Re: 奇書「BONSAI」ご紹介

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11831. Re: 奇書「BONSAI」ご紹介

お名前: カイ
投稿日: 2004/4/30(21:10)

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バナナさん はじめまして カイです。

〉 
〉■まあ一言で言うと「盆栽のハウツー本」です。
〉 
〉出版社はDKですから、カラー写真が多く、読みやすい(見やすい?)
〉です。字より写真のスペースが多いくらい。
〉(上のURLのページ左側にある「Look Inside」をクリックすると
〉 何ページか見ることができます)
〉盆栽の用語は特殊なのでしょうが、写真が多いため、
〉分からない単語は推測可能あるいは読み飛ばし可能で
〉とても読みやすい本です。
〉 

うわぁ。めちゃくちゃ心惹かれます。
あまりにも面白そうで出てきてしまいました。

〉 
〉■どこが奇書なのか?
〉 
〉いや、読んでぶったまげたのは、「Bonsai」とはこんなことを
〉やるのか!」ということです。「盆栽」と言われて浮かぶイメージは

〉・おじいさん
〉・葉っぱの剪定
〉・地道な水やり
〉・縁側での一服

〉とまあこんなイメージだったのですが、これがまさにひっくり返され
〉ました。

私もそんな感じです。
こう、はさみでパチパチするイメージ。

〉1.Bonsai Style(盆栽の木の形)
〉・これがまたいろいろ細分化されています。
〉・でかつ驚くような形があります。
〉・たとえば、
〉 Cascade Style
〉  これは、硬い木がぐにゃっと曲がって、
〉  鉢から生えています。幹は始めは斜め上に、次に水平に、
〉  次には下向きになり、ついに幹の先は、鉢の底より下の
〉  位置に来ています。

英語にするとそれだけですごい...なぜ?
ダイナミックですねぇ。

〉2.Mame Pot(豆鉢?)
〉・Mame Potといわれる鉢のサイズは、12mm−40mmです。
〉・ミリですよ、ミリ!つまり直径1.2センチの鉢があるんです!
〉・ということは、それに植えられる木があるということ!
〉・頭がクラクラします。

すごい。奥が深い!見たい!

〉3.切ってむしって...
〉・先のURLのLookInsideでP36−37の絵を
〉 見てください。
〉・左が買ってきたばかりのもじゃもじゃの木。
〉・それが、切ってむしってという作業をやると
〉 右側のような「りっぱな」盆栽に早変わり!
〉・「なんと、強引な...」(絶句!)

むしる...?

〉4.秘技「Wiring」(ワイヤで縛る)
〉・じつはその次のP38−39に衝撃の図があります。
〉・なんと、木が金属のワイヤでぐるぐる巻きにされているんです。
〉・巻いて、強引に形を変えて、何ヶ月かおいて置いて
〉 そうやって、望みの形にするんだそうです。
〉・これを英語で「train」するというんだそうです。
〉 ウウー、怖い。「train」って怖いんですねー。

うーん 怖いかも...

〉5.ワイヤ応用編
〉・よく岩に根がくっついて生えている盆栽があるじゃないですか。
〉・あれも実はワイヤが活躍していたんです。
〉・さらにワイヤを岩にくっつけるために接着剤も使っているようです。
〉・おおー、「Bonsai」とはこんな世界だったんですね。

はさみでパチパチじゃなかった...
接着剤!!!そんな!!!

〉6.これはもう、バイオ・テクノロジーだ!秘技「Air Layer」
〉・もうこれはすごすぎで、言葉で表現できません。
〉・こんなことができるんですねー。

〉■ああ、この驚きはとても文章では伝えられません。
〉 筆力のなさを身にしみて感じます。
〉 価格は、紀伊国屋で 900円弱でした。
〉 本屋で見つけたら、ぜひ見てみてください。

ぜひ探します。

〉では

〉#この本は、今まで290万語で読んだ中でも
〉 奇書ベスト1です。
〉 「鼻行類」と同じくらいの衝撃でした。

すみません。これも気になります。
鼻が進化した動物?鼻で歩く???気になる〜!!!

〉#なんだか危ない世界にいざなわれてしまったような気がしています。

しっかり誘われました...
気になる〜〜〜
紹介ありがとうございます♪


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