250万語通過と、もうすこしで1周年♪

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/5/12(18:32)]

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[報告] 3808. 250万語通過と、もうすこしで1周年♪

お名前: ヨシオ
投稿日: 2003/8/6(22:58)

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みなさん、こんばんは。ヨシオです。

DahlのThe Witchesで、250万語を通過しました。5月24日に200万語を通過
してから、73日です。昨年の8月24日から多読を開始しましたので、もう少し
で1周年です。Matildaで通過したかったのですが、その前に通過してしまいました
。現在、Matildaを読み始めたところです。タドキストには、Matildaは、ひとつの
憧れですね♪

○初めての再読

はじめて再読をしてみました。PGR1を11冊再読しました。平均したWPMは以下の通
りですが、200WPMの本と、108WPMでほとんど以前と変わらないものがあります。読
みやすくなったと思ったのですが、測ってみるこのように差があります。なんでか
な?なんでかな〜?

○Dahlについて

不幸本とかDarren Shanとか読みだしましたが、200万語からの一番は、今までち
ょっとお休みしていたDahlを読み出したことです。SEG BookShopのレベル4セットを
買ったので、Darrenの1巻目を読んだあと、Dahlを読み出しました。以前は、George's 
Marvelous MedicineやRevolting Rhymesで、ちょっと毒があり、単語も難しいので
敬遠していましたが、 やはりMatildaがどうしても読んでみたかったので、Dahlに
戻ってみました。まだまだ、単語が難しかったり、韻を踏んだところが分からなかっ
たりしますが、なかなか面白かったです。

○TOEICについて

時々掲示板でもTOEICのことが話題になりますが、会社で○○点以上を取らなくてい
けない、といわれているので、どうしても気になるものです。200万語の時は書け
なかったですが、以下のように、多読しかしていなかったのに、昨年、勉強して受
験した時より、ほんの少しですが点数がよかったです。まあ、誤差の範囲ですが、
勉強をしなくて受けたのに、よかったと思っています。

2003/03/23 Listening 305 / Reading 365 / Total 670 ← 多読のみ
2002/05/26 Listening 280 / Reading 380 / Total 660

○英語の力?

これは、ついているのかどうか良く分かりません。だんだんレベルが上の本も楽しん
で読めているので、きっと少しづつでも力がついているのだろうと思いますが、なか
なか実感としては、ありません。これを読んだ方でがっかりされる方もあるかもしれ
ませんが、きっと、頭の奥のダムに蓄積されているのだろうと思うようにしています。
でも、知らずに放流されていたらどうしよう(笑)。

さて、報告です。

		Books	Words	  WPM
PGR1		11	 23,800  165.7 
PGR3		 1	 13,000 	
L3 Others	      2	 24,000 	
PGR4		 5	 73,000 	
OBW4		 2	 32,000 	
L4 Others	      3	 92,000 	
OBW5		 2	 42,000 	
Dahl		 4	109,200 	
Unfortunate	 1	 30,000 	
Darren Shan	 1	 48,000 	
			
Total		32	487,000 	

面白かった本:(レビュー済み)

