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[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 9999 // 時刻: 2024/5/15(00:05)]

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[報告] 2465. 666

お名前: 秋男
投稿日: 2003/6/23(20:34)

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 過日、666万語を通過しました。
 しめやかに行きたいと存じます。

 あ、通過者の皆さん、お祝いのレス(リプ)をつけませんで、申し訳ございません。
 皆さんのオススメ本等の情報はしっかり参考にさせていただいております。
 茲に謹んで御礼申し上げ奉り候。

 どういう方向で行きたいのでしょうか、わたしは。

 とりあえず、ゴーゴゴー!の報告以降に読んだ本の紹介をいたします。
 今回は何かコメントしたい本だけ並べることにします。
 レベルは、わたしの目算?です。書評とは異なる可能性がありますので御注意ください。
 なお、初めのほうで読んだ本は記憶が定かでなく、コメントもおざなりになりがちなこと、
 お含みおきください。
 
 それでは、Here we go!!

●Les Miserables (PGR6) ★★★★
  良かったです(なにが?)。
  このタイトルには二つ意味がある、という前書きが印象的。
●The Absent Authur (L3?) ★★★★
  A to Z Mysteriesですね。楽しい。いい本。
●The Baby-Sitters Club #1〜6 (L4,5?) ★★★★
  男でも(?)楽しい本です。ビジネスの悩みがなかなか本格的で。
  女の子のおしゃべりも楽しい。そう、この、口語がナチュラルな感じがして、
  むちゃ読みやすいです。
  #6で人がいっぱい出てきて混乱して中断中。
●Number the Stars (L4?) ★★★★
  いい本です。どきどきします。
●Airport (PGR5) 再読か? ★★★★★
  すごい。いくつかの違う話がゴーッとひとつに合わさっていく。
●The Secret Garden (PGR2?) ★★★★
  OBWのでくじけていましたが、このPGRでやっと読めました。
●Marvin Redpost #2〜8 (L3?) ★★★★
  あとになるほど面白くなる感じでした。
●Charlotte's Web (L5?) ★★★★
  いなかのほのぼの感が良かったです。ぶたがシャルロットだと思ってました。
●My Father's Dragon 他 エルマーシリーズ (L4) ★★★★★
  雰囲気が素晴らしい。絵がいい。すごく読みやすい英語ですね。
  「お父さん」の話なので、最後は無事なのだとあらかじめ安心できるのがミソ。
●Pippi Longstockings (L5) 再読? ★★★★★
  リンドグレンはいいですね〜。
●about a boy (PGR4) ★★★★★
  面白かった。映画に出る前にこれを読んでおけばよかった。
●Emil and the Detectives (L6?) 再読? ★★★★★
  名作です。ドイツ語版にはケストナー自身の序文があるとのことなので、
  読んでみたいのですが、ドイツ語読めんし・・・
  なんでエミールが眠ってしまったのかわかりました(PGRでもわかる?)。
  あと、盗まれたものを自力で奪い返すことはダメなのか、という議論になったとき、
  裁判官の息子が、それはダメだ、まあ大人でもわかってる人は少ないんだけどね、
  と言ってるのが面白かったです。
●The Oscars (PGR3) ★★★★
  いろんな話が入ってて面白かった。もっと詳しいものが読みたくなった。
●Witch Hunt (SIR4) ★★★★
  アメリカでの魔女裁判の話。裁判は結局のところ「通常一般人の社会通念」とか
  「経験則」に頼るものだと思うが、その社会通念とか経験則が「魔女は存在する」
  であれば、魔女は存在することになってしまう。
●The Children of Noisy Village (L4) 再読 ★★★★★★
  何度も読みたくなるリンドグレン。
●The Trojan Horse (SIR4) ★★★★★
  トロイ戦争のこと、トロイの木馬のことがよ〜くわかりました。特に、なんで
  城壁内に木馬を入れてしまったかが謎でしたが、これを読んで納得しました。
  絵もきれいです。歴史をこういう本で学べるのはうれしいですね。
●A Little Princess (L6) ★★★★
  ついに原書を! おもしろかった〜。秘密の花園の原書よりちょっと難しめ。
●Justice (OBW3) ★★★
  一気に読んだのですが、あんまり印象に残ってない。ちょっとアダルトやったかな。
●The Lottery Winner (OBW1) ★★★
  あっけない幕切れ。真の勝者は・・・
●Gold Fever! (SIR4) ★★★★★
  ゴールド・ラッシュのことが、よ〜くわかりました。それにしても、何万人もの
  人々に不法占拠された地主さんが気の毒・・・
●The Little Prince (L5?) ★★★★
  でも、あんまりよくわかってない。もう一度読みます。
  少なくとも前半は諷刺が冴えてて面白い。
●Gladiator (PGR4) ★★★★
  読みごたえあり。
●Pinocchio (L5?) ★★★★
  ピノキオをしっかり読んだなんて、日本語でもありませんでした。うれしい!
  ちゃんとした子になろうとするんだけど、誘惑や挑発に乗ってしまうピノキオ。
  もうあきれるほど失敗を繰り返して最後には人間になるんですが、人間になる前の
  どうしようもないピノキオのほうが人間らしい気もします。
  かまどに入っておなかでパンを焼く話はありませんでした。
●Emil and the Detectives
  また読んでます。
●Walk Two Moons (L5?) ★★★
