世界史クラブ:ヴェルサイユ宮殿へのお誘い

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1253. 世界史クラブ:ヴェルサイユ宮殿へのお誘い

お名前: 柊
投稿日: 2008/10/24(20:46)

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 久しぶりの世界史クラブ、張り切りすぎて連続投稿の柊です。

ついにやってしまいました。何となく、需要の多そうなマリー・アントワネット関連の本の紹介です。
 特集するなら、メアリ・ステュアートとか、エレアノール・オブ・アキテーヌとか、イサベル1世とか、テューダーズとか、色々できるんですが、供給はあっても需要がいまいちわかりません。ご要望があれば、すぐにやりますけど。

まずおすすめはRoyal Diariesの中でもできのいいMarie Antoinette : Princess of Versaillesです。著者はKathryn Lasky。
 マリー・アントワネットがお嫁入りの数ヵ月前に日記帳をもらって日記をつけ始めて、ヴェルサイユにも持って行ってつけていた、という小説です。
 最後に歴史解説と肖像画がついています。中学生以上。YLは4ぐらいでしょうか。

Marie Antoinette(the journey) by Antonia Fraser
翻訳もあって、最近映画化もされたという、珍しい伝記です。本格的な伝記なので、長いしそれなりにYLも高いですが、好きな人なら案外読めるかもしれません。

Flaunting, Extravagant Queen by Jean Plaidy
これはだいぶ読者を選ぶかもしれません。前の二冊みたいにマリー・アントワネットが好きで仕方のない人が書いたわけではないので。Plaidyさんはたまに、主人公に対してもきついんですよ。
 一応シリーズ名がついていますが、単発ものを集めて名前をつけただけなので、これだけでも読めます。多分、他の二冊はアントワネットが主人公じゃないと思います。

The Queen of Diamonds by Jean Plaidy
Queen’s Confession by Victoria Holt
Plaidyさんの別名義での小説です。現在古本でしか入手できないので、内容はわかりませんが、アントワネットものです。

Hidden Diary of Marie Antoinette by Caroly Erickson
見てきたように書く歴史家の、小説家転向後の作品です。これ自体は読んでいませんが、映画のワン・シーンのように書く能力は保証しておきます。

他にも英語でマリー・アントワネットものはいくらでもあるので、後はご自分でお好きなように。
(……他の特集のリクエスト来ないかしらん)


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