○Lorna Doone / R. D. Blackmore / OWB4
とっても面白かった。最後まで息をつかせぬ展開だ。近隣から恐れられている
Doone一族の娘であるLornaを愛してしまったために自らを窮地に陥らせたRidd。
さまざまな危機を勇気と正直さで乗り越える。後半ではLornaの出生の秘密が
...。ぜひ読んでみて。
○The Client / John Grisham / PGR4
弟と隠れて煙草を吸っていた時、偶然にMafiaの秘密を知ることになり、Mafiaか
らも、FBIからも追われるMark。女性弁護士のReggieとともに、Mafiaの手から家
族を守るにはどうしたらよいか、と真剣に考えるMark。緊張感を持ったまま、ず
んずんと読んでいけた。GRなので、話は端折られていると思うが、これでもとて
も面白かった。将来、原書でこの緊張感を味わいたい。
○Skylark / Patricia MacLachlan / L3
Sarah Sagaの2巻目。Prairieでの生活は厳しい。近くのPondの水位がだんだん
と低くなる。みんなが雨を待っているのに、空は、晴れ渡り、地面には、茶色の
風が舞い上がる。自然乾燥でBarnが火事になるのが怖い。Sarahは、近所の人から、
"You have to write your name in the land to live here."と言われる。住み続
けるにはPrairieを好きにならなければならない。そんな中、とうとうPondが干上
がった。土地に残ったJacobと、子供達を連れて緑と水のMaineに避難したSarahと
のやりとり。いつ家族一緒に暮らせるのか?残ったPapaを気遣うAnna。ところどこ
ろにあるAnnaの日記がいい。
○Caleb's Story / Patricia MacLachlan / L3
Sarah Sagaの3巻目。今度はAnnaに代わって弟のCalebの目から見たお話だ。Anna
が書いていた日記(Journal)は、今回は、Calebが書く。そして、この日記が大
事な役割を持つ。Jacobの親子の確執の話題が中心となり、全2巻より厚いにもか
かわらず、読み出したらやめられずに、涙がでるぐらいに感動した。おませな次
女のCassieの登場も楽しい。
○The Street Lawer / John Grisham / PGR4
The Clientの次に読んだGrishamの2冊目。The Clientの時ほどではないが、なか
なか面白かった。大きな法律事務所に勤める有能な弁護士であるMichael。Homeless
の男が起こした事件に巻き込まれ、彼の人生が一変する。貧しい人たちの側になり、
自分の所属していた法律事務所に戦いを挑むMichael。米国の裁判制度になじみが
ないので、Judgeによる調停(?)のところが分かりにくかったが、全体的には面
白かった。弁護士も医者もHard Workで、Michael夫婦に会話がなく、Divorceが多
い米国の一面を見たようである。また、成功者と底辺層との生活の大きな違いも。
○The Full Monty / Wendy Holden / PGR4
Steel Factoryが閉鎖されて失業した男達。彼らがMale Stripperをやろうとは!
Gazが息子のNathanに寄せる愛情。DaveとJeanとの間のお互いを思いやる気持ち。
友達のいなかったLomper。いつも奥さんに気を使っていたGerald。HorseとGuy。
それぞれ、色々人生の心配事をかかえた男達が集まって、ひとつのことをやり遂
げようとする。色々と障害が起き、爆笑だけでなく、ほろりとさせられる場面も
多い。映画のRetoldでも、面白く読めた。
○Strangers on a Train / Patricia Highsmith / PGR4
列車の中で出会ったBrunoに相互殺人を持ちかけられたGuy。もちろん断るのだが、
第一の殺人が起こる。心の奥にある漠然とした殺意が実現された時のGuyの驚き。
Brunoの執拗な依頼、追い詰められるGuy。Guyの精神状態がだんだんと追い詰めら
れてゆがんでくるところが恐ろしかった。GRでも怖かったので、原書ならもっと
心理的に追い詰められるところが詳しく書かれているのではないかと思う。
○A Series of Unfortunate Events #2 / Lemony Snicket / L5
3人は、Montgomery叔父さんに引き取られた。叔父さんはなんと爬虫類の研究者。
屋敷には爬虫類が一杯。でも、Uncle Montyは、とて優しく、3人はようやく安心
できる居場所ができたと喜ぶ...。しかし、これは「不幸本」。このままで終
わるはずは無い。案の定...。作者は、非情だなあと思うところがある。3人
が健気に振舞うところがいい。次巻も気になるシリーズである。
○I, Robot / Isaac Asimov / OBW5
ロボット3原則。鉄腕アトムの漫画でも出てきた。でも、Asimovの本で3原則を読
んだことがなかったな。ロボット心理学のCalvin博士がインタビューに答える形式。
Science Fictionというより、論理学の実験と言った感じである。ロボット3原則
を守るがために、うまく働らかなくなったロボットの原因を調査しにきた技術者な
どの話。古典ではあるが、面白かった。
○Family Secrets / Brian Keaney / L4
LondonでCafeをやっている母親と2人で暮らしているKateは、初めて母の故郷の
Irelandに行く。それは、祖母のNoraが倒れて病院に入院したからである。母の
