Re: TIMEは、高嶺の花か!?

[掲示板: 〈過去ログ〉SSS タドキストの広場 -- 最新メッセージID: 14976 // 時刻: 2024/4/25(00:40)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[賛成] 11947. Re: TIMEは、高嶺の花か!?

お名前: 酒井@SSS
投稿日: 2004/5/16(21:53)

------------------------------

Yoshiさん、報告ありがとー!
お願いを聞いてくださって、うれしいです!!
この投稿がひょっとしたら多読が新しい方向をめざすきっかけに
なるかも!!

と言いながら、切り貼りしてしまいますが・・・

〉私自身、TIMEをはじめて読んだのは、いや観たのはと言ったほうが
良いかも知れません、かれこれ20年以上前の学生のときになります。
〉当時、"速読の英語"だったか"TIMEを読む"だったか、今はもう家に
その本を探しましたが見当たらないので定かではありませんが、
その本に触発されて読み始めましたが、なにしろ、読むのがたいへんで...
〉未知の単語にすべて赤のボールペンで線を引いて英和辞書
〉で調べ、訳語を書いていくが、記事のほとんどがもう真っ赤になって、
〉読むのが苦行そのもので、結局続けられませんでした。
〉やっぱり、TIMEは高嶺の花かとあきらめてしまいました。

〉でも、今度は違った、なぜなのか...ここが上手く書けないの
ですが、今で多読を始めて、500万語くらいもう読んだことになりますが、
〉多読三原則に従って、TIMEも辞書をまったく引かない、面白くない
記事は読まないというようにして読んでると、読めるんです、ほんとに
〉気持ちいいくらい。(ちょっとオーバーか...!?)

これはすごい報告です! TIMEを「気持ちいいくらい」楽に読めたら、
これはかっこいい!! Yoshiさんの表題はみなさんの気持ちを
代弁していると思いますが、それが登れないほどの高嶺ではなかった!
(むしろ登れたら気分いいくらいのちょうどいい高さだった?)

〉TIMEと僕の間にあった高ーい壁がくずれて、むしろ英字新聞よりも、
〉わかりやすいです!!
〉なぜなら、今写真週刊誌みたいなのが、日本にもありますが、写真や
〉イラスト、図解がとても多い雑誌なんです。
〉なので、内容の検討がつけやすい。(絵本と同じ効果がある。)

そういう見方ははじめて聞いた。なるほどそうなのかもしれませんね。

〉昔のTIMEもこんなだったかな...と思い出せないのですが、
〉今のTIMEの方がはるかに写真やビジュアルなものが多くなっていると
〉思われます。
〉それと、生の英語だから、タドキストにとってはなじみの単語が
かえって多いように思われます。学生の時は、大学受験の後でもあり、
生の英語にふれていなくて、いきなりTIMEだったので、知らない単語
ばかりだったのだろうと推測されます。だからかえって多読してる
ほうが″なじみの語彙″に出会うのが当たり前なんですね。

これも言われてみればなるほどですね。
TIMEは「神格化」されているけれど、生の英語になじんでいれば、
「TIME英語の難解さ」の半分は難解ではなくなるのかもしれない。

つまり、いままでの学習方法で難解だった部分は、実は生の英語を
学習していなかったがゆえの難しさだったのかも!

〉TIMEという雑誌は、それでいてとても格調高い英語で書かれていると
言われています。残念ながら今の僕には、ほんとに格調高いのかどうか
を判断するすべも能力もないですが、新聞よりももうひとつ突っ込んだ
記事が書いてあることはわかります。うわべだけでなく、真実を書こう
とする姿勢があるように思われます。

すくなくとも写真の少なかった、50年くらい前のTIMEはとてつも
なく格調があって、今ぼくが読んだら読めるかもしれないけれど、
20年前のぼくにはとても読めなかった。いまのTIMEはかなり
読みやすくなっていると思います。

とはいえ、ジャーナリズムの一つの頂点であることはいまも
変わらないのではないかな? (ほかの頂点として思いつくのは
CNN、BBC、The Times、CBSの60 Minutes 2(これは昔しか見て
いませんが、すばらしい番組だった)

