Re: 発音しない場合も

みなさん、こんにちは。
だから英語の発音って無法地帯で困るんですよね。ヨーロッパのほかの言葉はちゃんと規則性があるのに。

〉〉　語頭”ｇｎ”のときは、ｇは発音しない模様。
〉〉　アフリカの牛みたいな動物「ヌー」は、ｇｎｕ ですね。
〉〉　（ＧＮＰのＧは発音します。）

〉Ladybird Book of Spelling and Grammar　の Strange Combinations に
〉そう書いてありました。
〉例として gnu以外にgnat,gnash,gnome,gnaw,sign,align,arraign が
〉挙げられてますが、ほとんど見たことない単語ばっかり.....

厳密には鼻にかけて「ヌ」を言うんじゃないかと…。フランス語ではgnの組み合わせで鼻にかけた「ヌ」になります。Mingnonが「ミニヨン」となるように。

〉〉　Ａｌｇｅｂｒａですが、「主（あるじ）ぶらぶら代数をやる」とかいって憶えたような・・・
〉私もアルジブラと覚えてました。
〉なんとなくなんですが、algeblaはその発音と数学の用語ということで、
〉インドとかアラビアあたりから来た言葉をそのまま使っているような気がします。

アラビア語です。「al」はアラビア語の冠詞で、alのつく科学用語や数学用語、天文学、医学用語は全てアラビア語です。アルコール、アルカリ、アルケミスト、アルデバラン、アルタイルなど。他にガーゼ、コットン、シャーベット、コーヒー、みなアラビア語起源です。
中世のイベリア半島ではイスラム王朝が支配していて、しかも古代ギリシアの科学知識を継承していたのはアラブ人ですから。ヨーロッパ人はそういった科学知識をアラブから学んだくせにそれをすっかり忘れて、ルネサンス以降はアラブ人を未開人扱いしてるんです。（ああまた余計なことを）。