  評判のいい本ですが、あんまりなんとも思いませんでした。途中、「どないやねん」と
  ちょっといらいらしました。話がよくわかってないのかもしれません。
●The Vicar of Nibbleswicke (L5?) 再読 ★★★★
  はじめ読んだときは、薄いくせして難しい本め!と思ったのですが、久しぶりに
  読んでみたらかなり読みやすくなってて、かなり面白かったです。ダール最晩年の
  サラリとスケッチしてみせたような筆致がさわやかです。
●Sleepovers (L4?) ★★★★★
  ウィルソン(と言うとどうしてもトム・ハンクスの"Cast Away"を思い出して
  しまいますが・・)はCliffhangerに次ぎ2冊目です。う〜ん、よかった。
  なんて楽しく、かつ現実から逃げないで書ける作家でしょうか。
●Lottaちゃん2冊 (L2,3?) ★★★★★
  リンドグレンは全部読みたい気になってきました。
●Revolting Rhymes (L4?) ★★★
  Rhymeなので、ぜんぶ音読しました。楽しかった。内容はあまり憶えてない・・・
●The Twelfth Angel (L5?)  途中止
  うわさどおり、とても読みやすいPBだと思います。でも、なんか内容がいかにも
  ありがちな感じがして、50ページぐらいでやめてしまいました。ここから面白く
  なるのか?
●My Uncle Ozwald (L7?) ★★★★★
  今回の目玉です。これが読めて超うれしいです。
  数ヶ月前はじめてこれを読んでみたとき、とても歯が立たないと思いました。
  それが読めました。鼻息も荒く・・・
  ご存じ、ダールの大人向けの本です。かなりアダルトです。18金かも。でも
  十代でこれを読んだら興奮して英語力が飛躍的に上がるかもしれないので、
  悩むところです。(なに言ってんでしょうか)
  Yasminには、思いっきり幻惑されました。まいりました。
  ダールって人は、ほんとに、細かいところまで考えつくして、ほんとに、真性の
  変態だと思います。すごいおバカで、すごい作家です。
●Stone Fox (L3,4?) ★★★★★
  全く毛色の違う本を読みました。どなたかがどこかで書いておられましたが、
  ほんとに、なんのための税金かと思いました。もっといろいろ考えたいと思います。
●The Great Brain (L5?) ★★★★★
  今回の目玉2、です。かのBig Fat Catで紹介されてたので買いましたが、その
  当時は読めませんでした。無理すれば読めるが、スピードが・・という感じで。
  ところが今回、あっさり読めました。しかも、この本の文章はとても読みやすい
  ということに気付きました。いまの自分にはいちばんしっくり来る感じがします。
  舞台は1896年、アメリカはユタ州のAdenvilleという町。自らThe Great Brain
  と名乗る10歳の男の子を中心とした物語です。商魂たくましさが可笑しいです。
●How to Eat Fried Worms (L4?) ★★★★★
  同じくBig Fat Catものです。これも、買ったときは難しくてボーゼンとした本
  でしたが、読めました。ミミズ?を1日1匹、1週間(かな?)食べ続けられるか
  どうかの賭けをするわけですが、食べさせまいとする相手方が繰り出すアンフェアな
  妨害行為がとても可笑しい。
●My Humorous Japan 3 (L4,5?) 再読 ★★★★
  尺八の修行をしたアメリカ人の話をまた読みたくて読みました。
  このシリーズはほんとに、こまぎれ読みに最適な本ですね。
●How to Stop Worrying and Start Living (L7) 再読 ★★★★
  久しぶりに読んだらたいへん読みやすくなってました。
●Someday Angeline (L4,5?) ★★★★★
  Louis Sacharの本です。Angelineがいとおしくて、切なくなります。
●Shh! We're Writing the Constitution (L5) ★★★★★
  アメリカ合衆国憲法をどうやって作ったか、というお話です。4ヶ月間、密室で
  一から作られたのです。(新政府の行政の長をどうやって選ぶか、ということを
  決めるのに、60回も投票したりしました。)
  議論の尽くしかた、こだわり度には、すさまじいものがあります。
  正式な政治用語が使われてるので、ちょっと難しい感じはします。対象年齢が
  8〜11というのにいささかショックを受けます・・・
  筆者のJean Fritzは、面白い歴史ものをたくさん書いているようなので、
  いろいろ読んでみようと思っています。
●Flowers for Algernon (L7?) 途中止め
  だいぶ昔に買ってた本ですが、このたび、すらすら読めるようになってたので、
  あ〜、成長してるんかな、と思いました。退行していくところで不愉快になって
  やめてしまいました。不愉快になっても読みきれるような力がつけばと思います。
●Dogs Don't Tell Jokes (L4,5?) 途中止め
  Someday Angelineの続篇です。ジョークはたくさん盛られてるのですが、
  文体の乾き度が増していて、かつ人々のイジワル度も増していて、イヤになって
  やめました。
●The Ink Drinker (L4?) ★★★★
  雰囲気だけですが、いわゆる不幸本に似た感じがしました。
●Essentials of Economics (N. Gregory Mankiw) (L5,6?) まだ途中
  経済学の教科書です。たいへん読みやすいです。受験英語に慣れた人には、
  ハリポタよりもずっと読みやすいかもしれません。
●why men don't listen and women can't read maps (L6,7?) まだ途中
  『話を聞かない男・・・』の原書です。専門用語っぽいものはたくさん出てきますが、
  すぐに具体的な話が続くので、概して読みやすい本だと思います。「なるほど」
  とか、「そらちゃうで」とつっこんだりして楽しく読んでいます。

