うだうだ、だらだら152万語

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2722. うだうだ、だらだら152万語

お名前: 杏樹
投稿日: 2003/7/1(01:21)

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ダレン・シャンの2巻を読んだら152万語で、2周目を折り返しました。
120万語の時に「There's a Boy in the Girls' Bathroom」と「My Humorous Japan」が調子よく読めたので「レベルが上がったか?」と喜んでいたら、立て続けにOBWに敗北し続けです。合間に買い置きしていた「ダレン・シャン」に挑戦したら面白くてどんどん読んでしまったので、今度こそOBW3を読んだら軽くいけるかも…と思ったら大間違い。しかも「それなら児童書だ」とレベル3の児童書を読んだら、これまたノックアウト…。なんでだ。…そう思いつつオフ会の日を迎えたので、酒井先生や参加者の皆さんにこの窮状を訴えてアドバイスいただきました。

120万語から読んだ本です。

「the Famous Five」
これはおもしろかったです。いや〜この時は進む、進む、調子いい〜と思いました。

PGR2
「Sweet Valley High-Secrets」
「Sweet Valley High-Secrets Stolen Diary」
多読セットの読み残しがあるので、時々ペンギン読みに利用します。さすがにこれはすらすら読めて面白かったです。児童書で小学生の世界ばかりに触れているので、高校生って新鮮。アメリカの高校生って日本とずいぶん違う…。

MGR2いろいろ
やさしい本をたくさん読もうと思って多読セットを買いました。ああ、やさしい。短い。すらすら読める。

MTH#13〜16
歴史関係なので、特に面白かったです。時代も国も違う4箇所で集めた本をまとめたら…あ〜ら何と美しいオチが。でも#14の中国の時代考証にはツッコミしまくり…。

Full House Michelle
「The Ghost in My Closet」
「Ballet Surprise」
最初は読みにくかったミシェルもすらすらと楽しく読めるようになりました。安心して読めます。

このあたりまではよかった…

OBW3
「Tooth and Crow」
不思議なお話を集めた短編集です。ところどころついていけない、よくわからない所はありましたが、不思議〜な雰囲気だけは感じました。

「Kidnapped」
「ダレン・シャン」の後に読んだのがこれ。最初の方は調子がよかったのでそのまま読めるかな〜と思ったら船に乗るあたりでわからなくなり、それでも無理矢理読んでいたら陸地の逃避行のあたりで面白くなってきて、何とか読めました。でも難しい…。

OBW4
「The Eagle of the Nineth」
サトクリフがある〜♪と思って読んだら…難しかったです。内容的には好きですし、ハラハラして読み進むことができるはずなのに…なぜすんなり進まないのか。

「Silas Marner」
最初は進みが悪かったんですが、書評では感動ものらしいので、投げ出そうか悩みながらもとりあえず読み進んでみました。そうしたらお金を盗まれたあたりから面白くなっていきました。「災い転じて福となる」ってヤツですね。最後の方は英語を読んでいる、というより読書をしている感覚になってきて、書評どおりの感動がありました。

「Three Men in a Boat」
投げました。最初に部屋に集まっているところから何をしているのかわかりませんでした。

そこでブッククラブに入り、もっと色々な本を読もうと思いました。

「How I Met Myself」(CER3)
語数からするとOBW3とOBW4の間ぐらいですが…これは面白かったです。自分のドッペルゲンガーに会った主人公がその謎を解いている過程にドキドキしました。内容もよくわかり、少しもつまづきを感じませんでした。「ブダペスト」につられて読んで大正解。以前行ったブダペストの風景を思い出しながら読みました。

「The Woman of Iron」(MGR4)
これも同じような語数レベルです。20世紀初頭の中国に生まれ、アメリカに移民した女性のお話。間がポンポン飛ぶ上(章が変わるといきなり「○年後」)、最後は尻切れトンボで「これで終わるか?」と思いましたが、内容は面白かったです。わからないところはほとんどありませんでした。
…やはりOBWは相性が悪いのか。

