Re: 「書く」ことについて(翁家さん、たこ焼きさん、酒井先生、まりあさん、他皆様へ)

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/4/28(04:16)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

13414. Re: 「書く」ことについて(翁家さん、たこ焼きさん、酒井先生、まりあさん、他皆様へ)

お名前: たこ焼
投稿日: 2004/8/27(23:48)

------------------------------

じゅんさん、こんちは! たこ焼です。

お返事、遅れて申し訳ないです。
なんというか・・唐突に忙しくなったもので・・。
あっ、でも今は大丈夫。唐突に空き時間ができたので。(笑)


〉100万語を超えて、とりあえずの最初の目標を達成して、
〉少しづつ、いろんなことをやりたいなーって思い始めているんだと思います。
〉私は500万語くらいまで、読めること、それから聞けることが面白くって、
〉ただひたすら読んで、聞いてました。
〉でも、その後、ちょっとしたきっかけがあって、
〉アウトプットが全くできない自分に気付いちゃったんです。
〉で、どうせならこれもSSS的な方法で何とかしたいなぁと。


たこ焼も全く同様に考えてます。
ちょっと前に、バナナさんが、

バ〉・上の2つがとりあえずの僕の「できるようになりたいこと」と
バ〉 「したいこと」なのですが、そういうキボーに到達するための、
バ〉 SSS的な(いいかげんで楽しい)ステップがいまいちわかん
バ〉 ないな。という状況にあります。

と書かれているのを拝見して、
うん! うん! うん! そう! そう! そう!
と首を激しく縦に振りました。

たこ焼はのり子さんの口を借りて、
「でも、いいのかな・・」
などと、情報交換への戸惑い・躊躇の気持ちを表現しましたが、
たこ焼は「遠慮」しすぎていたのかもしれません。

読む・聞くに関して、ひと山越えた感じがして、
じゃあ、さらに自分がやりたいことに向けて進もう・・。
ところが、進むにしても、いつの間にか身についたSSS体質おかげで
従来型の勉強にあまり意欲を感じない・・。
それじゃあ、自分で工夫してSSS的な方法を見つけよう!
しかし、ひとりの知恵なんてたかがしれてる・・。
で、他のタドキストたちと情報交換したいな・・
とは強く強く強〜く願っていたのですが、
このSSS掲示板は、ひと山越えるまでのタドキストがメイン?
という印象が強いものだから、「遠慮」が強く強く強〜く出ていたのです。
それに、
ひと山越えたタドキスト(中級タドキスト?とでも言ったらいいでしょうか)の工夫の中には、
「もしかすると、ひと山越えるまでのタドキストにとっては有害かも?」と感じさせるものもあり、
これも、たこ焼の「遠慮」の根拠のひとつなんです。

しかし、じゅんさんの投稿を拝見してたこ焼は勇気付けられました。ホントです。
また、このスレッドで、SSS掲示板を運営する古川さんが、

古〉もちろん、英語のできる人の意見は参考になるし、先輩や先生の
古〉意見は十分に参考にしたほうがいいけど、あくまで、いろいろな方法のなかで
古〉どの方法を選ぶのかを決めるのは学習者自身であるべきで、それを
古〉選べる力を育てるのがSSSの活動の中心であると私は思っています。

古〉なので、これからも、遠慮せずにいろいろ試していろいろ
古〉意見を言ってくださいね!!!

とか、

わんわん〉〉効果的な方法が見つかるよう、みんなで意見交換していけたら良いですよね。

古〉そうですね!

と仰っているのを拝見し、たこ焼の「遠慮」の根拠が急速に薄れるのを感じました。
ほんとうに嬉しいです。

ひと山越えたタドキスト間の情報交換を奨励してくれましたし、さらに、
「どの方法を選ぶのかを決めるのは学習者自身であるべき」
という古川さんのお言葉によって、
「有害かも?」と思える情報には、そのように警告・注意書きを添えとけば、
あとは選択する側の責任であり、遠慮なく投稿しても大丈夫なように思えてきました。

何か憑き物が落ちたかのように、スッキリした気分です。


〉(1)英語で交換e-mail
〉 「書けるようになるために何かやりたい」とオフ会のときに
〉 酒井先生に相談したら、
〉 「誰かと英語で交換e-mailを始めなさい」とのお返事。
〉 それで、さんぽさんと交換e-mailを始めたのが今年の3月1日。
〉 すぐに酒井先生から、15分以内という時間制限の指示。
〉 …とりあえず、辞書は引かない、わからないところは日本語で。


