Re: 【太陽に惚れろ】 「くが…っ…こ、この…か」 ガクッ 「ペパロニー!!」

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/5/17(13:23)]

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5268. Re: 【太陽に惚れろ】 「くが…っ…こ、この…か」 ガクッ 「ペパロニー!!」

お名前: HANAE http://www2.gol.com/users/hanae/
投稿日: 2003/9/9(23:59)

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秋男さん、ごきげんよう

〉 あまり多読は進んでおりませんが、最近読んだ本をいくつか御紹介。
〉 え?語数? はて、なんのことでしょう。
あまり多読が進んでいないのにこれだけ紹介できるのはこれいかに?
さすが秋男さんと思い、ついしゃしゃり出てきちゃいました。

〉●The Boy Who Lost His Face ★★★★ (Louis Sachar)
〉 先日ペギー双葉山関の御報告にもあった本ですが、う〜ん、いい作品でしたねえ。
〉 Dogs Don't Tell Jokesよりずっと好きやなあ。
〉 中学ぐらいの、自意識過剰で妄想的なこそばゆい恋を思い出しました。好きな子の
〉 苗字を聞くだけでどっきんどっきんしてましたねえ。よく後もつけたものです・・・
これもたしかgirls bathroomと同様表紙が敬遠されがちなイラストではなかったでしょうか?一度ブッククラブで見かけた気がしたんですが、案の定私は表紙で逃げちゃったんですよね。。。ちょっと後悔。

〉●You Want Women to Vote, Lizzie Stanton? ★★★★★ Lv5 16,000語
〉 毎度おなじみになりました〜 Jean Fritzの本です。アメリカ、女性参政権獲得への道。
〉 Elizabeth Cady Stanton (1815-1902) の物語。
〉 自由と平等のアメリカ合衆国なら女性の地位も初めから高かったのだろう、と思ったら、
〉 ちっちっち、そんなことはぜーんぜんありませんでした。
〉 以下うろおぼえですが・・・
〉 女性には選挙権はなく、議会など公の場で発言する権利もありませんでした。
〉 家庭では、夫がどんなにひどい飲んだくれの暴力男でも、妻から離婚を申し立てる
〉 権利はありませんでした。
〉 (夫は妻を、「親指よりも太いムチで」打ってはならないとの法律がありました。)
〉 そこで19世紀前半、女性の地位向上のために運動を始めたのがLizzie Stantonたちでした。
〉 ただ、女性に選挙権を!というLizzieの主張は、運動家の間ですら「急進的では?」
〉 との声が大勢を占める状況でした。女性が議会の議員を選んだり、ましてや
〉 女性が議員になるなど、考えもつかないことでした。そしてそもそも、女性は
〉 男性よりも劣った存在であり男性に従属するものだというキリスト教観が、
〉 人々の意識の中にどっしりと根をおろしていました。
〉 (そしてLizzieの最期まで残った闘いは、宗教界とのものでした。)
〉 そんなこんなで20世紀の初頭に亡くなるまで、たくさんの子どもを育て上げつつ
〉 生涯を女性の地位向上に捧げたLizzieでしたが、ついに女性参政権を認める合衆国
〉 憲法改正を見ることはありませんでした。その修正条項が入ったのは彼女の死から
〉 18年後、1920年のことでした。
〉 (参考までに、その条文を挙げておきます。
〉  AMENDMENT XIX
〉   1. The right of citizens of the United States to vote shall not
〉  be denied or abridged by the United States or by any State on
〉  account of sex.
〉   2. Congress shall have power to enforce this article by
〉  appropriate legislation. )

〉 子どもを生み育てる中での運動の困難さ、内部での対立、Lizzieのユーモラスな
〉 人となり、笑えるエピソード、時代の変化、事件と最高裁判決、などまじえての
〉 たいへん充実した内容で、ほんとに対象年齢8才から12才?と思わずしょんぼり
〉 してしまいそうな(?)良い本でした。
本当に秋男さんの感想聞いただけでも8歳から12歳とは思えないような内容に思えます。こんなの勉強して、ディベートばっかり早くから学ぶからアメリカ人とかは口が達者なのだろうか?と思うのは私のひがみでしょうか?ひがまないでこれ読んでみよっと☆

