The Clientで300万語通過です〜。

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[報告] 3858. The Clientで300万語通過です〜。

お名前: ぷーさん http://homepage2.nifty.com/pooh-san/
投稿日: 2003/8/8(15:38)

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皆さん、こんにちは。ぷーさんです。

昨日(8/7)、The Clientで300万語を通過し304万語になりました〜。

ホントはもう少しキリの良い数字でと思っていたんですが、
290万語を過ぎたころ、ムショーに大人向きの本が読みたくなってしまいまして、
長いと分かっていながらThe Clientを手にとってしまい、
手にとったが最後、もう面白くて止まらない状態でございました(^-^;)
そんなわけで、皆さんの通過報告も楽しく読ませていただきつつも
お祝いが言えなかったのが残念です〜。

■かかった日数■
〜100万語   90日
〜200万語   77日
〜300万語   82日

200万語を過ぎた辺りからダイエットのためスポーツジムに通いはじめたり、
パソコンが壊れかけて復旧作業に時間を取られたり(結局、メーカーで修理になった:爆)
ここ数年、少しご無沙汰していた映画をまた見始めたりしたため、
少し日数はかかっていますが、一日に占める読書時間の割合は減っているので、
読速は少しは上がっているんじゃないかと思います。
(いまだに一度も読速を測っていません:汗)

■読んだ本の内訳■
level0   13
level1   22
level2   29
level3   17
level4    5
level5    6
level6    3
level7    3
level9    1

あー!200万語に続いてまたしても計99冊での通過……もう一冊読めばよかった(^-^;)

ひとつだけあるlevel9はDahlのThe Umbrella Man and Other Storiesの中の
一話"Katina"です。邦訳を読んだ弟に前々から薦められて気になっていたので。
最近の読書パターンは、level4〜7をメインで読みながら
平行してlevel0〜3を読むという感じです。
その割に0〜3の方が冊数が多いです(笑)
これはブッククラブのおかげです♪

今回、初めて大人向きのPBを読みました。
100万語過ぎに一度チャレンジしてみたものの見事玉砕。
いつになったら読めるんだろう?とちょっと悲しくなっていたのですが、
200万語を超えたのを機に"The Earthquake Bird"に挑戦。
見事読み終えましたー!
その後、現在までなんだかんだで計4冊のPBを読み終えました。

■読書速度■
速度にはこだわらなくても……と思っていたのですが、
PBを読んでみて「やはりある程度の速度が出ないと厚い本は辛い」と実感。
もう少し速度を上げるには?と考え始めました。

英会話スクールで本と一緒に朗読テープを借りてくることがありまして、
その場合、テープを聞きながら本を読むととても早く読めるんです。
理解度も上がる気がする。
なんでかなぁと考えてみたところ、気づいた点が以下です。

1.耳からも同時に情報が入ってくるので集中できる。
  普段は音楽やTVを流しながら読んでるのでどうしても意識散漫(爆)
2.脳内音読の速度が遅い。
  ものすごーく面白い本で話が佳境にさしかかっていて、周りに邪魔する人がいない(爆)
  場合にはまれに目が音読を追い越すことがありますが基本的には脳内音読です。
  それも一人ラジオドラマ状態なので、台詞に間をとってみたり、
  ミョーに感情を込めてみたり(^-^;)
  当然、速度は遅い。
  しかも頭の中での発音が完璧に日本語英語(爆)
  「I am a boy」じゃなくて「アイ アム ア ボーイ」なんです。

この中で問題は「2.」です。

発音に関しては「ネイティブみたいに話せればそれに越したことないけど、
通じれば日本語訛りでもいいじゃない」と思っていたのですが、
実際に話すときの発音をなんとかしないことには、
脳内音読の発音は変わらないだろうから、
とりあえずそれなりに発音できるように練習してみることにしました。

そこにはまこさんの音読&発音の話を見つけ「これだ!」と思い、時々音読をしています。
でも、自分の発音があまりにも美しくないので聞いてて辛い……。
まず発音を矯正!と思ったのですが、一音一音を正しくする方法はどうも面倒で続きません(^-^;)
Shadowingもたまに試してはいるのですが、自分の声を聞いていると、
あまりのヒドさにもどかしくなる……。

その後、シチューの会の時にKianさんに発音に関して相談していたら、
「映画をいっぱい見てみたら?」と薦めてもらったので、
最近は映画を楽しみながら耳も一生懸命使ってみています(^-^)
Kianさん、ありがとー!
やっぱり楽しいと思えないと続かないみたいです、私の場合(汗)

■そろそろ好みが……■
日本語の読書では好き嫌いが激しいのですが多読を始めた当初は、
割と何でもオッケーで「おおー!ラッキー」と思ってました。
が、ある程度のレベルが読めるようになり選択の幅が広がるにつれ好みが激しくなってきました(爆)
痛手なのは人気シリーズが軒並みダメなこと……(^-^;)
Marvin RedpostとLet's-Read-And-Find-Outはお気に入りですが、
他は軒並みアウト(爆)
MRは残り3冊だし……停滞のときに安心して読めるシリーズがないのはちょっと寂しい。
まぁ、書評と自分の嗅覚を頼りに好きそうな本を探していきます(^-^;)

以下、印象に残った本です。

○Let's-Read-And-Find-Outシリーズ
Marvinと並ぶお気に入りです。
子供向けに科学をやさしく解説するシリーズ、子供向きといっても結構気合は入ってます。
日本語でなら簡単に言えるけど、英語だったらなんて言うんだろう?
そんなあれこれが簡単に学べる、一石二鳥のシリーズ。
こんな感じで歴史に関する本があったらうれしいなー。
Hello! Readerに何冊かありますよね?あんな感じの。

