Re: 多読的文法の楽しみ

[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/6/16(20:36)]

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742. Re: 多読的文法の楽しみ

お名前: はまこ
投稿日: 2006/10/30(16:43)

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パピイさん、皆さん、こんにちは。はまこです。

一週間ほど掲示板を見てない間に
(一週間だっけ?あぁ、時間と曜日の感覚が薄れている〜〜〜)
パピイさんの投稿がっ!
パピイファンの私としては、文法に興味は無くとも読まずにはいられません。

"パピイ"さんは[url:kb:720]で書きました:
〉これをお読みの文法ファンのみなさん、
〉先日不幸本全13巻制覇したことを公表した、パピイです。

おめでとうございまーす(^^)


〉「文法の楽しみ」とは言っていますが、言葉の違いや、学校では習わなかったことに
〉気づくことによって面白さを感じ、それが楽しさにつながっているようです。

この「気づき」の楽しみ方はうらやましいなぁ。
私は3年と少し前に多読を始めた頃は、「英語は主語と動詞からできている」
ということすら忘れていました。今でも文章を読んだり聞いたりして意識するのは、
主語と形容詞ぐらいかなぁ。他の分類もしているはずですが、「何詞」とか「何形」
とか、それぞれに見合う言葉が分からないです。


〉■多読的文法の楽しみとは、
〉それは読書をするなかで、面白い表現に出会うことです。

〉また、文法書で学んだことが実際どう使われているのか、
〉どの程度の頻度で使われているのかを、経験的に知ることです。
〉ストーリーを楽しむだけでなく、その表現や出現率まで楽しむと言う、
〉いわゆる「一粒で、二度おいしい」的な楽しみ方です。

むむ、まさにいづこさんや酒井先生の言う、「痛し痒し」です。
「一粒で、一度だけおいしい」楽しみしかしてないかも。
なんだか「多読的文法」をぞんぶんに楽しめるって、ズルイぞっ(笑)

私は↓
〉それは読書をするなかで、面白い表現に出会うことです。
  +
「音、リズム、響き」を楽しんでるもーん。(負け惜しみ:^^)


〉■私が楽しんだ例をいくつか揚げます

〉おおっ、“the”って、そういうことだったのね。文章は「ひとつしかないソファ」としか書かれて
〉いないのに、theの意味というより、「機能」からいろんなことが一度に想起できました。
〉この時までに読んだ百十万語は、この瞬間を迎えるためだったのね、ととってもうれしかった
〉ことを覚えています。

ここ、ここ、ここっ!
まさにこの表現に反応するためだけに出てきました。
こんな私でも「a」と「the」があることぐらいは知っております。
その使い方の違いも多読を通して知りました。
そんな経験を重ねた上で、この文章を読んだ時に心が震えました。

〉theの意味というより、「機能」からいろんなことが一度に想起できました。

自分の感じた事や体験した事を、短い言葉で万人に分かりやすく伝える事が出来る。
私に出来なくて、パピイさんにはできる。すごい。パピイさんは素晴らしい!
だからこの感動を伝えたくて、一筆差し上げねば〜〜〜、
となるのですね。

あぁ、眠さが憎い!睡眠不足が続いていなければ、
もう少しましな文章が書けるはずなのに〜〜〜(たぶん)

今の私のこの気持ちが、少しでも伝わればいいなぁ。

と、またまたファンレターを書いているはまこなのでした(*^^*)
  
  
〉同時に「かざりじゃないのよ、冠詞は〜♪」と、中森明菜のメロディが聞こえてくるような気がしました。

「a」や「the」は「冠詞」というのですね。
そう言えば、そう習ったような。。
いや、習ったかなぁ。習ってない気もするけど。。
 
 
〉◇ pull over
〉Phrasal verbも一杯書きたいことがありますが、きりがないのでひとつだけ。
〉GRの古典で、馬車を停めるときによく使われています。
〉手綱をぐいっと引くイメージがしますね。

〉現代文では車を停めるときにも使われます。その名残なのでしょうか、
〉それともハンドブレーキを引く感じなのでしょうか。

今、ちびちびと探偵物の推理小説を読んでいるのですが、主人公はよく
pulled in, pulled out してます。
pull overはハンドブレーキを引くイメージが湧きますが、
inとoutは車ごと出たり、入ったりするイメージが湧きます。
  
 
〉これは、多読以前に読んだ「英語の味わい方」 斎藤兆史 著(NHKブックス)で
〉紹介されていました。でも説明されてわかるのではなく、「さらっと読んで、深く分る」
〉ところまでたどり着きたいのです。

斎藤兆史さんの著書は知らないのですが、私、「さらっと読んで、深く分る」
一歩手前まできてるような気がします。足だけでも踏み入れているようです。
※あくまで「小説」限定ですが。
抽象的過ぎたり、専門的過ぎるのはさらっと読むのはまず無理でしょうね。
日本語でもさらっとは無理(笑)
何となく今、そんな域にいるような気がして嬉しいのでした(^^)
 
 
〉■最後に
〉こんな酔狂なことを楽しんでいる人は、他にはいないだろうと思っていましたが、
〉オフ会で、同じようなこと、いやそれ以上の事をしている方とお会いできました。

〉その方から、こんな言葉を集めているよと、電子手帳を見せていただきました。
〉そこで、目を引いた単語は、“Good Bye”です。
〉「このGood Byeってなんですか。」と聞くと、
〉「それはね。ハリーポッター第一巻で・・・」と、
〉この簡単な言葉にひそむ深〜い(怖〜い)意味を教えていただきました。

この方が酒井先生なのですね。
先生ならありえますね(^^)
"Good Bye"ってどんな怖い意味があるんでしょう。
一巻を読み直したら分かるのかしら。。
 
 
〉読んでいても気が付かないことが、まだまだたくさんありそうで、
〉この多読的文法の楽しみは、たっぷり続けられそうです。

う〜ん、うらやまし〜〜〜。
また気が向いた時にでも新しい発見を教えてくださいね。
他の方からもたくさん出てくるかな。

ではでは〜。


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