なるほど!
こういう情報に飢えてました。
地方在住でオフ会にも出られないので、口コミ情報は伝わってこず、
掲示板だけが頼りなんです。
それなのに掲示板に書けないような気がしていて・・・
オフ会に出られないタドキストは見捨てられているのではないか?
と感じたときもありました。


〉 3ヶ月後の6月、酒井先生から文法書をやるように、との指示。

〉 約半年後(つい最近)、
〉 今度は、読むときに「これは使える」という表現を意識するように、との指示。
〉 (ただし、意識するだけで、覚えようとしたり、書き写したりしちゃいけないん  だそうです)


こういう情報が得られて、ほんと嬉しいです。
ありがとうございます。


〉で、現在に到ってます…。
〉いやー、まさか半年も続くと思わなかったなぁ、ねぇ、さんぽさん?


半年!!!
これは、スゴイ!


〉(2)文法書
〉 あんまり好きじゃないんですが、とりあえずやってます。
〉 やってる、っていうだけ。
〉 Grammar in use(赤い本)の半分くらいまで終わったところです。
〉 …頭の整理には役に立ってるかなぁ?


文法書・・
たこ焼もいずれは手を付けるとは思いますが、
今はまだかな・・という感じがしている状態です。


〉(3)W-club(別名 写経クラブ?)
〉 ずーっと英語e-mailを書いてきて、わいてきたのは、
〉 これで少しは成長しているのか?
〉 書く力がついているのか?という疑問でした。
〉 自分は正しい(正しくなくてもいいんだけど、少なくとも相手に誤解されない)
〉 英文を書いているのか?間違ってるところは何回も同じように間違ってるんじゃないのか?っていう思いが常にあります。
〉 いつも迷うところは迷うし(例えば単数形にするのか複数形にするのか、とか)。


「自分は正しい英文を書いている」という主観的な感覚は、
英文を書くトレーニングとかで培われるのではなく、
「自分が書いた英文で他の人とコミュニケーションがとれた!」という
「経験」の積み重ねによって育つのではないか・・とたこ焼は予想してますが、どうでしょうか?


〉例えば、日本語で仕事上の手紙を書くときって、
〉ビジネス文書の例文なんかを参考にしたり、そのまま書いたりしますよね。
〉そういうことを繰り返すうちに、自分でも書けるようになってくる。
〉それと同じように、正しい英文を書き写していると、
〉そのうち自分でも書けるようになるという効果があるんじゃないかって思ったんです(…酒井先生からは思いっきり否定されてますが)。

〉それでただ「書き写す」っていうのはどう考えても辛いから、
〉好きなペンで、好きなノートで、みんなで報告しながらやっていければいいね、
〉と思って始めたのがW-clubなのでした。


楽しくするための工夫って、ほんと、大事ですよね。


〉でも、やってみると意外と効果がある、というか読むときに、
〉思いっきり読み飛ばしていたことに気付くのです。
〉例えば、私がつい最近書き写した英文にこんなのがあるんです。
〉There was a small bathroom off one of the formal sitting.
〉ここで、何でoffが入っているのか、私には全然わかんないんです。
〉読んでいるときには読みとばしてて、入っていることにも気が付かなかった
〉(だって、わからないところはとばせ、が基本だし、こんなのとばしても全然本を楽しむのに支障なかったし)。
〉読んでるときにこんなことに気を配ってたら、
〉めんどうで、読めなくなっちゃいます。
〉でも、たまに書くと、そういうことに気付く。
〉今はただ入っていることに気付くだけだけど、
〉まわりの文章と一緒に書き写しているから、こういうのを繰り返すと、
〉どんなときにこのoffが入ってくるのか、
〉微妙なニュアンスとともにわかるようになるんじゃないかなっていう
〉気がするんです。

〉本当は読んでいるときに、さらっとこんなことに気付いていくのかもしれません。でもあまりにもとばし読みになれてしまい、
〉読んでいるだけでは気付かない体質(SSS体質?)になってしまってて。
〉でもだからといって、読んでいるときにいろんなことに気を配るのでは
〉疲れて読めなくなってしまうから、たまに書いてみて、
〉ちょっとしたことに気づいてみるっていうのも、
〉いいんじゃないかな?って思ってるんです。


