Re: トオルさんへその2

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2441. Re: トオルさんへその2

お名前: かのん
投稿日: 2003/6/23(01:02)

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トオルさん、こんばんは。またまたかのんです。
しつこくてごめんなさい。

一つだけどうしてもお伝えたいことがあったので
もう少しだけおつきあい下さい。

トオルさんのシャドーイングのお話、とても興味深く
読ませていただきました。
かたまり聞き、になるのかな?とか、
音というよりリズムから入ってもいいのかな?とか、
お聞きしてみたい点はあるのですが、今夜はもう遅いので
やめておきます。
(書き始めるときっと夜が明けてしまうので)

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先のわたしのコメントで、ハリポタ朗読CDを聞き流している、と
いうお話をさせていただきました。

でも、正直いって、特に効果は期待していなかったんです。
なぜならば、ハリポタは読んでも辞書なしでは理解度は低く
なんとなく、こんなことが起っているらしい、というくらい
しか掴めなかったし、聞いていても、こまかいことはほとん
ど聞き取れない。ただ、シマウマ読みをやっていたので、お
話だけは頭の中で把握できている(細かいところは忘れて
いますが)という状況。

CD聞き流しについては、ところどころキーワードが聞こえる
ことはあっても、たいていは音の調子(単語や文章として捉
えているわけではないので、音としかいいようがない)とし
て聞いていました。
でも音→お話のシーン、という変換は多少なりともできてい
ました。(変換ができる箇所はたいてい決まっていて、しか
もごくわずかですが)。

で、今、無謀にもハリポタ5巻を読みはじめています。
辛くなったりわからなくなったりしたらやめよう、と思い
つつも、どういうわけかなぜかそうならずに、60ページほ
ど読みすすみました。超スローペースですが。
(ハリポタが面白く読めていること自体にもものすごく驚
 いています)

で、その中で、「一見すると何の変哲もない場所なのだが
そこである特定の動作をしたら、なんと魔法の世界への扉が
ひらきました」という状況の場面がありました。

そこを読んだときに、瞬間に、あ、これはダイアゴン・アレイ
だ、と思ったんです。
ダイアゴン・アレイ(Diagon Alley)というのは、魔法の町
がある横丁なのですが、これがやっぱり、「一見すると何の
変哲もない場所なのだがそこである特定の動作をすると、
魔法の世界への扉がひらく」というお約束の場所なんです。

で、自分で驚いたのは、言葉が共通するのではなく、イメージ
が共通する場合に、それを表す英語が、音としてでてきたこと
なのです。

これが、「Diagon Alley」という文字で出てきたのなら、
英語を読んだときにインプットされたのだと考えられます。
「ダイアゴン横丁」という日本語ででてきたのなら、
邦訳を読んだときにインプットされたイメージが喚起された
ものだと理解できます。
でも、出てきたのは「ダイアゴン・アレイ」という音でした。
音ででてきたということは、耳からのインプットの効果とし
か考えられません。
ほとんど無意識で聞いていて、しかも意味を考えようとも
せずに、シャドウイングもせずに、音→イメージ変換でき
るところだけやっているだけだったのに、
知らないうちに、音→イメージが自分の中に蓄積されていた
ということになるんです。

といっても、ほんの一言だけなので客観的には大騒ぎするよう
なことではないんですが、自分では効果を全く期待していな
いところからでてきたので、とても驚いています。

ちなみに多読していて、イメージが共通するちがう音がで
てきた、というのは、今日のこれが初めてです。

トオルさんがおっしゃっていた、イメージ→話す、とは別の
ことだとは思いますが、
音→イメージ、だけでも蓄積されるということがわかった、
ということだけ、お伝えしたかったのでした。

今日はいろいろとありがとうございました。
また機会があったらお話を伺わせてください。
それではおやすみなさい。


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▼返答


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