『セカンド』 第一幕

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[賛成] 8498. 『セカンド』 第一幕

お名前: マリコ
投稿日: 2003/12/8(19:35)

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第一場 セカンド博士のカウンセリング室

セカンド博士とジャンヌ氏

セカンド「ジャンヌ・マリクさん、浮かない顔してどうしたの?」
ジャンヌ「わたしの友達に、メフィストがのりうつって、道化師と名乗って、SSS国の秩序をみだしているの」

セカンド「困ったわね。どんな人?」
ジャンヌ「いつも笑った顔をしてるのに、はっきりきついことを言うの。」

セカンド「そういうふうにはっきり言う人に悪い人はいないわ。」
ジャンヌ「だって、いじわるなことばかり言うんだもの」

セカンド「いじわるなことと感じるのは、それが図星だからでしょう。自分の弱点と思っていることをつかれるから、
いじわるに聞こえるだけ。なかなか観察力のするどい人みたいじゃない。」
ジャンヌ「そう。意外とすてきな人なの・・・」

セカンド「いじわるなことを言われたと思っても、それをやさしい言葉でかえしてごらんなさい。
やさしくすれば、やさしい言葉がかえってくる。いやなことをいえば、いやな言葉が返ってくるものよ。
さ、いってらっしゃい。」
ジャンヌ「ありがとう。わかったわ。道化師にやさしい言葉を言わせてみせる。
やさしい言葉は似合わない人だけど・・・」

東伏見に住む道化師が、「敵は吉祥寺にあり」と自転車で駆けつける途中で、白馬にのった
ジャンヌ・マリクに会い、SSSクーデターは未然に防がれ、歴史が書き換えられたのであった♪♪


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▼返答


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