なるほど!
と思いました。
「SSS体質でもできる精読」ですね。


〉たこ焼き様、バナナ様
〉>「書く」ことに関して、たこ焼が、時々やっているのは、「retold」みたいなことです。
〉>ちょっとだけ元の英文を読み、その英文から目を離し、
〉>あたかも自分が作り出したかのように感じながら、英文を書くんです。
〉>間違いなんて気にせず、元の英文と違っていてもいいや・・・
〉>いや、積極的に変えていこう!と開き直って書いていきます。
〉>例えば、現在形で書かれたPGR0の英文を、過去形に変えたり、
〉>元の英文には含まれていない語や文章をどんどん付け加えたりするんです。
〉>どんどん変えていくのって、なかなか楽しいです。
〉>さらに大きく変えていって、将来、パロディでも作ろうかと考えております。
〉>(あっ! この部分、じゅんさんの投稿の方に付けた方がよかったかなぁ。)
〉>(まぁいいか。この投稿、じゅんさんも読んでくださると期待して・・。)

〉たこ焼きさん、こんにちはー。
〉実は、ふだんはあんまりちゃんと掲示板読んでないんですが、
〉めずらしく、ちゃんと読んでました(呼ばれてたのを感じてたのかなー)。


テレパシー? (笑)


〉なかなか、楽しそうな方法ですね。
〉書くことについては、みんなでいろんなアイデア出していって、
〉いい方法を見つけたいなーって思ってるんです。


そうですね。
どんどん情報交換しましょう!

たこ焼の「retold」について、
具体的なやり方や、ちょっとしたコツみたいなことを
これからまとめ、いずれこちらの広場に投稿します。
ただ、最近、たこ焼の予定は唐突だし、9月は何かと予定があるので、
どれだけ早く投稿できるか分かりませんが、
できるだけ早く書き上げたいと思います。


〉それでね、楽しく、みんなで、やりたいんですよね…
〉(そうじゃないと、なかなか続けられないから)。
〉だから、バナナさんのいう、retoldの広場でみんなで書いてみる、
〉っていうのも賛成です。
〉ただ、自分で英文を書くって、かなり敷居高いですよね…
〉そんなことないですか?


白紙に自分で英文を埋めていくのは、
かなり敷居が高いようにたこ焼も感じます。
だから、「retold」みたいなことが楽しいのでは?
と思ったんです。
実際、「retold」ではかなり敷居が下がるように感じます。


〉>「楽しいなら何でもアリ」は、SSS的精神の核心ですよね。

〉うん、ここは大事かも。


ですよね。
SSS方式は、別に英語に限らず、「学び」一般の革命だ!
とたこ焼は思いま・・いや、違います。
「学び」一般の「本来の姿」・・だとたこ焼は思います。


〉私には「書く」と「写す」は関係ある作業のような気がするんですけど…
〉でも、英語に関しては、私は全然自信がないので、
〉酒井先生の言うとおり、関係無いのかもしれません。


「写す」時の頭の使い方によっては、
「写す」は「書く」と大いに関係ある作業になるのではないかとたこ焼は思います。
実際、たこ焼がやっている「retold」の最初の段階は、
ラフに書き写す、あるいは、ちょっと変えながら書き写す
なのです。

英文を写すときに、「記憶」という能力を使うと思いますが、
一口に「記憶」といっても、実は「記憶」にはいくつか種類があるようです。
例えば、電話帳をチラッと見て、そば屋の電話番号を「記憶」し、
直後に番号を思い出して電話をかける。
この「記憶」は一時的なもので、すぐに消えてしまうものです。
別の「記憶」としては、自宅の電話番号の「記憶」があります。
これとは前者とは違い、なかなか消えずに残ってます。
しかし、「写す」時に、後者の「記憶」は使えないようです。
そこで、前者の「記憶」が使われるのですが、そのときに、
『この前者の「記憶」をついつい使ってしまうのは仕方がないけど、積極的に使って記憶しようとはしない』
と心がけることをたこ焼はしております。(これは「retold」のコツのひとつです。)
そうすると、「写す」ことの正確さは損なわれますが、
「写す」が「書く」と大いに関係ある作業になるのではないか思うのですが・・・。
う〜ん、どうでしょうか? 勘違いかなぁ?


〉あとね、こそっと。
〉(酒井先生から否定されたこと、まりあさんがこうやってフォロー入れてくれたところが、かなりうれしかったです。)


いくらかショックを受けられたでしょうに、それでも、めげずに目を先に向けて、
書けるようになるには?と問い続け、前に進まれている・・
そんなじゅんさんの姿にたこ焼はとても勇気付けられました。


〉というわけで、長くなっちゃいましたが、
〉英語を「書く」ということについて、
〉今私が感じていることを書いてみました。


じゅんさん、ありがとう。
ほんとに、ありがとう。


〉…でもねー一言で言うと「書く」って、難しいよなぁ、ってことです。
〉では、Happy Writing!


確かに、難しいですよね。
しかし、のめり込み始めると、楽しく感じます。

ではでは、Happy Writing 〜♪


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.