児童書

「Darren Shan 1 Cirque de Freak」
書店で外国文学やファンタジーのところをうろつくと、いつも何巻も平積みになって、帯には読み出したら止まらない、とか書いてあって私を呼ぶので、いつ読むのかわからないうちに衝動的に多読セットを買い置きしていました。そして2度ほど読みかけて投げてました。それが今度は最後まで読んでしまいました。
うう、かわいそう〜〜〜。家族に別れを告げるところとか、友達に誤解されたり、こんなかわいそうな話だったとは。

それでこれが読めたらOBW3ぐらい軽いかと思ってナメてかかったら殴り倒されたので、レベル3の児童書でおとなしくしていようと思ったら…。

「Sarah plain and Tall」
わかりにくかった…。最初の設定がつかめなかったからかも。後で書評を見て開拓時代の話だとわかって納得。なぜサラが来たのかがよくわからなくて、本当に結婚する相手なのか疑ってたので…。

「The Heavenly Village」
これは知っている単語ばかりなのに、文章になると意味不明になる、というヤツです。それでもHeavenly Villageのふわ〜っとしたイメージが広がって、それに引かれて読み続けました。ちょっぴりやさしくて切ないオムニバスの物語です。章の冒頭が聖書の言葉になっているのに気がついて、どこの箇所か知りたくて聖書の箇所を表す語だけ辞書を引きました。

でも「3」にしてはレベルが高いのではないかと思って、オフ会で会ったのをいいことに書評を上げたぷーさんにそのことを言ってみました。そして無理矢理「4」の方がいいかも…と言わせてしまいました。

「Frindle」
投げました。最初の章は面白かったのに、だんだんわかりにくくなっていき、それでもレベル3だからと一生懸命解読しようとしましたが、これでは楽しい読書にならない、と気がついて投げました。

それで楽しい読書をしたいと思って手に取ったのは、もっとレベルが高いはずの「ダレン・シャン」2巻。やはり少しキリンで、わからないところもありましたが、それでも楽しく読めました。やっぱりかわいそうなお話だった…。エドガーよりかわいそう。

オフ会の時に、OBWにことごとくフラれているとか、「ダレン・シャン」が読めたのにレベル3の児童書がすんなり読めないとか、酒井先生に訴えました。そうしたら「好みのきつい人はそうなります」と言われてしまいました。「おもしろくない」じゃなくて、「わからない」なのに…と思ったのですが、やはりそんなもんだと。
その後秋男さんとけんさんにもそう言ったら、「Frindle」は「There's a Boy in the Girls' Bathroom」より難しいという証言が。な〜んだ、そうだったのか。

そこで思ったのですが。
レベル3にカウントしている本は幅が広すぎるのではないでしょうか。ぷーさんは「Heavenly Villege」はレベル4にするにはやさしいかもしれないと思って3にしたそうですが、「どっちかな?」と迷うような本はどんどん4に放りこんでいけばいいのではないでしょうか。「Frindle」も「There's a Boy…」より読みにくいという証言もありますし。
というのは、レベル3はやっと児童書が読めるようになって面白くなってくるころのはず。それでレベル3の本を検索して読んでみたら難しくて読みにくかったとなると挫折の原因になりやすいです。
しかしレベル4ぐらいになると、自分で読める本の判断ができるようになってきます。パンダ読みのレベルも広くなってきますし、好きな本ならがんばればレベル5や6が読めることもあります。4まで来ると、レベルのこだわりが薄くなってくると思うんです。しかしレベル3ではパンダ読みのレベルも限られていますし、書評のレベルに頼って本を選ぶ割合がまだまだ高いはず。読めるレベルだと思っていたのに読めなかった、というのが多いとマズイと思いますので、少し難しいものならレベル4にカウントしたほうがいいと思うのです。

それでは読めないOBWのことは忘れて、ブッククラブで面白い本を探すことにします。

Happy Reading!


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