絵本報告 その18

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11921. 絵本報告 その18

お名前: アトム http://www1.tmtv.ne.jp/~soh/
投稿日: 2004/5/13(23:31)

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こんにちは。アトムです。
前回の報告から日にちがあいていませんが、ピーターラビットのコンプリ本が手元にあるうちに報告したくて。
すみません。

まずは、単品の残りをご紹介。
関係ありませんが白状しますと、私、ピーターラビットを読んだのは今回が初めてなんです。

■Beatrix Potter作

□The Tale of The Pie and The Patty-Pan レベル4 総語数730語 ★★★
(邦題:パイがふたつあったおはなし)
Peter Rabbitシリーズ17。犬のDuchessが猫のRibbyにお茶に招かれたときのおはなし。
Ribbyの作るねずみパイを食べたくないDuchessの考えた策とは?
Duchessが後ろ足で立っている様子がすごくリアルでかわいいです。

□The Tale of Ginger and Pickles レベル4 総語数1,110語 ★★★
(邦題:ジンジャーとピクルズやのおはなし)
Peter Rabbitシリーズ18。なんか理不尽なおはなしです。
GingerとPicklesはお店を切り盛りしているネコとイヌ。
今までの登場動物(人形も)多数出演です。それを見るのが楽しかったです。
ちなみにThe Tale of Mrs. Tiggy-Winkleにも知った名前がたくさんでてきます。
それにしても売掛金の回収ができないんだよねー。払うようなメンバーじゃないけどね(笑)。
時々白黒の絵が混じります。

□The Tale of Little Pig Robinson レベル5 総語数9,700語 ★★★ 
(邦題:こぶたのロビンソンのおはなし)
Peter Rabbitシリーズ19。これはもはや絵本を超越しています。絵の数に比べて字が多すぎます(笑)。
この総語数を、あのちっちゃい本によく収めたものです。レベルは4より絶対難しいと思います。
ところでこれはこぶた君の冒険物語なのですが、なんだか腑に落ちないのです。
この物語の世界観に慣れないと、居心地が悪いです。
人間と同じように物の売り買いをしているブタに基本的人権はないのか?と。
これだけじゃ、なんのことかわからないですね。読んでみてください。

※しかしですね、一度目読んだ限りではピグリン・ブランドのお話よりわかって読めました。

□The Story of A Fierce Bad Rabbit レベル1 総語数140語 ★★★★
(邦題:こわいわるいうさぎのおはなし)
Peter Rabbitシリーズ20。ここにきて急に易しくなってびっくり。
これと次のモペットちゃんのおはなしは、小さい子を対象に描かれたようです。
悪いウサギのしっぽとひげがなくなったお話。フルカラー。

□The Story of Miss Moppet レベル1 総語数220語 ★★★★★
(邦題:モペットちゃんのおはなし)
Peter Rabbitシリーズ21。子猫がねずみにからかわれたお話。猫がかわいい。フルカラー。

□Appley Dapply's Nursery Rhymes レベル2 総語数240語 ★★★★
(邦題:アプリイ・ダプリイのわらべうた)
Peter Rabbitシリーズ22。オールカラー。Rhymesというだけあって、リズミカル。語数も少なくて読みやすい。

□Cecily Parsley's Nursery Rhymes レベル2 総語数230語 ★★★
(邦題:セシリ・パセリのわらべうた)
Peter Rabbitシリーズ23。オールカラー。Rhymesというだけあって、リズミカル。語数も少なくて読みやすい。
あら、上と同じコメントだわ。なぜこっちの星の数が少ないのかしら。

実物が手元にあるので紹介文に熱が入っているような気がする(笑)。
さて、これです。

□ The Complete Tales of Beatrix Potter レベル4 総語数42400語 ★★★★★
(邦題:ピーターラビット全おはなし集)
The 23 Original Peter Rabbit Books The Original and Authorized Editionなんだそうです。
ちなみにISBN0723236186です。発行順に収録されています。本文だけなら約39000語、解説で約3400語です。
片っ端から借りる身としては厚かろうと薄かろうと最終的には借りるのですが(重い重—いコンダラ)、
この本が図書館の本棚に並んでいたのを見たときは、正直「またこの難解なシリーズを読むのか(溜息)」でした。
でも、一度目は順番関係無しにばらばらに読んでしまったので、順序良く読んでみたくて借りました。

いやね、これを読んで本当によかったと思います。
まず、版が大きくて読みやすい。
あの小さいサイズで読むよりお話がよくわかるような気がしました。(2度目だから、っていう話もあるけれど)
語数の多い“The Tale of Little Pig Robinson”
     “The Tale of Mr. Tod” 
     “The Tale of Pigling Bland”も読みやす……かった気がします。
(ピグリン・ブランドのお話を読むときは緊張しました 笑)
それと作品一つ一つに解説がついています。
こちらの方はまあ、あまりよく読んでいないのですが、参考になりました。

