100万語通過報告

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/5/17(06:00)]

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[報告] 2224. 100万語通過報告

お名前: fiddle
投稿日: 2003/11/7(13:28)

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◆100万語読みました!
7月6日に多読を開始して以来、掲示板を読んでいると多読が進まず、多読をしていると家事が終らず、
というような日々を過ごしてきましたが、10月6日、286冊目の"There's a Boy in the Girls' Bathroom"で
無事100万語を通過しましたのでご報告いたします。
我ながら結構慎重というか、石橋を叩いて渡るというか、GRと児童書を行ったり来たりしながら
少しずつレベルアップしていくというスイッチバック式の道のりでした。

◆読んだ本(75万語〜100万語、46冊)
・OBW3  5冊
 GRもこのレベルになると面白い話が出てきましたが、"Skyjack!"や"On the Edge"などは、
犯人側の心情にもっと踏み込んでくれたらいいのに、とまだ物足りなさを感じます。

・ORT9  6冊
 8月にAmazonに頼んだStage 9 More Magpiesがまだ来ません。だめかも(泣)。

・PER3  1冊
・HR3   4冊
・SIR2   6冊
・ICR1   3冊
・ICR2   2冊
・ICR3   5冊
 ICR3では、アメリカの歴史ものを読みました。こういう小さい子供向けの本でお話として
自国の歴史を扱うのはよいことだと思います。自分の子供が幼い頃、選んであげる本がつい
ファンタジー色の強いものに偏っていたなと、ちょっと反省。

・LRFO2(Let's -Read-and-Find-Out Science) 3冊
 このシリーズは楽しいですね。絵も可愛いし。つい、地軸がこう傾いて、こっちから太陽が照らして、
なんて考えながら読むので、読速は上がりませんが。

・Marvin Redpost#7
・Marvin Redpost#8
 あ〜あ、とうとう終わっちゃった。大人から見ればつまらないことで一喜一憂するMarvinくんの姿に、
自分の小学生時代がだぶりました。

・A to Z Mysteries#5

・The Famous Five#1
 長くて簡単めのもの、ということで読んでみました。ダンジョンの地図があるとよかったのに。

・Cliffhanger
 初めてのJacqueline Wilson、葉書で両親に嫌味を書いてるところがいいですね。
とても楽しく読みましたが、実をいうと、バケツリレーのところがよく分かっていません。

・Lizzie Zipmouth
 そういえば、DVに触れている児童書は、初めて読んだような気がします。

・The Giraffe and the Pelly and Me
・Fantastic Mr,Fox
 しばらく毎日車を3時間以上運転するという生活が続いて多読があまり捗らなかった時期に、
車の中でMatildaのテープを聴いていました。私には全然キリンでしたが、何回も聴いているうちに
少しずつ聞き取れるところも出てきて、意味が取れないところでも音のリズムを楽しむようになりました。
その後、上記2冊を読んだのですが、不思議なことに黙読していても、他の本では感じられない
リズムのよさを感じ、ポンポンと流れるように読めました。(飛ばすところは飛ばして)

・Deltora Quest#2
 happyhopeさんのお話では、8巻は「ここまでやるかーというような結末」とのことなので、
楽しみに続きを読んでいきます。

・Catwings

・There's a Boy in the Girls' Bathroom
 自分の子供の問題ともだぶり、両親に共感しつつ読みました。自分の子供が周囲に受け入れられていないという事実は、
親にもつらいことです。だからといって、親にできることは限られている。最後の最後は、
子供自身が自分と他人との距離を測ることを覚えていくしかなく、親は見守っていることしかできません。
この話では、最後は、そんなうまくいくかしら、というような甘めの結末でしたが、
それはそれでほっとしました。

◆英語苦手の歴史
<中学時代> 
今から30年ぐらい昔の話です。あのころの中学英語は、リスニングもなく、先生の言う簡単なルールに従って
問題を解けばいいだけのパズルのようなものでした。

<高校時代> 
いきなり文法が始まって違和感をおぼえたまま月日が過ぎます。進学校だったので、周りは「出る単」を
自主的に一生懸命暗記していて、私も一応暗記しようと努力しましたが、多少単語を覚えたからって、
英語が出来るようになったという実感とはほど遠く、高3になって、これではいけないと英語塾に行き始め、
何とか志望大学に入学。

<大学時代> 
1年のときの必修英語は、外人の先生の英詩の授業でちんぷんかんぷんでした。このころ、
英語の本が読めるようになるといいなぁと思い、愛読している児童文学なら読めるだろうと
「ゲド戦記」のPBを買って読み始めましたが、すぐ挫折。私ってやっぱり英語が苦手なんだ、
とコンプレックスを抱くようになりました。今になって思えば、いきなり「ゲド戦記」とは無謀でしたね。

<社会人になってから>
出産を機に専業主婦となり十数年、英語の必要性を感じないまま生活していましたが、なぜか何年かに1回は、
英語をお勉強しなければという気が起こり、ラジオ講座のテキストを買ったり、文法書を買ったりしていました。
でも長続きせず。
上の娘が中学に上がったとき、子供の勉強を見てあげつつ、実はこれが結構私自身の復習になっていました。

<去年の春>
ある雑誌で、オックスフォードの先生たちが、「指輪物語」の魅力はその文体にある、
と話していたというくだりを目にしました。文体かー、日本語で読んでいたらやっぱり瀬田先生の文体ってことだし、
そうすると、「指輪物語」の魅力の大きな部分を味わっていないってことかなー、と思い始め、
原書読みたい熱が湧き上がりました。でも、今更この歳から読み始めても……と諦めモード。

<今年7月>
「快読100万語」に出会って、なんだかやる気が出てきました。

<100万語読んで>
レベル3の児童書は読速はそれほど速くはないですが、楽しく読めるようになりました。でも、今まで英語に接した量が
あまりに少ないので、このままレベルを上げていくのに不安を感じて、先月末ブッククラブに入会しました。
(今度読書相談会にも伺います、よろしくお願いします)しばらくはレベル0〜2あたりをたくさん借りて読みつつ、
Intermediate Set のGRとレベル3の児童書を中心に読み、ときどきキリン、というパターンで行きたいと思っています。
100万語を越えて、まだまだ英語のサイトを見ると目がくらくらしそうですが、ずーっと苦手だと思っていた英語が、
もしかしたら好きになれるかも、という気がしつつあるのが嬉しい変化です。

もともと活字なら薬の効能書きでも読んでしまうというタイプなので、多読というやり方は私に合っていました。
子どもが小さい頃はいっしょに絵本を読みながら、自分も楽しみ、「第2の子供時代みたいだなぁ」と思いましたが、
今はいうなれば、「第3の子供時代」です。この楽しい気分のまま、児童書から大人向けのPBへといつか移行していけたらと思います。

最後になりましたが、いつも掲示板を見て、参考にさせていただいたり、励まされたり、
掲示板のおかげで私の多読が続いているといっても過言ではありません。
先生、みなさま、ありがとうございました。

それでは、2周目に行ってきます!!


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