「多聴多読マガジン 第3号」の冒頭解説について

[掲示板: 〈過去ログ〉多読による外国語教育 -- 最新メッセージID: 1456 // 時刻: 2024/4/28(00:49)]

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1266. 「多聴多読マガジン 第3号」の冒頭解説について

お名前: 古川@SSS http://www.seg.co.jp
投稿日: 2007/3/27(18:39)

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古川です。

emmieさん、achaさん、NEO さん こんばんは。
いろいろ率直な指摘をありがとうございます。

さて、「多聴多読マガジン」は、コスモピア社の発行する
「英語学習雑誌」であって、「SSS多読」、「100万語多読」、
「こども式」などの特定の方法の多読を普及するための機関
紙ではありません。ですので、
「気に入ったときは購入され、気に入らないときは購入されない」
ことで何も問題ないと思います。

「レベル0、1の英語の本から学べることは何も無い」
と思っていて、やさしい本を読むことを全く考えたことが
無い人向けに「いろいろ学べる」ことを示して欲しいという
依頼で執筆しました。ですので、この記事は、
「多読の仕方」というより「レベル0、1の英語からも
いろいろ学べる」という視点でかかれています。
※そこの点をもう少し強調した方が良かったかも
 しれませんね。

レベル0の本を丸ごと何冊も全文引用できれば、全く別の
書き方もできたのですが、著作権の関係で、「見開き2ページ」
までの引用が限度ですので、
「1冊本を読んでの多読の楽しさ」を伝える解説を特集
で行うのは残念ながら難しく、
「レベル0、1の英文の豊かさ」を解説する形になっています。

紫さんにも返答しましたが、
現在多読を楽しまれている方向けに書かれたものではないです
ので、すでに多読を楽しまれている方は、「ふーん」と流して
いただて結構です。

「楽しく読書をする楽しみ」は、実際に読書をしてみな
い限り感じることができません。その意味で、
「多聴・多読マガジン」の最大の特徴は
「快読・快聴ライブラリ」であり、ここの部分のために
「多聴・多読マガジン」があるといっても過言ではないと思っています。

英語を教えられている人や、ベテランのタドキスト
の方にとっては、「快読・快聴ライブラリ」はすでに
読まれていたり、レベルが易しくて特別には楽しくない方も
多いかと思います。しかし、これから多読を始める人、
今まで難しい英文にしか接していなかった人、
今まで問題集の英文にしか接していなかった人には、
「快読・快聴ライブラリ」を実際に読むことが
多読への第一歩だと思うからです。

やさしい英語で楽しむ時代という風に世の中ちょっと
は変ってきていますが、今でも大勢は、
[url:http://www.yohan.co.jp/toeic/300.html]
のように、TOEIC 300-469 点の学習者への勧め本として、
Magic Tree House

Judy Moody
が紹介され、書店の店頭に並んでいるのが現状です。

ですので、TOEICの点数が上がらなくて苦しんでいて、
最低でもこのへんの本を読まなければならないと思って
いる人に、「もっとやさしい本を読んでもいいんですよ」
というメッセージを伝えることは十分に意味のあること
だと思っています。

編集部に問い合わせたところ、第3号の読者葉書
で面白かった記事で、10票上集めた記事は 現在のところ
 
1 レベル0、1特集   31票
2 快読快聴ライブラリ  23票
3 いいまくり      12票
4 英語の教科書     11票
5 こども式       10票

だそうです。

これは、一執筆者の古川の考えで、他の執筆者や編集部の
意見を代表するものではありません。

また、この掲示板を
コスモピアの方が常時みているわけではありませんので、
「多聴多読マガジン」についてのご意見のある方は
editorあっとcosmopier.com
あてに直接メールをだされるのがよいと思います。

それでは、


▼返答


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