〉●Little House in the Big Woods ★★★★★
〉 もう、言わずと知れた、これでございます。やーっと読みました。
〉 いやあ、いいですね。いいなあという点がいろいろあるのですが、なによりも、
〉 自分の手で直に生きていくさまを追体験できるのが、気持ちを健全にしてくれて
〉 いい感じな感じがしました。

〉 こういうところで生きていくには銃が必要、銃が必要、銃が必要、と再三再四
〉 出てくるのですが、これを見て「ほら、ね?」と言う人が出てきたらイヤだなあ
〉 と思いつつも、まあ何も言わないことにします。(言うてる?)
いいでしょ、いいでしょ。この本読んだらあとは10冊以上のシリーズが待っていますからね。はまってくださいねー。
この本を読むと今よりもこの頃の方が豊かな生活をしていたのではないかといつも思ってしまう私です。いつも「これこそGood Old daysだよなー」と実感しながら読みます。
銃は、人殺しには使わないですよね。とおさんは。だいたい生きていく上での最低限の動物をしとめるためや、動物に襲われたときのためが普通の銃の使い方であって、現在に当てはめることはできないと思うんですよね。。。

〉●The House at Pooh Corner ★★★★★
〉 プーさんの続篇です。相変わらずリズム良い文章で、タンタタンと読めてしまうのですが、
〉 意味が取れてるかと聞かれると・・・という感じです。そういう意味では、第一弾よりも
〉 読みにくいかもしれない。でも、たいへん面白かったです!!
〉 (読めてないけど面白い!! と思えるのがSSS式の醍醐味?)
〉 とくに、流されるイーヨーには笑いました。イーヨー大好き。
全く同じです。私もプーさんを読み、その後これを読み、両方面白かった(気がする)けど何となくの表面しか読み取れていないんですよね。
きっと秋男さんなら理解できると思うので私より先にこの内面を解析(?)している本を読んで感想お聞かせ下さいませ(笑)。ある人は哲学の本だと言うのですがある人はプーさん読む上での虎の巻だといいます。(タイトルは”Tao of Pooh, The"です。ついでにPigletの方もでていてそちらは”Te of Piglet"です)。私は未読の山の中にあってまだまだ読める気配なしです。

〉●Seven Kisses in a Row ★★★★
〉 ずーっと前に"Sarah, Plain and Tall"を読み始めて、なんや淡々としておもんないなあ
〉 と途中やめしたんですが、この"Seven Kisses in a Row"が面白かったので、
〉 ああ若気の至りだったかも、読んでみよー、と思いなおしました。
〉 何でしたか、電気のソケットと握手したみたいな髪の毛、って表現が可笑しかった。
〉 そんなユーモアたっぷりの作品。
なんか面白そうですね。レベルはいくつくらいでしょう?なんか難しいのではという気もしないでもないですが。。。

〉●The Umbrella Man and Other Stories (Roald Dahl)
〉 ダールの、よりぬき短篇集です。"Someone Like You"と重なってる部分が多いので
〉 ちょっと失敗気分です。でも"Mrs. Bixby and the Colonel's Coat"、
〉 "The Landlady"、"The Way Up to Heaven"の原作が読め、かの"The Umbrella Man"
〉 が読めたことは、個人的にはかなりウハウハなことであります。
すごい、これ読んでいるんですね。買いましたがとてもこれは読めないわと未読の下に埋もれている状態です。(^^;。

〉 また機会がありましたら、思いのたけを吐露したいと思います。
〉 今日はトロトロです。
思いのたけ、楽しみにしております。

ぞろ目の応用編の日にもお待ちしております(笑)。
Happy reading☆


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