 だいたいこんな感じです。

 あんまり劇的なレベルアップはしてませんが、ちらほら、以前に読めなかった本が
 読めるようになってたりして、いちおう成長しているらしいとは感じます。

 聴くほうも、心なしか聞こえるようになってきた気もします。

 アウトプットについては、なんにも試してないのでわかりません。そのうちなんとか
 なるだろうと思っています。

 そうそう、リスニング教材では、「ナチュラルスピードに挑戦」という3巻シリーズが
 面白かったです。
 今は、はらぺこあおむしさん御推薦のAFNスポット・アナウンスメントを聴いてます。

 これからは、日本語訳で話題になってる本とかを見てみようと思っています。
 why men don't listen and...で味をしめました。

 それから、教科書のたぐいも案外易しいということを知りました。
 いろいろ探してみようと思います。

 絵本が、かえって読みたくなりました。なんていうか、以前よりも、言葉の響きが
 わかってきたというか、言葉が、意味を伝える記号以上のものに感じられるというか
 (カッコよすぎ〜)。今になって、絵本をちゃんと味わえるようになってきたかなあ
 という気がします。

 そんなとこかなあ・・・

 まあ、映画もちょこちょこ見たりしながら、楽しく行こうと思います。

 最後になりましたが、皆様、たいへんお世話になっております。
 情報といい、遊びといい、SSSの掲示板と皆さん、ほんとに凄いです。
 これからもよろしくお願いいたします。

 ではではみなさま、Happy Reading!!

※ダーッと書いたので、間違い・不足、あるやもしれません。御容赦のほどを。


▼返答


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