばたしてました。そんなときに「今日から読みます」の本を読んだのです。(この本と、その後購入した「快読100万語」はお風呂で繰り返し読んでいるので、へたへたになってしまいました。)
基礎的な力を身に付けるには、レベル0、1、2とじっくり向き合ったほうが良いとのことでしたので、低いレベルの本もたくさん読みました。
はっきり言って、「勉強のために読むのだから、簡単な本がつまんなくても我慢して数をこなそう」なんてひどいことを思っていました。なので、最初の10万語くらいは、スピードと語数と、低いレベルを読むことに物凄くこだわって読んでいました。

・・・が!20万語くらいでブッククラブに通うようになってからは、本を読むこと自体が楽しみになってきました。もともと本読むのが好きなので、そのあたりがぴたりとはまったのかしら?とにかく、シリーズだと次が待ちきれなくなってきました。ブッククラブの7冊の制限すら少ないと思ったくらい(笑)。
PGR2が読みたくなくなった時期もちょっとありましたが、その分児童書に思う存分はまりました。(現在も継続中)。

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感じた変化
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とにかく、英文を読むのが楽になりました。他の英語の勉強がらみで普通(GRや児童書ではない、雑誌記事など)の英文も読むことが多かったのですが、構えて読まなくなりました。

ヒアリングに関しては、多読だけで英語に接していたわけではないので(英語のクラスに参加したり、NHKニュースを英語音声で聞いたり、BSの英語ニュースを聞いています)どこまでが多読の効果なのか不明ですが、70万語くらいのときに急に聞こえるようになりました!

ブッククラブでカセットを借りたときに、時々シャドウイングをしてみたせいか、イギリス英語も聞き取り、発音ができるようになりました!(幼少時になまりのある英語圏で生活した影響で、私の英語には少々なまりがあります。)
実は、シャドウイング、結構好きです♪今度シャドウイング指導会にも出てみたいなぁ。

前述したように、多読をはじめる前から、英語の勉強をしていましたが、そのときに学んだ単語に多読で出会うと、「あっ!出てきたっ!」とうれしくなり、そして、よく理解できるような気がします。

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今後の予定
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100万語達成の自分へのご褒美に、フランス語の多読セットを買い、念願のフランス語の多読も始めようと思っていました・・・が!我慢しきれないで、つい100万語達成前に買っちゃって、絵本とかもたくさん買って、まだ注文済み・到着待ちの本と、アマゾンのバスケットに入ってる本がたくさんあるのです。英語と並行して、フランス語も楽しみたいと思ってま〜す!「英語以外〜」の掲示板にも近々おじゃましようと思ってますので、どうぞよろしく!

英語の多読では、PGR2がつまらないと感じていたのですが、古典だと結構楽しく読めることに気づいたので、PGR2の古典を読んでいこうと思ってます。
同じくらいの語数のみなさんは、だいぶ上のレベルのGRを読んでたりしてびっくりしますが、私はGRはマイペースで少しずつ読み進めたいと思います。
もちろん、Nancy DrewとMTHとFamous Fiveなどの児童書もやめられないので、引き続き読んでいきます!
とにかく、たくさんある「読みたい本リスト」をどうやって消化していけばいいかとうれしい悲鳴をあげています。

最終的な野望は、英語のテレビや映画、本を、日本語を読むのと同じ感覚で楽しめることです。
いつになるかは分からないけれど、少しずつマイペースで近づいていきたいと思ってま〜す♪

100万語通過までの間で残念だったことは、一度も読書相談会に参加できず、他のタドキストさんたちとの交流がなかったことです。
でも、お会いしたことのない私でも、掲示板ではたくさん励ましていただいたり、アドバイスを頂いたり、とても感謝しています。
今後みなさんにお会いする機会がありますように・・・

これからもどうぞよろしくお願いします!


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