世界史クラブ : Mary Stuart

[掲示板: 〈過去ログ〉英語で趣味を楽しむ -- 最新メッセージID: 1605 // 時刻: 2024/4/16(19:39)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

1455. 世界史クラブ : Mary Stuart

お名前: 柊
投稿日: 2010/8/10(09:01)

------------------------------

 メアリ・ステュアートが好きなのか嫌いなのかというと、自分でもかなり困るのです。フランス時代は女の子が憧れるようなお姫様生活、スコットランドではこんな統治能力のない君主、いたら嫌だ!という女王、そして最後は私の大好きなエリザベス1世に殺された、殉教者みたいにいわれていたりします。
 エリザベスは悪くないんだと言いたいからメアリのことを調べ始めた面もあり、一方で、愚かなことばかり続けるメアリにちょっと魅入られたような面もあり、複雑です。

My Royal Story [url:http://www.amazon.co.jp/Mary-Queen-Scots-Royal-Story/dp/1407116223/ref=pd_rhf_p_t_1 ]
 Kathryn Laskyが書いたRoyal DiariesシリーズのMary, Queen of Scots : Queen without a countryの復刊があります。

Mary Queen of Scots and her Hopeless Husbands [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000011790 ]
 Horrible Historiesの一冊。メアリとその時代を知るにはもってこいの伝記。子ども用。

Mary Queen of Scots : Fair Devil of Scotlnad by Jean Plaidy [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000017255 ]
 Jean Plaidy名義では珍しいノンフィクション。私と同じくメアリよりはエリザベス派なんじゃないかなという著者が、メアリについて丹念に調べて書いたもの。絶版ですが、図版も沢山入っていておすすめです。
 Plaidyはこれでも小説でも一貫して、メアリはクロだという視点で書いています。

Royal Road to Fotheringhay by Jean Plaidy [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010771 ]
 私のオールタイム・ベストの一冊です。フランス時代とスコットランド時代を書いたもの。

The Captive Queen of Scots by Jean Plaidy [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000014611 ]
 上の続きで、イングランド時代の陰謀を書いたもの。

The Galliard by Margaret Irwin [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000014449 ]
 The Gay Galliardというタイトルで最初出版された、ボスウェル伯に焦点を当てた物語。

A Question of Guilt by Julianne Lee [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000017819 ]
 メアリの処刑を聞いたスコットランド出身の女性が、メアリについて調べ始めるというもの。エリザベスの非情さを立証しようとしている気がして、嫌だなあと思って読むのをやめた。でもある程度は読んだので、一応入れておきます。

Mary Stuart Celebrated Crime by Alexandre Dumas [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000019332 ]
[url:http://www.gutenberg.org/etext/2744 ]
 巨匠デュマが書いたメアリ。翻訳は「メアリ・スチュアート」。翻訳は高いですが、英語で良ければProject Gutenbergでただで読めます。

Mary Queen of Scotland and Isles by Margaret George [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000019334 ]
 ただいま読書中。長くて、延々フランス時代とスコットランド時代を読んでいたい私にはぴったりの小説。

The Other Queen by Philippa Gregory [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000015172 ]
 イングランド時代を書いたものです。とても感情移入できる分、読後感が良くない。ただ、迫力はあります。

Mary Queen of Scots by Antonia Fraser [url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000010705 ]
 翻訳は「スコットランド女王メアリ」。桐生操はこれの盗作だという話も聞いたことがある。嘘か本当かわからないけど、読後感が酷似して既視感も覚えたのは確か。
 メアリ・ファンが書いたメアリものなので、メアリは白です。

Elizabeth and Mary by Jane Dunn
 2人の人生を様々なポイントで比較した伝記。2,3ページを一度に視野に入れるぐらいの読み方ができないと、細かい事実の羅列だけで筋が見えない。
 失望された出産、女王としての修業時代、等の章が並ぶ。


▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.