100万語通過してしまいました

[掲示板: 〈過去ログ〉100万語通過報告 -- 最新メッセージID: 8032 // 時刻: 2024/5/14(18:50)]

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1246. 100万語通過してしまいました

お名前: オシツオサレツ
投稿日: 2003/7/23(23:12)

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4月27日から初めて約3ヶ月。The Children of Noisy Villageで
100万語を通過しましたのでここにご報告いたします。
(Darren Shan の3巻で100万語通過のつもりが、
つい読み始めたやかまし村の連中にダレンは負けてしまったのでした。)
実は3ヶ月続かなかったらやめようと思っていたので、
試用期間3カ月のうちに達成できてほんとに嬉しいです。

●Level0
GR8冊
絵本5冊

●Level1
GR9冊
絵本16冊

●Level2
GR21冊
絵本9冊
児童書8冊

●Level3
GR20冊
絵本3冊
児童書25冊

●Level4
GR3冊
児童書5冊

●Level5
Darren Shan 2冊
●Level6
Matilda
●Level不明(30750語)
絵本2冊 その他2冊
計1015210語

●あれから100万語まで
ペースメーカーに使っていたMarvin redpostを全部読んでしまう。
楽しんで読めた数少ないシリーズものだったので惜しんで読んでいたけど、
100万語までの勢いをつけおうという魂胆。
A to Zの1巻を読んだらおもしろかったので、これは次のペースメーカー候補。

●これまでの英語学習歴
中学時代から、洋楽ロックが好きで歌詞を訳したりして楽しんでいたので、
英語自体に抵抗はなく、中学時代の成績もわりとよいほうでした。
高校時代は、ともかく5文型と修飾がどこにかかっているかの分析を徹底的に
たたきこまれて、その頃の教科書は、S,V,O,Cとかっこと矢印の書き込みで
ぎっしり埋まってる状態、そうしないと英語は読めないんだと長い間思いこん
でいました。
(でもこの経験があるから英語の本なら読めるかなという気にもなったので、
まったく無駄なことではなかったとも思います。めんどくさいからやれと
いわれてももう嫌ですが)

当時の友達はほとんどが外大志望で、海外で就職とか、海外のミュージシャン
と結婚する(?)とか、目標も明確、高校時代から英会話レッスンをうけて、
ぺらぺらしゃべれる人も多かったでした。どちらかというと英国の文化だの
文学などのほうに興味のあるだけの私は、学校の英語の勉強法には疑問を抱い
ていたものの、「英語はあくまで道具」という風潮にもなんとな〜く
馴染めないでいました。

●実はいろいろやっていました〜再び英語
その後、大学は国文(もはや死語?)だったので一般教養の英語には
まったく力をいれませんでした。
そのかわり、中国語にはまりました。教授がおそろしく熱心に指導してくだ
さったので、発音はかなりみっちりやりました。
(思い出すと中国語?宿なんてものまであったし、国文なのに!)。
でも文法やるころにはすっかり疲れてました。
というのも中国語の発音をアルファベット?にして収録している辞書を使って
いたので、まず辞書を引く前に、その漢字の発音を調べなければならず、
つねに2冊の辞書をひかなければならなかったのが
なによりめんどうくさかったのです。
NHKのラジオ、テレビ講座ともに結構勉強したけど、
そのうち中国語そのもの
への興味が尽き、力つきました。

次に、イタリア旅行がきっかけで、以前から習いたいと思っていたイタリア語
を始める。文法の勉強もきっちりしたけど、やはり言葉はコミュニケーシ?ン
が大事と一念発起して会話学校にも行く。
これはいい経験になりました。イタリア人の先生は皆、失敗や間違いを
細かく指摘するより、しゃべろうという気持ちを非常に重視してくれたので。

そのうちまたイタリア語の文学などを読み始めたけれど、これも実は辞書2冊状態。
動詞の活用形がでてくるたびに、活用表をみてから原形を探し、それから辞書
を引くという状態。けっこうがんばったものの、これなら昔取った杵柄、英語
のほうが読めるだろうと、英語の本を辞書首っ引きでよみはじめる。
それで、以前にも書きましたが、ジ?ゼ・サラマーゴの『リカルド・レイス
の死の年』を約1年半かけて読んだ後、当時でたばかりのLe Guin の『The
Other Wind』を読み始め、でもやっぱり挫折。

●多読に足を突っ込むきっかけ
もう英語の本なんて二度と読む気が起きないと、ついこの春までは思っていま
した。
なのに、Lawrence Durrelの『アレキサンドリアカルテット』を読んで、また
ぞろ原著とCDを買いこんでしまったのです。これまでも翻訳で読んで、
気にいった本が英語でどう書かれているのか気になって、原著を買って比較し
て読んだりはしていました。今回もそんな感じで読もうかなと思っていたのですが、
ちょうどその時ですよ、『今日から読みます 英語100万語!』を
アマゾンが薦めているのを見かけたのは。それからなんとな〜く多読の道に。

●多読の効果
大量インプットは語学の達人ならかならず言うことですから、多読の方法論に
は特に疑問ってなかったんですが(細かいところはまだ『今日からよみます
〜』の内容がほんとうに理解できていないと思います)、でもね〜、今から何
かの勉強法をしはじめるのには、英語のレベルもなにもかもがあまりにも中途
半端な気がして、やっていけるのか、効果あるのか、まったく自信がありませ
んでした。だから曲がりなりにもここまでこれてほんとによかったです。

というのも、あれこれ文句いいつつ一方では、手応えも感じていたからです。
70万語の報告の時に実は書いててまとまらなかったので、消してしまったので
すが、マトリックス・リローデッドを見ていて、モーフィアスのセリフがすご
く大きな声で聞こえたような気がしたのです。
その時は気のせいだろうと思っていたのですが、つい先日別の映画を見ている
ときにも、すごく英語がはっきりと大きく、まるで自分がいるのと同じ空間で
喋っているように聞こえました。10分ぐらい続きましたが、結局字幕を読んで
しまったのでそれはそれっきり。
でも、「これが英語耳か?〜」とかなりうれしかったです。

これまでにも映画を見ていて、「ああ、こういうことってこういう表現を使う
のね」ぐらいは気づくこともあったのですが、それっきりで忘れてしまうとい
うことが多かったのです。多読を初めてからは、本で何度も出てきた言葉だと
映画で聞いた表現がその時限りでなくわりと記憶に残って
いるように思います。
(figure out what you want !って言ってたんだけど、こういう言葉が残ると
ころに何かありそう、、、)

で、せっかく何となく成果になりそうなところも見えてきたので、これをどう
すくい上げるかも考えないといけないのかなと思っています。
レベル0〜2の読書の足りない部分も補う意味で、絵本の音読かShadowingを
してみようかな〜。
(はまこさんの影響大です。やってみたけど、長いのは読むのがたいへんだ
よ。やっぱり常人じゃないぜ〜、はまこさん!)
あとは、イタリア語もいずれ再開したい、、、
なにはともあれ、100万語まではともかくやってみようと思ってはみたものの
書評と掲示板がなければやはりやりとげられなかったと思います。

変な書き込みにもかかわらず、こころよくレスポンスをしてくださった
みなさま、ほんとうにありがとうございました。
特にマリコさん、ほんとにありがとうございました。
酒井先生にも感謝です。

ということで、これからもよろしくお願いいたします。


▼返答


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