Anneは、今まで祖母のことも、故郷のこともあまり話したがらなかった。それに、
父親のことも。
なかなか読みやすい。Irelandの田舎の農場の雰囲気がよく分かる。Turf Bogとか、
Sheep-Shearingとか、緑の郵便ポストの由来とか。色んなところでIrelandの風物
があらわれ、Ireland好きの人は楽しめる。
Kateと友達になったOpenなSiobhan、ShyなLiamを中心に話がすすむが、母の過去は、
父親はだれか、祖母は回復するのかなど、大人が読んでも面白い。なんでも一人で
行って自立している母親に対する娘の複雑な気持ちが表現されている。
ジュニア小説といわず、男性の方もどうぞ。
○Lily's Crossing / Patricia Reilly Giff / L4
第二次世界大戦中のアメリカ。夏が始まるとLilyは、パパ(Poppy)と祖母(Gram)
と一緒に海の近くのRockawayに行く。しかし今年は、いつもと違って、パパは軍隊
に行ってしまった。時期はちょうど、連合軍のNormandy上陸(D-Day)の直前。親
友のMargaret一家は爆撃機を作る工場のある町に行ってしまって、Lilyは一人にな
る。そんな時、Hangaryから亡命してきた少年のAlbertと知り合った。
静かな港町でも、戦争の影はいたるところに現れ、Candyが手に入りにくくなったり
、友達のお兄さんが出征したり、海軍基地からは、練習用の飛行機が飛んできたり。
それぞれ、心に痛みを持つLilyとAlbertとの出会い、友情、それと、ある嘘を..
.。
レベル4ではあるが、文章にちょっと難しさを感じたが、読んでいくにつれ引き込
まれ、最後は、じ〜んとくる読後感である。戦争が子供達に与える影響を考えさせ
られる。
○Cirque du Freak / Darren Shan / L5
Steveと行った見世物小屋で見たMr Crepsleyが本物のVampireであると知ってしまっ
たDarren。そのMr Crepsleyから毒蜘蛛のMadam Octaを盗んだところからDarrenの人
生が変わった。ダークな表紙でおどろおどろしいが、内容は、友達との友情、家族
愛もあり、怪奇小説一方ではない。特に、家族との別れの場面は、とても悲しくなっ
た。
これからの、Darrenの人生(Vampireとしての)に興味が湧く。
○Charlie and the Chocolate Factory / Roald Dahl / L5
とってもおいしいWonka製のお菓子。でもその工場の中は、誰も見たことがない。世
界中で5人だけの子供たちに、そのチョコレート工場に招待してくれるという。そ
れは、Candy Barの中に隠されてる、世界でたった5つのGolden Ticketを手にした
子供達にだ。
ようやくGolden Ticketを手にしたCharlieは、Granpa Joeと一緒にチョコレート工
場に行く。その中は...。とっても奇想天外な工場。
他の4人の子供達が、わがまま勝手で、その親達も子供達をとっても甘やかしてい
る。こんな子供と親は、いるな〜、と思える。その子供達が工場のなかでWonka氏の
制止を振り切って行った結果は...。
Oompa-Loompaの歌は難しかった。でも、全体的にとっても面白く、かなりわからな
い言葉があったが、楽しく読めた。
○James and the Giant Peach / Roald Dahl / L5
両親が死んで二人の叔母に引き取られたJames。叔母達の家で、虐待される毎日を過
ごしている時、庭で不思議な老人から不思議な薬を貰う。それから、とっても不思
議な出来事が始まった。
虫たちの個性が面白く、そんな虫たちが、Jamesを大事に、そして頼りにしているの
が良く分かる。本当に虫が大きくなったところを想像すると恐ろしいが、この本で
は、とっても可愛いくらいである。
Charlie and the Chocolate Factoryを読んだ後であるが、こっちのほうがより面白
かった。Cloud-Menの登場は、ぶっ飛んでいたな〜!
○The Witches / Roald Dahl / L6
Norway生まれのおばあさんは、よく少年に本当の魔女の話をしてくれていた。しか
し、まさか少年は、本当の魔女に出会うことになろうとは、思ってもいなかった。
最初の出会いは、運良く逃げられたが、次の出会いではどうなったのか?
魔女がしゃべるところは、外国のアクセントが入ってるのか、ちょっと分かりずら
いが、それ以外は、おおむね読みやすい。魔女集会を隠すための会議の名前が"The 
Royal Society for the Prevention of Cruelty to Children Meeting"だなんて、
笑ってしまう。
最後の章の少し前では、ちょっとしんみりしてきたが、でも最後は、おばあさんの
パワーにビックリ!

○これから

現在、Matildaを読み出していますので、その後にはBFGを。そして、Darren Shanセ
ットを買っているので、これは、8巻まで行きます!それに、以前買ったWalk Two 
Moonもまだ積読です(汗)。Advanced SetのGRも残っているし...。まあ、色々
読むものはあるし、買いたいものもあるので、このペースで300万語を目指します。

掲示板のみなさんにはお世話になっています。フォローをつけられなくても、いつも
読んでいます。これからも、よろしくお願いいたします。それでは、Happy Reading!

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