○Marvin Redpostシリーズ
これはいいっ!特に#4はいい!
#3も良かったなー、笑わせながらもいろいろ考えさせられます。
残り3冊なので大事に読みます。

○Allen Sayの絵本(6冊)
これ、図書館で読んだので語数はカウント外です。
書評にも手持ちの1冊しか登録してませんが、とっても素敵です。
水彩の繊細な絵と懐かしい日本の雰囲気、アメリカの美しい自然。
大人だからこそ読みたい絵本です。

○The Earthquake Bird  L5
記念すべき初PBです。日本が舞台なので身近で面白い。
話は重たいめですが、文学の香りがして読み応えがあり、読み終えたときには感動しました。

○A Bend in the Road  L6
2冊目のPB。とにかく文章がシンプルで語彙もやさしく、読みやすい。
長くても平気(103000語)、しかもLove Storyが好きな方なら
はじめてのPBとしてもってこいかも。

○Dahlの長編  L5〜9
子供向けは今回でほぼ制覇しました(制覇って……(^-^;)
毒があって好き嫌いは分かれるかと思いますが、私は好き。
言葉のリズムが良くって、話が奇想天外で読まされてしまいます(笑)
"The Umbrella Man and Other Stories"はとりあえず"Katina"だけを読んだのですが、
これは他のDahl作品と違い静かで余韻の残るお話でした。
Dahlはイマイチ……と思われた方にもお薦め。でも、他の話はいつものどたばたらしいです(^-^;)
"My Uncle Oswald"はマリコさんと秋男さんの感想を聞いて、たまらず読んでしまいました。
いやー、これは快作!"Katina"を読んで「Dahlって実はいい人なのかも」と一瞬思わされましたが、
そんなことは間違ってもありえないということが分かりました、はい。
今まで読んだDahl作品ではMatildaの次にお気に入りです。それもかなり接戦で。

○The Picture of Dorian Gray(PGR4)
Wildeも毒があります……が、好きです(爆)
丁度、Dr Jekyll and Mr Hyde(Stevenson作 PGR3)を読んだ後だったので、
人の善と悪についてしみじみと考えてしまいました。
ちなみに勢いでCollins Complete Works of Oscar Wildeを注文してしまった。
(いつになったら読めるんでしょ?:汗)

○The Chronicles of NARNIA  L6&7
多読開始前に辞書を引き引き読み、2作目Lionの途中で挫折した因縁の書(爆)
今回はポロンさんのお薦めどおり執筆順に読んでます♪
いやぁ、面白いです。前回とは比べものにならないくらい読みやすいし。
Lewisの文章は格調高くて美しいけど、一文が長い!(今のわたしには:汗)
なので、頭から英文の順番のとおりに理解していく読み方だと
和訳しつつ読むのとは「これが同じ文?」と思うほど読みやすさが違います。
The Lion, the Witch and the WardrobeとPrince Caspianを読み終え、
The Voyage of the Dawn Treaderを2章まで読み終えたところで一休み中。
風邪を引いて頭がボーっとしてるとL7はちょっとキツイです。

○The Client  L7
なのに、なぜか同じL7のThe Clientを読んでいるという(爆)
無性に大人向きの本が読みたくなったんです。
映画も好きだしGRも面白かったのでいつか読もうとあたためてましたー。
一文が短く、文の構成が分かりやすいのでとても読みやすいです。
この前に読んでいたナルニアよりも文章は分かりやすい。
単語は難しいものも出てきますが、
主人公が子供なので彼に説明するという形でやさしい言葉での言い換えがあるし、
状況がはっきりしているので普段からミステリーを良く読む人や
FBIの出てくる話を見たり読んだりしている人には想像がつきやすいと思います。
ただ、かなり長い(140000万語)ので全体としてみるとL7だなぁという感じ。
GRも良くまとまっているなぁと思ったんですが、やっぱり原作は断然面白い。
かなり長さがありますが、その文キャラクターに厚みが出ているので、
話全体に説得力が増してます。
Markの家族を守らなくてはという大人びた部分と
事件に巻き込まれておびえる子供の部分のアンバランスさも魅力的だし、
Reggieの侠気には憧れます〜、こういう女性好きだわ〜。
そして何よりこの二人の関係が最高に素敵です。

■これから■
読書記録をexelでつけているので、毎日読み終えた本を記録し、
合計を出すのが楽しみのひとつです。
でも、それにはひとつ難点があって、長い本だと読み終えるのに時間がかかって、
その間、語数が増えないのが悲しい……(笑)
そんな感じで、いままで並行読みや長い本を避けてしまいがちでした。
これからも語数は数えていくつもりですが、もう少し気楽に行こうと思います。

思えば、昔っから英語には興味が無く(というか避けてた:爆)
英語〜?翻訳本もあるし(そのくせ文が不自然といって読まなかった)、
通訳もいるんだから必要な人だけが勉強すればいいんじゃないかな〜?
などとうそぶいていた私がこうして英語の読書を楽しんでるなんてうそみたいです(笑)
きっかけは主人の海外滞在でしたが、英語を学びつづけているのは多読のおかげです。
努力・根性・気合が大嫌いな私です、他の方法だったら続かなかったことでしょう(爆)

そして、多読が続いているのは掲示板の皆さんと、
たくさんの本が紹介されている書評のおかげです。
本当に皆さんありがとうございます。

まだまだ読みたい本はたくさんありますし、
少しずつでも話す聞く書くにつなげていきたい。
でも、しんどいのは嫌(笑)
欲張りかもしれませんが、それが可能だと今なら分かります(^-^)

ではでは、皆さんこれからもよろしくお願いします〜♪
そしてももちろんこれからもHappy Reading!!


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