100万語です!!

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/5/24(20:15)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[報告] 1437. 100万語です!!

お名前: 栄泉
投稿日: 2003/8/16(02:17)

------------------------------

8月14日、100万語に到達しました。

SSSの多読は、今まで英語学習に対して抱いていた不満不安疑問を木端微塵に
砕いてくれました。とにかく読んで読んで読みまくる。
そうすれば、英語(おそらく他の言語も)の習得はこうすれば良いのかといった
ものが見えてきました。

1.100万語までの経緯   
 (1)期間   6ヶ月半(1月末に開始)
 (2)読んだ本 合計   142冊
         児童書    11冊  レベル0  26冊
         レベル1   27冊  レベル2  31冊
         レベル3   26冊  レベル4   7冊
         レベル5    2冊  レベル6   2冊
         雑誌(抜粋)  4冊(NewsWeekなど)
         普通の本   6冊(講談社バイリンガルブックスなど)

 (3)思い出に残っている本
  A Little Princes(OBW1)  Mary,Queen of Scots(OBW1)
Audrey Hepburn(PGR2)  Dante's Peak(PGR2)
Heidi(PGR2)  Railway Children(PGR2)
HenryVIII and His Six Wives(OBW2) The Chritmas Carol(MGR3)
Oliver Twist(MGR3)   Skyjack(OBW3)
Information Technology(OFF3)  A is for Alibi(MGR4)
A Kiss before Dying(MGR4)   The Client(PGR4)
River God(MGR4) Airport(PGR5)
David Copperfield(OBW5) Madame Bovary(PGR6)

(4)印象に残っていること
    (1)最初の2ヶ月は何と3万語しか進まなかった。転機になったのは、
     3月27日の読書相談会だったが、何が刺激になったのかは忘れて
     しまった。
    (2)本選びには少なからず苦労した。最初にPGR0を読んだ後、どう
     しても物語に手が出ずノンフィクションを探し、OFFばかり読んだ。
     OFFも読んだところで、古川さん河手さんの「今日から読みます
     英語100万語」が出て本当に助かった。
    (3)英和辞典を参照したのは、ほんの4,5回だった。英和辞典はごく
     たまに使えばよいことがわかった。
    (4)途中でやめた本が5冊あったが、気分がすっきりして、そのあとの
     読書が捗った。
    (5)思うように読解できず、殆んど字面だけ追って終えた本も2冊あった。
     おすすめではないかもしれないが、返り読みをやめる治療法としては
     効果があるかもしれない。

2.100万語に到達してどうなったか
 (1)リーディング
    和訳をしながら読む癖を根絶できた。返り読みの癖はまだのこっている
    が、多読開始前を10としたら3くらいに減った。分からないところは
    さらりとかわして、わかる部分で全体の文脈を掴む力がついた。すべて
    の文章や語句に同じ注意を注ぐのでなく、メリハリをつけて読めるよう
    になった。
 (2)リスニング
    TVの英語放送を聴く力が上がった。大量の英文を瞬時に処理する力が
    上がったからではないか。
 (3)スピ−キング
    何かが変わったという自覚症状はない。
 (4)ライティング
    英作文がスムーズにできるようになった。

3.分かってきたこと
 (1)言語は、勉強によってではなく、生の言葉を大量に吸収するすることに
    よって習得できる。多読をして得た収穫はこのことが心から分かった
    ことである。勉強(単語の意味を覚える、英文の構造把握をするなど)
    は補助的にやればよいことで、勉強ばかりに勤しんでもナチュラルスピ
    −ドの世界には永久に入って行けないのではないか。
    話し手や書き手はどんなプロフィールか、どういう状況でその言葉を
    発しているのかなどがはっきりしないと言葉の吸収自体が不可能である。
    巷に英和辞典、単語集、例文集、文法や和訳の参考書、はては英検や
    TOEICの対策本など勉強のためのツールで溢れかえっているのが、どれ
    だけ異様な光景であるかが分かった。
    多読開始時は、英検準1級、TOEIC 800点だったが、こういった試験
    も果たして英語力を正確に測定しているのかという感じがしてきた。

 (2)100万語はスタート台にすぎない
    日本語を習得するのにどれだけ大量の日本語を吸収したかを考えると、
    英語だって同じではないか。それにしてもどのくらい必要なのだろう。

 (3)多読は最初に正念場がある
    最初は、語数はなかか増えないし、どの本が読みやすくて面白いかも
    わからず、本選びに労力を費やす。おまけに、どんどん読むことに慣れ
    ていないので、途中で何度も停滞気味になる。結構、難題が次々と降り
    かかる。
    私の場合、5万語くらい行ったところで何とか続けられるという自信
    が持てた。15万語あたりで100万語は行けると思った。

何はともあれ、うれしいです。
ご指導有難うございました。今後とも宜しくお願いします。

お願い:100万語以降にも通過報告の機会を設けてもらえませんか。
    300万語、500万語、1000万語など、どうでしょう。
    100万語とは違ったコメントが得られるでしょうし、励みにも
    なります。

  

 

  


       


▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.