日本出版クラブに著作権フリーの原書ライブラリー「洋書の森」が正式オープン

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604. 日本出版クラブに著作権フリーの原書ライブラリー「洋書の森」が正式オープン

お名前: 寅彦 http://blog.so-net.ne.jp/shibutora/
投稿日: 2007/5/12(12:39)

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つうほんジャーナルより

最近は、洋書も大量の新刊が発行されており、海外の出版物で良いものがあったら翻訳して発行したいと考えている出版社は多いが、タイトルの多さに大手の出版社も編集者の目が行き届かないのが現状だ。そこで、翻訳者が持ち込む作品を歓迎している出版社が多いが、翻訳者がこの原書は面白いと思って企画書を作り出版社に持ち込んでも、すでに著作権を他の出版社が取得していて、すべての労力が無駄に終わったということはよくある話だ。

そんなリスクを回避するために、著作権フリーの原書を翻訳者や編集者が閲覧できるライブラリー「洋書の森」が、今年1月の仮オープンを経て4月に財団法人日本出版クラブ(東京・新宿区)に正式オープンした。蔵書は、大手著作権エージェンシー4社が提供する英語およびフランス語を中心とする洋書で、およそ1,200冊以上にのぼる。

日本の著作権エージェンシーには、世界各国の出版社や著作権エージェンシーから、日本での著作権の販売を期待して数多くの原書が送られてくる。しかし、あまりに点数が多いため、実際に出版社へ企画書が配布されるのはごく一部の本で、しかも出版社へ持ち込まれても買い手がつかずにお蔵入りの原書が山積みになっている。こうした日本での買い手がつかない本を1ヵ所に集めて、翻訳して出版したいと考えている翻訳者や編集者に原書をじっくり見てもらい、翻訳出版の新規の企画に役立ててもらおうというのが「洋書の森」の趣旨だ。

「洋書の森」を利用したい人は会員登録(無料)をすると、閲覧の他、原書の貸し出しを受けることもできる。仮オープン当初は1回1冊1ヵ月の貸し出しだったが、現在は2冊まで貸し出しが可能。著作権エージェントから随時新刊が送られてくるため、蔵書リストは毎月更新されている。自分で行って蔵書を選択するシステムなので、郵送は行わない。

所在地: 東京都新宿区袋町6番地
     財団法人 日本出版クラブ
    http://www.shuppan-club.jp
開館時間:午前9時〜午後7時(土日祝日を除く)
     夏期・年末年始休暇等はホームページにて日程を掲載


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