発行順です。(この本の目次ともいう)
後ろにくっついているのは発行年です。それぞれのお話の表紙に書いてあったのを拾いました。

1. The Tale of Peter Rabbit(1902年)
2. The Tale of Squirrel Nutkin(1903年)
3. The Tailor of Gloucester(1903年)
4. The Tale of Benjamin Bunny(1904年)
5. The Tale of Two Bad Mice(1904年)
6. The Tale of Mrs. Tiggy-Winkle(1905年)
7. The Tale of The Pie and The Patty-Pan(1905年)
8. The Tale of Mr. Jeremy Fisher(1906年)
9. The Story of A Fierce Bad Rabbit(1906年)
10. The Story of Miss Moppet(1906年)
11. The Tale of Tom Kitten(1907年)
12. The Tale of Jemima Puddle-Duck(1908年)
13. The Tale of Samuel Whiskers or The Roly-Poly Pudding(1908年)
14. The Tale of The Flopsy Bunnies(1909年)
15. The Tale of Ginger and Pickles(1909年)
16. The Tale of Mrs. Tittlemouse(1910年)
17. The Tale of Timmy Tiptoes(1911年)
18. The Tale of Mr. Tod(1912年)
19. The Tale of Pigling Bland(1913年)
20. Appley Dapply's Nursery Rhymes(1917年)
21. The Tale of Johnny Town-Mouse(1918年)
22. Cecily Parsley's Nursery Rhymes(1922年)
23. The Tale of Little Pig Robinson(1930年)

余計なお世話ですが、おまけです。

・ ピーターラビット関係(ウサギ関係)だけ読みたい方は
1、4、14、18をどうぞ。9もウサギですが、ピーター君たちとは関係ないようです。

・ かわいいネコちゃんを見たい方は
7、10、11、13をどうぞ。15もネコですが、Tom Kittenたちとは系統が違うようです。

ピーターラビットに描かれた場所って実在するんですね。
このコンプリ本を読んでポターさんのファンになりました。
単品で読んだだけだったら好きにならなかったと思います。
(今までの教訓を生かして、一度に読まずに少しずつ読んだのがよかったのかもしれない)

名残惜しいですが、これにてピーターラビットはおしまいっ。  デデン。

では次に一度は聞いたことがあるのではないかという名作を5冊。

□The Story of Little Babaji / Fred Marcellino絵 レベル2 総語数1,000語 ★★★★★
(邦題:トラのバターのパンケーキ ババジくんのおはなし)
いわゆる懐かしいチビくろ○ンボです。Helen Bannerman作。
絵がとても柔らかくて素敵。トラの表情がとってもいい。

□The Mitten / Jan Brett作 レベル2 ★★★★★
自分の知っている絵や筋と少し違いましたけど、あのウクライナの民話「てぶくろ」です。
絵がすごくいいです。
メインの絵の脇にあるサブ絵で、同時に別の物語が進行しているようで面白かったです。最後の絵がよかったです。
このお話、よく考えるとあり得ないお話ですよねー。あ、絵本にリアリティを求めてはいけないですね。
ところで、この本の総語数はいくつなんでしょう。私のところに残っていないんです。
書評にあるものとは違う本みたいなのですが。

□Cinderella / Marcia Brown(訳・絵) レベル4 総語数2,300語 ★★
シンデレラです。ディズニーシンデレラしか知らなかったですけれど、こういう絵もあるんだー、と思いました。
それにしてもシンデレラは人がよすぎます。
なぜ★★なんだろう?本が臭かったからかな。

□The Hundred and One Dalmatians (PYR level3) レベル1 総語数850語 ★★★★
いわゆる101匹わんちゃんですね。
絵がかわいいです。って私の感想に書いてあったのですが、
これって、ディズニーの絵でしたっけ?違ったような気がするのですが…。

□Once in a Wood - Ten Tales from Aesop / Eve Rice レベル2 総語数2,000語 ★★★
イソップ物語です。絵は白黒でした。
イソップ物語って教訓話なんでしょうけれど、これを読んだときはまだ若くって
(年齢じゃなくって多読暦ってことですよ、もちろん)よくわかりませんでした。
教訓話もこれじゃ泣くぜー。

ずいぶん長くなってしまいました。
自分がこんなにピーターラビットに力を入れるとは思いもよりませんでした。
後の5冊はおまけみたいになってしまいましたね。

ではでは、また1ヵ月後くらいにその19を。
まだぜんぜん紹介しきらないのにもうすぐ20回なんだ……唖然呆然自然天然 (後ろ二つ意味なし)


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