Re: 本を読むのに必要なこと

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/5/14(13:04)]

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7776. Re: 本を読むのに必要なこと

お名前: あずき http://homepage3.nifty.com/book-s/
投稿日: 2003/11/14(14:57)

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優香さん、あずきです。こんにちは。
優香さんの足元にも及ばないのですが、私も本を読むのは比較的早く、多読を
はじめたときも、理解度が足りないんじゃないかとか、理解度って何?とか考
えたことがありました。で、のこのこと出てきました。

〉たとえば、冒険ものとかミステリーとか、心情的にも理解できて、話の筋もだいたいわかる。おもしろかった。
〉これって「理解している」に入りますか?

〉たとえば、恋愛物で、書いてることはなんとなくわかるけど、ぜんぜん心情が理解できない(話の展開の理由もさっぱりわからない)。つまらなかった。
〉これは読破して、なおかつ筋がわかっていても「理解できていない」に入るのでしょうか。

〉たとえば歴史書で、読んでるときは覚えているけど、読み終わったと単に登場人物の名前も関係もすっこーんと忘れた。むつかしかった。
〉これはやっぱり「理解できていない」のでしょうか。

上の2つ、少なくとも私としては理解している範疇に入ります。
最後のひとつは、微妙ですが、読んでいるときにそれなりに筋おさえて
楽しめていたら私は良しとしますね。きっと(^^
というより、これぐらいで私はどんどん読んじゃうと思いますし、十分楽し
しめると思います。面白くないものは面白くないと思うし。で、理解って
何か?というと、これはもう、個人的な感覚でしかないと思っています。
何より、理解なんて、日本語でさえ、その人の経験や、考え方、今までの
生き方で、全く変わってくるのです。

たとえば、なくなった人がこの世に戻ってきて、大切な人のために何かをする
話を読んだとします。実際に身近な人をなくした経験があるひとと、ない人と
では、その感じ方は全く違うと思います。でも、人それぞれに、自分の経験
や、今までの生き方、考え方で、理解しようとします。当然、理解の仕方は
変わってきますし、どこまで理解できるかも変わってくると思います。完璧
に理解するなんて無理なんです。ましてや、速度なんて、たいした問題では
ないと私は思っています。何より読書は楽しみなのだから、人それぞれ楽し
み方があってよいのです。優香さんの速度で、読んで、感じて、楽しんで、
それでいいんじゃないでしょうか。

ということで、固いこと書きましたが、つまりは楽しんだものがちですよ(^^
どんどん読んで、どんどん、楽しんでくださーい。


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