Re: 本を読むのに必要なこと

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/5/15(03:19)]

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7805. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: こんちゃお
投稿日: 2003/11/14(23:09)

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こんちくは、優香さん。こんちゃおと申します。

お友達(?)の何気ない一言で読書がつまらなくなっちゃったのこと、
とても切ないですよね。
みなさんおっしゃっていますが、やっぱり楽しくなくっちゃ!

その人と、どういうシチュエーションにいたのか、とか、
その人がどんな人なのか、とか、
わからないことも多いのですが、
「それで本当に理解できているの?」
と言った人の気持ちを想像してみました。

(今回は、日本語を話す人が日本語で書かれた本を読む時を想定しています)

話の筋って大切だけれど、それを作っている、言葉のひとつひとつも
すごく大切。世の中には、本当に心打たれる素晴らしい本もあるし、
頭に来るくらいくだらない本もある。
人の心を打つ本は、筋も素晴らしいけれど、それをつくっている言葉の
ひとつひとつが選ばれて、削られて、磨かれて、濾されてる。

自分がすごく大好きな本があって、話も素敵で、一語一語に重みを感じていて、
何回も何回も読んだ本、読むたびに発見があるような素晴らしい本だとして、
それを、読むのが早いお友達が、やっぱりあっという間に読んじゃったら、
ちょっぴり寂しい気持ちになるかもしれません。

私は、本を最低2回読む習慣(くだらないと感じたものは投げるけれど)が
あって、
1回目は話の筋に引き込まれて、スピードが速いのですが、
トリックとか伏線とか、もちろん内容とか、ちゃんと「理解」しているつもり。
それでも、2回目にじーっくり、一字一句読むと、また新たな発見や感動が
あったりするのです。
これって、1回目が斜め読みなのかもしれませんが。

そんな経験があると、あんまり読むのが早い人がいたら、
「本当に・・・?」
って思ってしまうかも。

話が少しずれますが、私は、とあるアメリカ人ミュージシャンが好きなんですが、
彼のファンを名乗る人が、メロディラインだけを気に入っていて、
彼の作る歌詞に無頓着だったりすると、
やっぱり頭にきちゃうし、寂しくも思う。

理解っていうより、
作者の魂を少しでも汲み取ることができたか、っていうのを
私は大切にしたい。

でもまあ、

〉「早く読んでも理解できてないんじゃしょうがないよね」

には、正直、愛を感じないなぁ。
アトムさんの言うとおり、妬み僻みでしょう。

みちるさんも、森と木のお話をされていました。
本を読む時の主役は、あくまでも優香さんなんだから、
優香さんが心地よいと感じる読書法が1番いいのだと思います。

本を読めるって素晴らしい!!!
だって、世界には、字が読めない人、本が身近に無い人、
本を読む時間が無い人、読書嫌いな人がいるんです。
読書好きな私たちは、幸せだー!
本をいっぱい読もうー!楽しく読もうー!


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