200万語通過(長文です)

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/5/10(20:55)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

7737. 200万語通過(長文です)

お名前: ぐら
投稿日: 2003/11/13(22:08)

------------------------------

 こんばんは、ぐらです。
今回は多分、200万語通過したかな?という頼りない報告です。

 まずは良かった本の紹介から。

DAWN
大阪絵本の会からの情報で、購入しました。
絵本の良さを実感できた本です。言葉は少ないけど、絵がそれ以上のことを物語っています。
大好きな瀬田貞二さんが邦訳しているということで、図書館で日本語版を探してみました。
少ない語を訳すのは難しいだろうと思いますが、見事な訳でした。

ORT
 本当ににいい本です。100万語以上をすでに読んだ大人が読んでも、楽しく読めます。
私は、まとめて買わずにばらばらにレベルごとに買ってしまったことを後悔しています。
抜けているレベルを後からAmazonに注文したけど、もう手に入らないとメールがきました。
今は、SEGさんだとCD付きのものがあるんですね。あー、後悔。

Giving Tree
 めぐぽんさんからお借りした本です。
実は、書店に邦訳がたくさん積み上げて売っていた頃から噂は知っていました。
が、読まず嫌いというか、なんか押し付けがましいところがある絵本のような気がして今まで読まずにきました。
が、全然そんなことはなく読んでいる途中から涙がぽろぽろこぼれ出てきました。
読んだすぐ後はせつない気持ちに、少し時間がたつと大きな暖かいものに包まれているような心地よさを感じました。

Boxcar Children
 児童書にしては知らない単語がほとんどなく、英文が簡単で読みやすい本です。
みんなとてもいい子達で、あんな子供だったら何人も欲しいぐらいです。(笑)
ハリポタと平行読みしていると、こちらはまったく逆の世界です。
ハリポタは何かここで起きるんじゃないかとどきどきしたり、この人は悪い人なのではと勘ぐりながら読んでいるけどこちらは素直に文面どおりに読むことができるので気持ちが楽です。

さ、ここからがハリポタシリーズです。
Harry I
 邦訳を出版と同時に読みその後DVDを何度も見ていたので、何とか読了できました。
やはりハリポタは面白かった。

Harry II
 これも邦訳を出版と同時に読み、公開時に映画も見ていましたが途中で読みにくくなりDVDを購入、ペギーさん風DVDしまうま読みで読了しました。

Harry III
 邦訳を出版時に読んでいましたが、ほとんど内容を忘れていました。
が、面白くてどんどん読み進んで最後の部分は、一日で150ページを一気に読みました。
多分、私が今までで一日で読んだ最高量だと思います。
後で、わかりにくかったところを邦訳で確かめたところ、ほぼこうだろうと思っていた通りでした。
で、もうハリポタも読めるようになったとすっかり気を良くしたのですが・・・。

Harry IV
 邦訳は手元にありましたが、先に英語で読みたいと思ったため、未読の状態で置いてました。
英語版を読み始めたところ、本の厚さに加え、IIIに較べてどうもだらだらとした内容が続きます。
ワールドカップのあたりで挫折し、諦めて先に邦訳を最後まで読むことにしました。
 再び、原書を読み始めましたが邦訳を読んですぐなので、先を知る面白さがなく、まったく読めなくなってしまいました。
で、ここで何と原書が簡単に読める本を購入してしまったのです。
これはページごとに単語の意味を書いてある本です。
これで読んだらもしかしたら語彙数も相当増やせるんじゃないかと、多読のポリシーに反する行為に出てしまいした。
ところが、数ページは何とか読めたけど辞書なしで読んでいる時とは違い、感覚が研ぎ澄まされなくなる感じがあって何か今までと違うんですよね。
何度も同じ単語が出てきて、その意味をこの本でまた何度も確認してるのに、その単語の意味が頭に残っていきません。
おまけにハリポタ読む手を止めて、簡単に読める本の中でいちいち単語を確認するのでぶちぶち頭の中でイメージが切れて、乗れない、こんなんで読んでも面白くも何ともない。
ので、とうとう投げ出すことに決めました。

Harry V
 あまりのぶ厚さに圧倒されつつも、邦訳より先に読めるありがたさで何とか読み進んでいます。
Web上にあるほかの人のHPで各章を読んだ後、その内容を確認するこができるので助かってます。
確認してみるとほぼ合っているけれど、ほーこんなことがあったんだと気づくこともたまにあります。
理解度は、50%以下だと思います。
 そんなこんなで半分を過ぎ、現在残り200ページほどのところです。
 (この本は面白いところとそうでないところの、しまうま本です。
面白いところは相変わらずすいすい読めるけど、そうでないところは2ページほどで手が止まります。
面白い部分だけで本が書きあがっていたのに、後からページ数を増やすため作者が無駄な部分をいっぱいくっつけたのではないかと勘ぐってしまいます。)

 ここでエクセルでつけていた今までの読書記録がボンっと消えてしまいました。
あーーー、ショック!!!
最後にハリポタIII読後、記録したのが、186万語ぐらいだったので、いろんな絵本とBoxcarとVの読んだページ数を足すと200万語は通過したもようです。いい本ももっと紹介したかったのですが、とりあえず最近読んで覚えているものだけ書いてみました。

 

 200万語を通過して感じたこと
 
  英会話教室では今、短い文章を読んでその内容を自分の言葉でretoldするということをやっています。
例えば、 Her story was in the newspapers in England, and she became famous.
私の頭の中には、彼女の写真と記事が載っている新聞がイメージされます。で、Newspaper reported about her. So she became very famous. 
こういう文章がすっと出てくるようになりました。
以前だったら、新聞に彼女の記事が載ったんだから、載ったってどういうんだろう? 
There is でいいのかな? あ、過去だから There was だ。
There was そして記事は articleだから There was an article 「新聞に」は in the newspaper いやinじゃなくてonかな・・・。
あー、わからん。
それから that節を使えばいいのかな、 There was an article  that・・・こんな具合でした。 
Newspaper reported about her. So she became very famous.
この英文は中学英語程度であまりに簡単で知的な文章じゃないのかもしれませんが、会話はテンポが大事です。
考えている間に話題はどんど変わっていってしまいます。
簡単な言葉でいいから自分の考えを相手に伝えることができることが、大切だと思います。
時間はかかるだろうけど、レベルの高い本を読むようになってくると、また別の言い回しができるようになってくるんだろうと期待しています。

 英語で書かれたお料理の本を買ってみたり(アメリカの料理って、あほみたいに簡単なものがいっぱい!ざっとしててでも見栄えがいいから忙しい主
婦にはおすすめです)、100万語から200万語にかけて絵本や児童書をたくさん読んだので、児童文学に興味がでてきたり。
多読が新しい道を開いてくれる予感がしています。

 ここまで長い文章を読んでくださってありがとうございました。

では、のんびりと3周目をまわってきま〜す。
 


▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.