Re:sumisumiさんありがとうございます。 多聴の迷い道2

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3670. Re:sumisumiさんありがとうございます。 多聴の迷い道2

お名前: しお
投稿日: 2003/7/30(19:06)

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sumisumiさん、こんばんは。しおです。

〉やはりしおさんってすごい...

いや、その、まだ現実感がわかないんです・・・

〉Uda式は以前から興味だけはあったものの、「続かないなあ」という
〉感じをもっていたのですが、最近また、読み聞かせの自分の音に
〉贅沢になってきて、気に入らなくなってきたので注目していたんです...
〉今なら取り組めるかも?っていう気もして。

〉でも、それだけ1年がんばっただけではばらばらだった?

Uda式の本かDVDで毎日30分くらい練習すると、子音だけなら2週間くらい、母音はちょっと時間がかかるけどそれでも1か月くらいやれば、ある程度正確な音が出せるようになります。でも、自然なイントネーションで音読するのは、なかなかできそうでできないんです。
自分では一生懸命「そっくりなイントネーション・メロディ」で言っているつもりなのに、無意識に自分が言いやすいメロディに変えてしまっている。なんか変なんだけど、どこをどう直せばいいのか分からない。

実はUdaさんの個人トレーニングを1度受けたことがあります。自分がお手本のイントネーションをそのまま真似できていないこと、どこが違うかをUdaさんに指摘されてはじめて認識できました。同じ症例の方はとても大勢いて、単語レベルではOKでも、イントネーションがおかしいことに自力で気づくのはなかなか難しいです。音の波、強弱がそっくりに言えた文は非常に細かいところまで聞こえるようになるんですが。

その日の最後にUdaさんから一応OKはでましたが、トレーニングの課題文については細かいイントネーションに気づけくことができても、他の素材を聞いて真似するときちゃんと自力で気づけるかなーと心配になりました。すぐ変換してしまう自分の耳は信用ならない(笑)、でも自分の耳しか頼るものはありませんから、ぼちぼちやっていくしかしょうがないか〜と今に至ります。

SSSのシャドウイングというのは、最初おおまかな波をききとって、それから細かい波を真似できるようになって、量をこなすうちにお手本とそっくりのイントネーションになり、個々の音もそっくりになっていく、というやり方なのかなと思います。全体から部分へ、という感じでしょうか。Uda式はまず単語レベルでカタカナを脱する、次に一文ずつ自然なイントネーションで言えるようする。一文が完全にできたら次の文へ進むというやりかたです。部分から全体へ積み上げていく感じ。
どちらにしても、「英語のイントネーション(音の強弱、リズム、波)をそっくりにするのが最重要」とみなしているのは同じ、という印象を受けます。
また几帳面といわれそうですが、私は一文ずつ細かく真似ないといけない、という考えに縛られすぎていて、シャドウイングを何十分もやる、ということに手がつけられなかったのです。でも酒井先生の課題がきっかけで、とりあえずシャドウイングに飛び込めたのがよかったのだと思います。アプローチを変えても、結局どちらの方法でも目指すところは同じだし、もっとおおらかに進む時期がきたのかな、とも思います。

〉本を読めればそれだけでよかったはずの私ですが、やっぱり
〉音がわかるほうが本も面白いんです。

〉やったことの成果は、必ずしもすぐには現われないって言うこともあるかも
〉しれませんね。

 定着して自分のものになるのは時間が必要なんでしょうね。熟成期間も
いるのかな。発音に関しては、私の場合、劇的に上達というのはなかったです。

〉ところで、書評で、Patricia McLachlanがたくさんしおさんであがっていたので、
〉密かに小躍りしていました。私もこの人のは沢山読みたいと思っています。
〉まだ、2冊しか読んでいないのですが…家にも何冊か未読のものがあります。

SumisumiさんもPatricia Mclachlanがお好きなんですか。すごーく嬉しいです!
私もsumisumiさんの書評はいつも楽しみに読んでいます。

それでは、また!


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