Re: Jacqueline Wilson節って、確かにあります。

[掲示板: 〈過去ログ〉多読で壁を感じたときの広場 -- 最新メッセージID: 420 // 時刻: 2024/4/20(09:45)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

382. Re: Jacqueline Wilson節って、確かにあります。

お名前: ポロン
投稿日: 2004/10/25(22:06)

------------------------------

悟さん、さば猫さん、はじめまして。ポロンといいます。

Jacqueline Wilsonが読みにくい、というお話に入りたくて
出てきました。

〉〉僕もJacqueline Wilson症です。(^^
〉〉Jacqueline セットの中で
〉〉一番YLの低い Lizzie Zipmouth でいきなり挫折した経験があります。

〉おお、同病相哀れむですね。笑

〉〉しかも、この時は Level 3 ぐらいで読みたい本がそれほど残っていない
〉〉(どれがいいのか分からない)・・・という状態に。

〉〉仕方がないので、Level 4 以上の GR に逃げました。
〉〉主にケンブリッジ CER とペンギン PGR(挿絵のあるもの)です。
〉〉特に CER は読みやすく、
〉〉Lizzie Zipmouth より CER5 の方が読みやすかったです。

〉確かに、GRのほうが読みやすいかもしれないです。

私もJacqueline Wilsonの本をしばらくぶりに読み始めたときに、
ちょっと読みにくいな、と感じたことがあります。

私が感じたJacqueline Wilsonの読みにくさは二つあって、
ひとつはイギリス口語英語、
もうひとつはJacqueline Wilson節です(笑)

Jacqueline Wilsonはやさしめのものがレベル3、あとはレベル5のものが
多いですよね。
最初にJacqueline Wilsonを読んでみる時期って、GRやレベル2〜3の
児童書を中心に読んでいる方が多いと思うのです。

でも、このレベルの児童書の有名なものって、圧倒的に
アメリカの児童書シリーズですね。
GRではイギリス英語をたくさん読むけれど、現代の
イギリス児童書には慣れてない場合が多いと思います。

Jacqueline Wilsonはイギリス英語。
それも、今どきのイギリス口語がたくさん出てくるような
気がするんです。
アメリカの児童書や、イギリスでも古典の児童書を
読むことが多かった私には、Jacqueline Wilsonを読んで
あまりなじみのない表現が多かったんです。

それで、そういうときは
「ははぁ〜、これ、きっとイギリスの口語英語なんだな。」
と思うことにしていました(笑)
だって、イギリスの今の児童書をあまり読んでないんだから
知らなくったって当たり前じゃないですか!(^^)

だから、なじみのない表現に出合っても気にしない、気にしない!
どんどん飛ばして行きましょう〜。

次に、二つめです。
Jacqueline Wilson節って、確かにあると思いませんか?(笑)
もしかしたら、Wilsonの読みにくさはこちらにより多く
原因があるのかもしれませんね。

今手元に本がないので、具体的にどういう表現が、
という例はあげられないのですが、正直言って、
「こういう文体はあまり好きじゃないな〜」
と思いながら読んでました(笑)
同じ単語をいくつも連ねるところとか、ね。

それでも、ストーリーにすぐひきこまれてしまい、
けっしてWilsonそのものが苦手、ということはないのですが、
(その反対にすごい作家だと思ってるのですが)
文体は私には合わない、と思ってます(すごいエラソー:笑)

そう、「読みにくい」んじゃなくて、
「自分には合わない」
これです(笑)

「読めない」と思わないで、「合わない」と思いましょうー。
で、「合わない」本はしばらくお休みいただく、と(笑)

でも、そのうち本の方から「読んで、読んで」って
スリスリすり寄ってきますから、そうしたら読んであげてくださいね。(^^)

文体は私たちに合わないかもしれないけど(笑)
Wilsonの児童書は大人が読むに値する本だと思います。

いつか必ず、すんなり読めるときが来ますから、
今はすらすら抵抗なく読める本でい〜っぱい楽しんでくださいね!

Happy Reading!


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.