〉TIMEでは、その週の最も注目すべき記事を″COVER STORY″と読んで、
〉多いときには20ページ以上も総ページが60ページ強くらいなので
〉その3分の1以上をそのテーマに割いて、強力な分析記事を書いたりします
〉が、新聞の紹介程度の記事であきたらない方には、なかなか面白いと思います。またこのカバーストーリーについて、大体一ヶ月後くらいかな...にTIMEの一番前あたり″LETTERS"のコーナーに各国の読者からよせられた
〉生の意見をそのカバーストーリーについてを中心に載せています。
〉ここには、ほんといろんな意見が載っていて、僕なんかも"ブッシュ大統領"が、一般にアメリカ国民の間ではどのような印象で捉えられているかということを、ここの記事ではじめて知りましたし、イラク問題については、ほんとに様々な意見があり、自分自身深く考えさせられたりしています。

いまはまたTIMEやNewsweekなどを購読するチャンスですね。
イラク問題に興味があれば、毎週毎週アメリカ政府の発表とはちがう
ことを報道してくれます。まもなく大統領選も佳境(?)にはいること
だし、数百万語読んできた人たちはぜひTIMEやNewsweekなどを
本屋さんでのぞいてみてください。

〉また、タドキストにとっては、うれしい記事もたくさんあるのです。
〉たとえば、MOVIEのコーナーが、最近とくに増えてきていますが、
〉1月頃には、指輪の映画の記事が2ページくらい割いて載ってたし、
〉4月12日号にRELIGIONで"Why Did Jesus Die?"
〉という記事があったのですが、そこにC.S.Lewisの"ナルニア
国物語"のことが載っていて、次のように書かれています。

〉C.S.Lews,the Christian thinker and author of Narnia series,left,was not a doctrinaire exemplarist, but the lion Aslan, who stood in for
〉Christ, was clealy a figure to be emulated.
〉(左にナルニアの本の写真 米版合本の本です。)

〉なるほど、アスランが、そういわれてみれば、そういう役割を果たして
〉いるような気もします。

〉など、カバーストーリーが、少々難しければCULTUREのコーナー特に、
〉先ほどのMOVIEのカテゴリーの記事は面白いのが多いし、BOOKSのコーナー
〉これは毎週はないようですが、で今度読見たい本を見つけたりもできる
〉し、TIMEだからといって、政治経済のおかたいものばかりではなく、
〉けっこうくだけた内容の記事もあります、例えば、1月19日号の
〉カバーは、"How your LOVE LIFE KEEPS YOU HEALTHY" ちょっと
〉昔のTIMEでは特集しなっかた内容かな...?みたいなのもあります。

Culture関係の記事はむずかしいと思うけどなあ・・・
Yoshiさん、たいしたもんだ! 芸術関係はとくに文章が凝って
いるんです。

〉また、ちょっと気になっていたが、よくわからなかったことが、急に
〉わかったりもします。
〉英字新聞で、"MARTHA STEWART"という女性の写真をみて、きれいな
〉中年女性だなーってくらいで記事を見ていたのですが、どうやら株のインサイダー取引で、裁判になってるらしいことしか書いていなくて、しかし、
〉インサイダー取引なら過去アメリカでは結構問題になっていても、
〉これほど大きくは取り上げられてはいなっかたように思うし、なんで
〉またこんなにも大きな問題になっているんだろうと思っていたら、
〉TIMEに5ページにわたり取り上げられ、詳細に彼女の盛衰の歴史が
〉記載され、なぜここまでの大問題に発展するのかが、分析されていました。
〉この人、アメリカのカリスマ主婦だったのですねー。全然しらなかった。

〉すいません、いつもの調子でなにを書いているのかわからなくなってきました。

〉とにかくTIMEは、タドキストにとっては、高嶺の花なんかじゃありません!!
〉皆さん、TIMEを読んで、街に出ましょう。
〉きっとかっこいいですよ!!
〉TIMEが読めるなんて、すごいって知ってる人なら思うはずだから!!
〉でも読めるんだな、これが!! って言ってやりましょう。

まったくです!

Yoshiさんのこの投稿がきっかけで「英文雑誌の広場」ができることを
切に望んでおります!!!!!!
Yoshiさん、ありがと!!!!!!

〉まだまだ書きたい事はいっぱいありますが、今日はこの辺で失礼します。
〉ではでは、HAPPY READING!!
〉ではなくて、今日はTIMEだけに HAPPY TIME!!
〉なんてね...!!

うまい!! 秋男さん、座布団やっとくれ!


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.