絵本報告 その28

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14921. 絵本報告 その28

お名前: アトム http://www1.tmtv.ne.jp/~soh/
投稿日: 2004/12/11(16:01)

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こんばんは、アトムです。
師走ですね、みなさんお忙しいですね、ネコの手も借りたいですね、ってことで
今回はネコです。

こじつけ成功。(もともとネコ特集するつもりだった)

お勉強シリーズ、社会科が残っているのですが投稿人が飽きてしまったのでまた今度です。
飽きっぽくてすみません。

それでまあ、イヌとネコと、どちらを先にしようかと思ったのですが、
Cats and Dogsっていうからネコが先。イヌ派の皆さん、次回はイヌですから。(たぶん)
個人的にはどちらも普通に好きです。

■Miaow Andre Amstutz(絵) レベル1 総語数210語 ★★★★
(邦題:)
Allan Ahlberg作。A lift the Cat-Flap Book。仕掛けブックです。
子供が気に入ってしまうとすぐに仕掛けがだめになっちゃうだろうなー(笑)。
猫の帰りを待つClaraの元にいろいろなお客さんが来るというお話です。

■Ginger Charlotte Voake レベル1 総語数380語 ★★★★
(邦題:ねこのジンジャー)
どうって事ない話なんだけど、
“A CAT'S LIFE”を読んだ後に読んだのでこの猫の気持ちがよくわかってしまったのよね、私。
平和に暮らしていたGinger。ところが子猫が一緒に住むことになって...。
絵が好きです。

■Like Likes Like Chris Raschka レベル0 総語数70語  ★★★
(邦題:)
みんなペアで楽しそうなのに、自分だけひとりぽっちの猫が仲間を探しにいきます。
韻を踏んでいます。
絵も猫の絵を切り抜いたのを背景の紙にぺたりと貼り付けている感じです。
おしゃれな感じで好きです。シンプルなので見ていて飽きません。

■Mrs McTats and Her Houseful of Cats  Joan Rankin レベル1 総語数590語 ★★★
(邦題:)
Alyssa Satin Capucilli作。題名どおりの絵本です。最初1匹のネコしかいなかったけれど、どんどん増えていきます。
そのネコたちがすっごくかわいいのー。絵がもともと癒し系なのですが、個性的でほんとにかわいい猫達です。
猫の名前がまたいいのです。

■Cat Traps Molly Coxe (SIR Early) レベル0 総語数100語 ★★★
(邦題:)
これは多読をしている人には有名な絵本です(か?)。
とても簡単でリズミカルで愉快な絵本です。
(あれ?この本、語数が100語もありましたっけ?)

■Clever Cat Peter Collington レベル2 総語数730語 ★★★
(邦題:おりこうねこ)
自分で食い扶持を稼ぐ賢い猫なんです。しかしその猫が最後にした選択は?
ブタもおだてりゃ木に登るに近いものがあって、考えさせられるお話です。

次はねこのオーランドーシリーズです。
4冊読みましたが発行順はよくわかりません。他にも何冊かあるようですね。
細かいところまでよく描かれていて楽しいです。
英語も少しむずかしめで、語数も多いので読み応えがあります。
ただ、大判なので置き場所に困ると思います。(小さいのもあるのかな?)

□Kathleen Hale 作/絵 レベル4

■Orland (The marmalade Cat) His Silver Wedding 総語数3,200語 ★★★★
(邦題:)
オーランドーが結婚するまでのお話です。
人の(猫の)弱いところにつけいる、たちの悪い猫まで書かれていて、なかなか人間臭い猫たちのお話。

■Orland (The marmalade Cat) Buyas a Farm 総語数2,400語 ★★★★
(邦題:ねこのオーランドー 農場をかう)
オーランドー一家は農場を買います。猫が自分より大きい子羊にミルクを与えている絵があるのですが、
そこまでして農場を経営するのか?ちょっと無理ない?

■Orlando(The Marmalade Cat) Keeps a Dog 総語数3,800語 ★★★★
(邦題:)
オーランドーの子供たちがペットをほしがるので募集します。
(ペットになってもいいという動物を募集するんですよ!)
いろんな動物が押し寄せてきましたが、その中に黒のプードルがいました。
そのプードルは、自分が猫のペットになるために来たのに、自分は自分のペットの猫を連れてきているという、

どういう世界観なのかが謎です。

■Orland(the marmalade cat) a Seaside Holiday 総語数4,200語 ★★★★★
(邦題:ねこのオーランドー 海へいく)
オーランドーの一家は夏休みに海に行きます。最後は凄くいいお話になっています。

■Me and My Cat?  Satoshi Kitamura レベル1 総語数700語 ★★★★★ 
(邦題:ぼくネコになる)
Nicholasが夜、部屋で寝ていると、魔法使いがやってきて呪文を唱えて出て行った。
翌朝、何か様子が変・・・・?
お話も面白いし、きたむらさんのとがった絵も見慣れると好きになります。

ということで、今回はきたむらさんの特集もするのです。
『ぞうのエルマー』シリーズを翻訳されたのがこの方なのですね。
東京生まれ、イギリス在住。

□Satoshi Kitamura絵

■Angry Arthur レベル1 総語数200語 ★★★
(邦題:ぼくはおこった)
Hiawyn Oram著。この方の絵本ではじめて読んだのがこれです。
この方の絵が、この怒り狂う男の子の感じとマッチしていて
それで「とがった絵を描く人」というイメージがついてしまいました。

■In the Attic レベル1 総語数140語 ★★★
(邦題:やねうら)
Hiawyn Oram作。天井裏部屋で繰り広げられる世界です。子供の想像は果てがない(笑)。

この本だけではないのですが、『屋根裏部屋』を題材にした絵本ってわりとあるんですよね。
薄暗くごちゃごちゃした感じが物語りにうってつけなのでしょうか。
実家では屋根裏らしいスペースに邪魔なものを置いていたけれど、部屋ではなかったなー。

■Fly with the Birds - An Oxford Word and Rhyme Book レベル1 総語数500語 ★★★
(邦題:)
Richard Edwards作。ごくごく易しい身の回りの単語を学ぶ本です。
ちょっといたしかけがあります。

■Sheep in Wolve's Clothing レベル3 総語数1,000語 ★★★
(邦題:ひつじのコートはどこいった)
この人の描く絵は人間より動物の方が好きです。
海水浴に行った羊がだまされて狼に毛皮を取られてしまいます。
猫の子供達の手も借りて、さあ、取り返せるでしょうか。

今回紹介の本は以上です。
読んでくださってありがとうございます。

◆◆近況報告◆◆
近所の図書館AとBの絵本はほぼ読み終わりました。
まさかこんなにたくさん読むことになるなんて思っていませんでした(笑)。
見通しが甘いね(爆)。

そうそう、猫好きの皆さん、絵本ではなく一般書なのですが、
Dee Readyという人が書いた“A CAT'S LIFE -Dulcy's Story”は必読ですよ。
◆◆◆◆◆◆◆◆

ではでは!


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